幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「人的資源管理入門」D.クイン・ミルズ著 ”人を生かすには”

2018-08-05 13:52:38 | 本の紹介
・人的資源管理とは
1)チーム編成と育成;雇用、研修、人材育成、昇格、異動、解雇
2)チームへのインセンティブ;賞罰、報酬、昇格
3)公正な待遇;従業員の権利、法律・規制の順守
4)ワーク・ライフ・バランス;健康、ストレス軽減、仕事と家庭

・インドで起こった大災害(1948年にボパールにある工場で猛毒ガスが漏れ、4,000人前後が死亡、50万人以上が重症を負った事件)
 後に、薬品会社各社がとって行動は、格好の例である。
工場からガスが漏れる可能性を最低限に抑えるために、ある企業は従業員に次から次へと指示を出した。これをチェックしろ、あれを実施しろ、この用紙に記入しろ、などなどである。社員たちは書類手続きの多さに文句を言い始め、マネージャーは我慢して対応してほしいと頼まなければならなかった。その時点で経営陣は、上から指示を出すことは、正しい方法ではないかもしれないと気づいた。
⇒指示を受け、書類を書き込むのではなく、環境の変化とそれによってマネージャーやスタッフには何が求められるのかに関するセミナーに出席させることだった。彼らは、新しい環境でどのように行動すべきかを学び、話し合う機会を与えられた。

・スキャロン・プラン
 コスト削減分を分配する制度である。利益分配制ではなく、生産性向上による利益の分配とも異なるタイプのものである。スキャロン・プランでは通常の製造関連の業務において、過去の実績からある作業に関して来たいコスト水準を算定する。もし従業員が作業をそれより低いコストに抑えることができたら、すでに合意した計算式に従って節約分を企業と分配する。

感想
人が考えて行動できるようにする。
出来事は現場で起きています。
その時の対応が結果を大きく左右します。

小学生が熱射病で亡くなりました。
 ・校長が猛暑の中外での活動に注意と歯止めができなかったか
 ・子どもが疲れたと言った時の対応
 ・養護教諭が疲れた子どもを見た時の対応
結果論で難しいですが、その時に最悪のケースを考えて行動していれば防げたかもしれません。
その時、何が優先すべきことか。
授業を進めることよりも、児童の健康管理がどんな場合においても優先すべきことでした。

この猛暑で熱中症でこの一週間で熱中症の症状で搬送された人が2万2647人にのぼり、その内、65人が亡くなっているそうです。
先ずは、自分が無理をしないことなのでしょう。