幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「どんなピンチも女を謳歌しながら乗り越えた 私やりたいことは決してあきらめない」池端美和著 ”熱意が周りを動かす!”

2018-03-05 08:32:08 | 本の紹介
借金28億円を抱えたシングルマザーの軌跡を起こす逆転マインド
・男性能だと「惨めな思いは嫌だ」「お金がないのはみっともない」「人に会いたくない」など、この惨めな生活を過去の自分の栄光と比べて、追いつめられた心境になり、堂々とできなくなる節があると思います。

・女性脳はそんな時、「惨めな思いから抜け出す」「お金を必死で稼ぐ」「どんどんと表に出てチャンスを探しに行く」のです。

・辛酸を舐めても、吹っ切る力が男の人より強い。順応力があるというか、割り切りが早いのです。二つ目の理由は、本気で前に進むことだけを信じて、そこに落ちいているチャンスを這いつくばってでも拾うくらいの気持ちがある。女性にはどん底から這い上がる底力がある。

・“ちょっと難しいかもしれない”“自分には無理かもしれない”と思うようなことに挑戦した時の方が、結果として大きな成長に繋がっていることが多かったのです。そしてもう一つ、大きく成長するタイミングがあります。それが出逢いです。たくさんの素敵なメンターやスポンサーとの出逢いがあって、私を育ててくださいました。

・「与え愛」に溢れる人たちは、利他を行動原則とした安心できる人たちです。こうした安全地帯の群れを作ることが経営者として大事な仕事なのです。そんな「与え愛」の群れの中で互いに切磋琢磨し成長を続けるのです。

・リーダーとしてやったことはチームの雰囲気を良くすることでした。そのためにしたのは次の3つだけです。
1)魔法の言葉の使い方
2)それぞれの特性を生かした巻き込み式のチーム作り
3)コミュニケーションを大切にしながらチームの成長を見守る

・デキない上司の取扱説明書
1)決断を避けるタイプ
2)言っている意味がわからないタイプ
3)考えが古くて偏屈なタイプ
4)広げた風呂敷をたためないタイプ

・幹事は喜んで引き受ける。

・私の「本当に幸せの極み」とは、人の喜びを感じることだったのです。
 これまでの人生の中で、進めば進むほど、“誰かのお役に立ちたい”“喜んでもらいたい”“人の笑顔が見たい”という思いが、私の進化の糧になっていたのです。そして誰かが喜んでくれることが私の「幸せの極み」だったのでした。

感想
”女の一念(執念?)岩をも通す”の諺があったような?
強い思いを持って、何があっても進んで行き、多くの人に頭を下げることに逃げずにお願いしていくと、周りに助けてくれる人が現れてくるのでしょう。

多くの幸せや成功の本にある秘訣は、
・相手の幸せ(利益)を考えること
・与えること
に尽きるようです。
それが自分の幸せであり、自分に得るものが帰ってくるようです。




裁量労働制を違法適用、社員が過労死 野村不動産 ”制度は使う側の気持ちで変わる?”

2018-03-05 08:22:55 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry/ 3/4(日) 朝日新聞社

 裁量労働制を全社的に違法に適用し、昨年末に厚生労働省東京労働局から特別指導を受けた不動産大手、野村不動産(東京)の50代の男性社員が過労自殺し、労災を認定されていたことがわかった。男性は裁量労働制を違法適用された社員の一人だった。東京労働局は遺族からの労災申請をきっかけに同社の労働実態の調査を始め、異例の特別指導をしていた。

 労災認定は昨年12月26日付。同労働局は、同じ日に特別指導を公表していた。

 安倍晋三首相や加藤勝信厚労相は今国会の答弁で、同社への特別指導を裁量労働制の違法適用を取り締まった具体例として取り上げたが、特別指導は過労自殺の労災申請が端緒だった。

 安倍政権は、裁量労働制の対象拡大を働き方改革関連法案から削除し、来年以降に提出を先送りすることを決めたが、今の制度でも過労死を招く乱用を防げていない実態が露呈した。改めて対象拡大への反発が強まりそうだ。

 関係者によると、男性は転勤者の留守宅を一定期間賃貸するリロケーションの業務を担当する社員だった。東京本社に勤務し、入居者の募集や契約・解約、個人客や仲介業者への対応などにあたり、契約トラブルへの対応で顧客や仲介業者からの呼び出しに追われていた。2015年秋ごろから長時間労働が続き、頻繁に休日出勤もしていた。体調を崩して16年春に休職。復職したが、同9月に自殺した。その後、17年春に遺族が労災申請した。

感想
野村不動産は大手企業です。
企業が違法で裁量労働制を適用拡大させていました。
安倍首相が進めたい裁量労働制が実施されると、野村不動産は違法でなくなるのです。
このようなケースがあると、他の企業に抑止力が働きますが、裁量労働制が実施後は、多くの企業が残業代抑制のために導入されるでしょう。

この男性は苦情対応などもあり、多い時は180時間の残業だったそうです。
私も120時間残業した経験がありますが、土日も少し出ていました。
日本には会社の飲み会もあり、それは残業には含まれていませんので、実際の会社の拘束力は大きいと思います。

”新しい働き方”したいなら、日中仕事以外で出かけたら、その時間は勤務時間から外す、時間はフリータイムにしてトータル労働時間を管理する、あるいは在宅業務を認めるなど、いくらでも新しい働き方の制度は導入できます。
しかし、それでは残業時間が減らないので、看板を美辞麗句で飾り、残業時間を減らしたのだと思います。
”美しい日本”を掲げておられました。
今日本は、年金では暮らしていけなくなる。
若い人の非正規労働が1/3にもなっている。
引きこもりが70万人(多くは男性で女性は統計数字に上がってきていない)。
借金が800万円/1人。
この問題は先送りです。
”悲しき日本”がひたひとと近づいているように思えてなりません。
そして、戦争もできる国になろうとしています。
ゆでガエルにならないと良いのですが・・・。

会社が社員のことを優先しているか、利益を優先しているかで大きな差が出るのでしょう。
政権も国民のことを優先しているか、政権を握っている自分たちのことを考えているかの違いが大きいのでしょう。