幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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阿川佐和子さん「サワコの朝 白石加代子さん」 ”ステキな楽しい方”

2018-06-16 08:08:08 | 生き方/考え方
女優。「女王蜂」など、不気味で怖い役をたくさん演じてきた。怖いものが本当に嫌い。女優とは誤解を楽しむもの。

菊池寛賞を2014年一緒に受賞。「ひよっこ」ではおちゃめなおばあさん役を演じて好評。「八つ墓村」
怖い女優を演じた明るい素顔を。

芸歴50年で朝ドラ初めて。普段はあんな感じだけど。主人公の住むアパートの大家さん。どんどん“おちゃめな役”になって行った。

1曲目は美空ひばりさん「越後獅子の唄」。
女優の始まりは早稲田小劇場。劇団が東京から新潟に拠点を移した。大変だった劇団員時代に歌った。
「芸がまずいと叱られて」の箇所は全員で声を出して歌った。それが実際だった。

小さいころから演劇に憧れていた。麻布小学校に通っていた。その小学校は児童劇団を呼んで見せてくれていた。父は逓信省に努めていた。父を結核で亡くしたのが5歳。生まれる前の弟と母を支えないといけないと思った。母は頼りない人だった。母は着物を売ったりした。

高校を卒業して、区役所に勤めた。でも演劇への夢は消えなかった。テープレコーダーに吹き込んで聞いたり、路上で踊ったりしていた。区役所勤めをしながら女優に憧れていた。鈴木忠志が演出家にいた。公務員を辞めて劇団員になった。厳しい指導をする人だった。演出家は計算ずくで怒っていた。「役所に戻れ」はずっと言われたが、それが何ですか?

「舌切り雀」のおばあさん役を与えられた。その演技が注目された。
父からふ卵器で孵ったひよこを渡された記憶があった。すずめを愛おしく思う気持ちと、雀を恨む気持ちを混ぜて、舌を切った雀を放して、笑った。周りを驚かした“不思議な笑い”だった。

「悪魔のてまり唄」など。朗読劇「百物語」がライフワーク。最初は朗読劇を引き受けるのは戸惑いがあった。「サワコさんの演技はよかった」。自意識があるがそれが捨てられなかった。陸王のサワコさんは自意識の捨て方が素晴らしかった。「私だってきれいにみられたい」との気持ちはある。この話はこれで終わって、何の話していたっけ? 朗読劇は躊躇した話。
岩波ホールに「朗読劇」をやるので借りに行ったら、ここは映画のためのホール。白石さんだから貸しますが、安い値段でやらないで欲しいと言われた。

「百物語」シリーズを全国ツアーしている。
阿川佐和子さんの本「ウメ子」を朗読してくれた。なんかイキイキした。ウメ子が白石佳代子さんみたいだった。

2曲目は、母が残した家が修善寺にある。渋滞になると主人が眠くなる。そうしたら、主人から「何か歌って」と言われる。なので、主人にも歌わせる。岡晴夫「あこがれのハワイ航路」が眠気防止に効果がある。出航の唄は眠気防止によい。

映像に挑戦しようとの気持ちはあるけど依頼がない。使い方がわからないのではないか。なんでもやるんだけど。怖いおばさんはもうやめとこ。十分やったので。笑

感想
とても楽しい、可愛い方でした。
やりたいことがあればその気持ちを持ち続ける。
そしてその時が来たと思ったら、今あるものを捨てて飛び込んでいく。
保証がなくても、信じてかけてみる。
そこでは必死に努力していく。

大切なことを教えていただいたように思いました。