https://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/sanspo-sum1801290006.html(サンケイスポーツ)
日本相撲協会の貴乃花親方(45)=元横綱=が28日、幕を閉じた初場所期間中に民放テレビ番組へ録画出演していたことがわかった。協会は本場所期間中の親方、力士の動画出演を認めていない。協会へ提出している年寄、力士の誓約書の項目にも明記されている。協会広報部へ申請があった場合、趣旨によっては認められるケースもあるが、今回は申請も出ていなかった。2月2日に実施される協会の理事候補選挙などに影響を及ぼす可能性も浮上する。
貴乃花親方が出演したのは「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ系、午後6時〜)。この日、千秋楽が終わった直後に「笑顔の貴乃花親方…独白 バンキシャに語った5分13秒」と銘打たれて放送された。
番組では2月2日に実施される協会の理事候補選挙などについて問われた貴乃花親方が、17日と26日に開いた貴乃花一門による一門会での人選などについて語っている。
関係者によると、撮影は本場所中に行われた。協会では全協会員を対象に、本場所中の番組出演などへの「動画撮影」を原則禁止している。限られた取組や取材が長期間継続されているドキュメンタリー番組などで協会広報部に申請があった場合には、許可されるケースもある。だが、今回は申請もなされていなかった。
協会広報部によると、番組側から放映される約1時間前に連絡が入り、担当者は「映像の使用を認めない」と返答していた。
肖像権やNHK大相撲中継期間の権利なども絡み、親方や力士が協会に提出している「誓約書」にも動画出演の条項が明記されている。取材を受けた貴乃花親方の行為は、こうした規則に抵触する可能性がある。さらに、テレビ出演の経験豊富な同親方だけに、規則を認知していながら行動していたとすれば、より重大な失策となりそうだ。
貴乃花親方は、元横綱日馬富士による傷害事件で、事件の報告を怠り、調査にも非協力的だったことの責任を問われて協会初となる理事解任、役員待遇委員への2階級降格となった。理事候補選挙への立候補は可能とされているが、同選挙への影響も懸念される。
★「真相報道バンキシャ!」での貴乃花親方の発言
理事候補選などについて問われ、終始笑顔で対応した。今月中に東京都内で2度の一門会を開き、無所属の親方を含め最大で11人が参加したことについては「いつも月に1度くらい集まっているので。特別なにかというのはない」と説明。2月2日投開票の理事候補選で自身の出馬は「決まっていない」と明言を避け、「古き良きものを残して、新しい扉をファンのみなさんから開いていただく、骨格をつくってもらえる一翼になれればと一門で話している」などと述べた。
感想;
唐の名君 太宗の言葉「貞観政要のリーダー学」 守屋 洋著
近ごろ、朝廷で政務を決裁するとき、法令違反に気づくことがある。この程度のことは小事だとして、あえて見逃しているのであろうが、およそ天下の大事はすべてこのような小事に起因しているのである。小事だからといって捨ておけば、大事が起こったときには、もはや手のつけようががない。国家が傾くのも、すべてこれが原因である。隋の煬帝は暴虐の限りを尽くしたあげく、匹犬の手にかかって殺されたが、それを聞いても嘆き悲しんだ者はいなかったという。
どうかそちたちは、わたしに煬帝の二の舞いをさせないでほしい。わたしもまた、そちたちに忠なるが故に誅殺された関竜逢や晃錯の二の舞いはさせないつもりである。こうして君臣ともに終りをよくするなら、なんと素晴らしいことではないか。
貴乃花親方はなぜ、ルールを守られないのでしょう?
ルールを守りたくないなら、組織を出ることです。
相撲協会にはルールがあります。
親方がルールを守らず、それを放置していると、他の人もルールを守らなくなります。
また貴乃花親方がルール違反で注意を受けないと、もっと大きなルール違反をしても良いと本人も思ってしまうリスクもあるため、相撲協会の対応が求められています。
重大な事故はルール違反が必ずと言っていいほど、伴っています。
組織を預から人は、ルール違反に敏感になる必要があると思います。
また、上司がルール違反を指示しても、それに従わない勇気が求められています。
上司と同じ犯罪者(ルール違反)になってしまいます。
貴乃花親方には、言ってくれる人がいないのでしょうか?
