幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「私たちは戦争を許さない 安保法制の憲法違反を訴える」安保法制違憲訴訟の会編 ”戦争を避けるために今すべきこと”

2018-01-21 12:50:00 | 本の紹介
本の目次;
1.安保法制 いま何が起きているのか
2.戦争体験と平和への祈り
3.脅かされる平和と市民生活
4.私たちは訴え続ける

感想
市民、ジャーナリスト、元自衛官、弁護士、憲法学者、戦争体験者、被爆者など様々な方が寄稿されています。

安倍首相は「国を守るため、国民を守るために安保法制、集団自衛権が必要」とのことです。

日本は第二次世界大戦で多くの犠牲者をだしました。インパール作戦(死者3万人)やノモハン事件(死者6千人)では軍部の無謀な計画で多くの兵士が無駄死にをしてしまいました。多くは病気と餓死でした。
亡くなって逝かれた方の無念な気持ちを思うと二度と繰り返してはいけないと思います。インパール作戦やノモハン事件を立案、実行判断をした人々は責任も問われずに、戦後も生き続けました。
結局、支配者は安全なところで生きながらえ、下っ端は地獄の苦しみを味わいながら死んでいくのでしょう。
戦後、一部の責任者は責任を感じて自害切腹しました。それをせずに生き恥を曝した責任者も多くいました。そして一部は処刑を免れました。

生き残るためには支配者側に入るのが一番安全なのかもしれません。
支配者を選んでいるのは国民なので、その支配者によって死んでいくのは仕方がないとの意見もあります。ただ、戦争賛成者が生き残り、戦争反対者が亡くなって逝くのではないかと思うこともあります。
秘密保護法で国民に真実を知らされないようにしました。
戦争中の報道/出版規制と同じように、真実が出ないように、国民が真実を知らないようにしようとしているのではないかと思ってしまいます。

伯父はガダルカナル島の戦いで戦死しました。
義父はシベリアに抑留されましたが帰還しました。
義父は政府の言うことは信じられないと言っていました。

戦争体験者、被爆者が高齢になり亡くなって逝っています。
戦争の悲惨さを訴える人が少なくなってきています。
戦争を二度と起こさないためにどうするか。

滋賀県選出の元自民党の代議士が、戦争に行かないのは非国民のような発言をしました。
その代議士はお金の詐欺で自民党を出ました。
前回の総選挙では立候補しても当選しないと思い立候補しませんでした。

戦争は国際紛争の解決にはならないのですが・・・。