https://www.msn.com/ja-jp/news/national/世耕経産相、日産人事「政府が口を出すべきではない」-仏との相違浮き彫りに/ar-BBQ8ijC?ocid=spartandhp 株式会社 産経デジタル 2018/11/27
世耕弘成経済産業相は27日の閣議後の記者会見で、日産自動車によるカルロス・ゴーン容疑者(64)の会長解任を受けた今後の人事について「われわれは株主でもない。ガバナンス(企業統治)を含め政府が口を出すべきではない」と述べた。ルノーの株主であるフランスのルメール経済・財務相はルノーと日産の企業連合のトップは、ルノー出身者が望ましいとの考えを示しており、両政府の立場の違いが鮮明となった。
ルメール氏は25日、仏ニュース専門テレビBFMとのインタビューで、ルノー、日産、三菱自動車の3社連合の出資比率などについて「現状通りが望ましい。日本側とも合意している」などと主張。これに対し、世耕氏は「私が日産のガバナンスについて、他国と何か約束することはない」と反論した。世耕氏とルメール氏は22日にフランスで、ゴーン容疑者の逮捕を受けて会談していた。
感想;
異文化コミュニケーションの問題があったのではないでしょうか?
相手が言ったことに、同意できないならきちんとそのことを伝える必要があります。
そうしないと、同意していると思われます。
ひょっとしたら、フランスのルメール経済・財務相は世耕弘成経済産業相に「ルノーと日産の企業連合のトップは、ルノー出身者が望ましい」との考えを伝えたとき、世耕弘成経済産業相は何も言われなかったのではないでしょうか?
なので、世耕弘成経済産業相は「約束していない」との考え、一方ルメール経済・財務相は世耕弘成経済産業相が反論されなかったので、当然同意されていたと受け取られたのでしょう。
これはどちらが正しいの問題ではなく、異文化コミュニケーションでは、そう思わないなら、はっきりと”違う”と言うべきなのでしょう。
そうしないと誤解を生むだけです。何のための会談だったのかと問われます。
世耕弘成経済産業相は27日の閣議後の記者会見で、日産自動車によるカルロス・ゴーン容疑者(64)の会長解任を受けた今後の人事について「われわれは株主でもない。ガバナンス(企業統治)を含め政府が口を出すべきではない」と述べた。ルノーの株主であるフランスのルメール経済・財務相はルノーと日産の企業連合のトップは、ルノー出身者が望ましいとの考えを示しており、両政府の立場の違いが鮮明となった。
ルメール氏は25日、仏ニュース専門テレビBFMとのインタビューで、ルノー、日産、三菱自動車の3社連合の出資比率などについて「現状通りが望ましい。日本側とも合意している」などと主張。これに対し、世耕氏は「私が日産のガバナンスについて、他国と何か約束することはない」と反論した。世耕氏とルメール氏は22日にフランスで、ゴーン容疑者の逮捕を受けて会談していた。
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異文化コミュニケーションの問題があったのではないでしょうか?
相手が言ったことに、同意できないならきちんとそのことを伝える必要があります。
そうしないと、同意していると思われます。
ひょっとしたら、フランスのルメール経済・財務相は世耕弘成経済産業相に「ルノーと日産の企業連合のトップは、ルノー出身者が望ましい」との考えを伝えたとき、世耕弘成経済産業相は何も言われなかったのではないでしょうか?
なので、世耕弘成経済産業相は「約束していない」との考え、一方ルメール経済・財務相は世耕弘成経済産業相が反論されなかったので、当然同意されていたと受け取られたのでしょう。
これはどちらが正しいの問題ではなく、異文化コミュニケーションでは、そう思わないなら、はっきりと”違う”と言うべきなのでしょう。
そうしないと誤解を生むだけです。何のための会談だったのかと問われます。