それとも謙虚に聴く耳を持たれていないのでしょうか?
日本相撲協会の貴乃花親方(45)=元横綱=が28日、幕を閉じた初場所期間中に民放テレビ番組へ録画出演していたことがわかった。協会は本場所期間中の親方、力士の動画出演を認めていない。協会へ提出している年寄、力士の誓約書の項目にも明記されている。協会広報部へ申請があった場合、趣旨によっては認められるケースもあるが、今回は申請も出ていなかった。2月2日に実施される協会の理事候補選挙などに影響を及ぼす可能性も浮上する。
貴乃花親方が出演したのは「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ系、午後6時〜)。この日、千秋楽が終わった直後に「笑顔の貴乃花親方…独白 バンキシャに語った5分13秒」と銘打たれて放送された。
番組では2月2日に実施される協会の理事候補選挙などについて問われた貴乃花親方が、17日と26日に開いた貴乃花一門による一門会での人選などについて語っている。
関係者によると、撮影は本場所中に行われた。協会では全協会員を対象に、本場所中の番組出演などへの「動画撮影」を原則禁止している。限られた取組や取材が長期間継続されているドキュメンタリー番組などで協会広報部に申請があった場合には、許可されるケースもある。だが、今回は申請もなされていなかった。
協会広報部によると、番組側から放映される約1時間前に連絡が入り、担当者は「映像の使用を認めない」と返答していた。
肖像権やNHK大相撲中継期間の権利なども絡み、親方や力士が協会に提出している「誓約書」にも動画出演の条項が明記されている。取材を受けた貴乃花親方の行為は、こうした規則に抵触する可能性がある。さらに、テレビ出演の経験豊富な同親方だけに、規則を認知していながら行動していたとすれば、より重大な失策となりそうだ。
貴乃花親方は、元横綱日馬富士による傷害事件で、事件の報告を怠り、調査にも非協力的だったことの責任を問われて協会初となる理事解任、役員待遇委員への2階級降格となった。理事候補選挙への立候補は可能とされているが、同選挙への影響も懸念される。
★「真相報道バンキシャ!」での貴乃花親方の発言
理事候補選などについて問われ、終始笑顔で対応した。今月中に東京都内で2度の一門会を開き、無所属の親方を含め最大で11人が参加したことについては「いつも月に1度くらい集まっているので。特別なにかというのはない」と説明。2月2日投開票の理事候補選で自身の出馬は「決まっていない」と明言を避け、「古き良きものを残して、新しい扉をファンのみなさんから開いていただく、骨格をつくってもらえる一翼になれればと一門で話している」などと述べた。
感想;
唐の名君 太宗の言葉「貞観政要のリーダー学」 守屋 洋著
近ごろ、朝廷で政務を決裁するとき、法令違反に気づくことがある。この程度のことは小事だとして、あえて見逃しているのであろうが、およそ天下の大事はすべてこのような小事に起因しているのである。小事だからといって捨ておけば、大事が起こったときには、もはや手のつけようががない。国家が傾くのも、すべてこれが原因である。隋の煬帝は暴虐の限りを尽くしたあげく、匹犬の手にかかって殺されたが、それを聞いても嘆き悲しんだ者はいなかったという。
どうかそちたちは、わたしに煬帝の二の舞いをさせないでほしい。わたしもまた、そちたちに忠なるが故に誅殺された関竜逢や晃錯の二の舞いはさせないつもりである。こうして君臣ともに終りをよくするなら、なんと素晴らしいことではないか。
貴乃花親方はなぜ、ルールを守られないのでしょう?
ルールを守りたくないなら、組織を出ることです。
相撲協会にはルールがあります。
親方がルールを守らず、それを放置していると、他の人もルールを守らなくなります。
また貴乃花親方がルール違反で注意を受けないと、もっと大きなルール違反をしても良いと本人も思ってしまうリスクもあるため、相撲協会の対応が求められています。
重大な事故はルール違反が必ずと言っていいほど、伴っています。
組織を預から人は、ルール違反に敏感になる必要があると思います。
また、上司がルール違反を指示しても、それに従わない勇気が求められています。
上司と同じ犯罪者(ルール違反)になってしまいます。
貴乃花親方には、言ってくれる人がいないのでしょうか?
それとも謙虚に聴く耳を持たれていないのでしょうか?