幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「絶対役立つ臨床心理学 カウンセラーを目指さないあなたにも」藤田哲也監修 "自分のための心理学”

2017-03-19 10:01:58 | 本の紹介
・パーソナリティを5つの特性で表す
1)外向性
2)神経症傾向(情緒安定性)
3)勤勉性(誠実性、統制性)
4)協調性(調和性)
5)開放性(経験への開放性) 創造的で想像的、風変りと紙一重

・臨床現場ではセラピストの4割以上が複数の心理療法を折衷して実践していると言われている。

・ロジャーズの治療的な人格変化の必要十分条件
1)二人の心が心理的に接触
2)クライエントは、不一致の状態にあり、傷つきやすいか、不安定な状態にあること
3)セラピストは、二人の関係の中で一致し、統合されている状態にあること
4)セラピストは、クライエントの内的照合惑を共感的に理解するという体験をしており、この経験をクライエントに伝えるように努めていること
5)クライエントは、セラピストの無条件の肯定的な配慮(眼差し)と共感的な理解を、最低限、知覚していること

・フォーカシング・ショートフォーム(ジェンドリン)
1)クリアリング・ア・スペース;気がかりなことや、からだの感じに気づき、イメージを使って机の上に並べるなどして、それを見渡します。
2)フェルトセンス;取り上げたいものを選び、フェルトセンスとして感じてみます。
3)ハンドル表現;感じているフェルトセンスに会いそうな表現(名前)を探してみる。言葉に限らず、イメージや動作なども。
4)ハンドル表現を響かせる;ハンドル表現がしっくりくるかどうか、フェルトセンスに確かめる。
5)問いかける;「これ(ハンドル表現)は、何を自分に伝えているのだろう?」といった問いかけを用い、意味が創造されるのを待つ。
6)受け取る;創造された意味を大切に受け取る。

・ライフストーリー;人生や生活についての物語(事実がどのように語られるかの体験に重きが置かれる傾向がある)
・ライフヒストリー;人生や生活についての歴史(事実)

・「無知の姿勢」 をセラピストに求める(クライエントとの協同的な対話時)
クライエントこそが自身の問題を解消させるための専門性を有していると考える。
セラピストの仕事は、好奇心に導かれながら、クライエントに教えを請い、クライエントとの間で新たなストーリーが生成されるよう、自由に会話が交わされる空間をしつらえることになる。

・ストレスホルモン;
アドレナリン;血圧や心拍数、呼吸数を増加させる。
コルチゾール;蓄えられているブドウ糖の供給を促す。

感想
心理学やカウンセリングは知識として知っておくことも必要ですが、自分の気持ちを知る、自分の気持ちをコントロールするのに必要だと思います。

心理学やカウンセリングを教えている人で、自分の気持ちをコントロールできていない人を時々見ます。
そういう人の口から出る心理学やカウンセリングの言葉は重みを感じません。
ロゴセラピーでは、まずはロゴセラピー的に自分が生きないと、ロゴセラピーを人に伝えないと考えます。
心理学やカウンセリングはセルフカウンセリングとして活用したいです。