https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000038-it_nlab-soci 11/5(月) ねとらば
タレントの熊田曜子さんが11月4日、娘3人と墨田区にある「東向島児童館分館」を訪れた際、「整理券1枚につき、保護者1名・お子さま2名まで入室可能」という同館のルールにより施設を利用できなかったとブログで明かし、ネット上では「そら衰退するわ…こんな国…」「1人で3人見ないといけない大変さもわかるが、児童館側もHPにも明記しとる」と物議を醸しています。施設の運用ルールについて墨田区を取材しました。
話題となっているのは「3人育児」というタイトルで更新された熊田さんのブログ。3人の娘のママである熊田さんはこの日、雨が降っていたため公園遊びを諦めて墨田区の東向島児童館分館へ向かいました。しかし、施設利用直前にスタッフから「お子さんは3人ですか?大人1名につき、子供2名までなのでは入れません(原文ママ)」と入室を断られたとのこと。
これについて運用ルールを知らなかった熊田さんは「私が4ヶ月の赤ちゃんをずっと抱っこ紐で抱っこをしていているので、抱っこしながら上の子達をみるのはどうですか?」と代案を提案したものの、やはり「ダメです」と伝えられたと明かし、「まさか、そんな決まりがあったなんて。完全に私のミスです。やってしまった。娘達よごめんなさい」「まさか児童館に入れなくなるとは思ってもみませんでした。これからは初めての児童館に行く時も事前に大人1人で子供3人連れでもOKかどうか確認するべきですね」と心境をつづりました。
なぜ入室制限が必要なのか、墨田区に聞いてみた
ねとらぼ編集部が確認したところ、東向島児童館分館の公式サイトには確かに「整理券1枚につき、保護者1人・お子さま2人まで入室可能」などの利用ルールが明記されています。一方で練馬区など都内いくつかの行政を取材してみましたが、児童館の利用について人数制限を設けている地域は見当たりませんでした。
なぜ東向島児童館分館では大人1人につき子ども2人までの制限を設けているのか、同館を管轄する墨田区子育て政策課を取材しました。
――熊田さんのブログをきっかけに物議を醸している東向島児童館分館の運用ルールですが、利用人数を制限を行っているのはなぜでしょうか。
子育て政策課:今朝からいくつか問い合わせをいただいており、ご意見については把握しています。現在児童館にも職員を派遣して事実確認中ですが、利用人数の制限については安全面への配慮で行っております。お部屋の規模から考えても総数の管理をすることは必要であると考えております。
――大人1人に対して子ども2人までとしているのはなぜでしょうか。
子育て政策課:例えば「乳幼児」といっても、ハイハイができる子から、走れる子までいますし、保護者の方がお子さんを見られる人数は2人が限界ではないかと考えております。
――熊田さんからは赤ちゃんを抱っこしながら残る2人の子どもを見るという提案もあったようですが。
子育て政策課:お部屋の中には乳幼児がマットの上で転がれるような設備もありますので、赤ちゃんであっても利用者1人としてカウントする形になります。施設利用においては、安全面が最優先されるため、一定の人数規制についてご理解をいただければと考えております。また運用ルールについては、今後も誤解なく理解していただけるよう努めてまいります。
東向島児童館分館は2018年10月8日に一般開放したばかりで人気の高い施設。今回は運用ルールが周知されていなかったことにより、残念な展開を迎えてしまったようですが、乳幼児親子を対象とする「すくすくルーム」、主に小学生の児童を対象とする「わくわくルーム」、子育て関連の情報等を発信する「情報ラウンジ」などが用意されているので、うまく活用できれば地域にとってとても便利な施設となりそうです。
感想;
同館を管轄する墨田区子育て政策課は、”安全”を第一優先にされ、”子育て支援”を二番手にされているのでしょう。
自分達の組織が何のためにあるのか、そのためにどうしたらよいかの視点が欠け、自分たちの責任を問われないを優先されているのでしょう。
一方で練馬区など都内いくつかの行政を取材してみましたが、児童館の利用について人数制限を設けている地域は見当たりませんでした。
他の区でできて、墨田区ではできないのは、自分たちの工夫不足、能力不足、その前にできるだけ子育て支援をしようとの気持ちが弱いのでしょうね。
杉田水脈議員が「生産性のない人は・・・」と言っても、何んのお咎めも処分もない状況で、生産性を高めた人を支援しないのはおかしいのでは?
このケースこそ、杉田水脈議員が発言して、生産性支援のために、”怒り”の発言をして改善に取り組むぐらいの行動が欲しいものです。そうでないと、言うだけの、弱い者いじめだけです。
タレントの熊田曜子さんが11月4日、娘3人と墨田区にある「東向島児童館分館」を訪れた際、「整理券1枚につき、保護者1名・お子さま2名まで入室可能」という同館のルールにより施設を利用できなかったとブログで明かし、ネット上では「そら衰退するわ…こんな国…」「1人で3人見ないといけない大変さもわかるが、児童館側もHPにも明記しとる」と物議を醸しています。施設の運用ルールについて墨田区を取材しました。
話題となっているのは「3人育児」というタイトルで更新された熊田さんのブログ。3人の娘のママである熊田さんはこの日、雨が降っていたため公園遊びを諦めて墨田区の東向島児童館分館へ向かいました。しかし、施設利用直前にスタッフから「お子さんは3人ですか?大人1名につき、子供2名までなのでは入れません(原文ママ)」と入室を断られたとのこと。
これについて運用ルールを知らなかった熊田さんは「私が4ヶ月の赤ちゃんをずっと抱っこ紐で抱っこをしていているので、抱っこしながら上の子達をみるのはどうですか?」と代案を提案したものの、やはり「ダメです」と伝えられたと明かし、「まさか、そんな決まりがあったなんて。完全に私のミスです。やってしまった。娘達よごめんなさい」「まさか児童館に入れなくなるとは思ってもみませんでした。これからは初めての児童館に行く時も事前に大人1人で子供3人連れでもOKかどうか確認するべきですね」と心境をつづりました。
なぜ入室制限が必要なのか、墨田区に聞いてみた
ねとらぼ編集部が確認したところ、東向島児童館分館の公式サイトには確かに「整理券1枚につき、保護者1人・お子さま2人まで入室可能」などの利用ルールが明記されています。一方で練馬区など都内いくつかの行政を取材してみましたが、児童館の利用について人数制限を設けている地域は見当たりませんでした。
なぜ東向島児童館分館では大人1人につき子ども2人までの制限を設けているのか、同館を管轄する墨田区子育て政策課を取材しました。
――熊田さんのブログをきっかけに物議を醸している東向島児童館分館の運用ルールですが、利用人数を制限を行っているのはなぜでしょうか。
子育て政策課:今朝からいくつか問い合わせをいただいており、ご意見については把握しています。現在児童館にも職員を派遣して事実確認中ですが、利用人数の制限については安全面への配慮で行っております。お部屋の規模から考えても総数の管理をすることは必要であると考えております。
――大人1人に対して子ども2人までとしているのはなぜでしょうか。
子育て政策課:例えば「乳幼児」といっても、ハイハイができる子から、走れる子までいますし、保護者の方がお子さんを見られる人数は2人が限界ではないかと考えております。
――熊田さんからは赤ちゃんを抱っこしながら残る2人の子どもを見るという提案もあったようですが。
子育て政策課:お部屋の中には乳幼児がマットの上で転がれるような設備もありますので、赤ちゃんであっても利用者1人としてカウントする形になります。施設利用においては、安全面が最優先されるため、一定の人数規制についてご理解をいただければと考えております。また運用ルールについては、今後も誤解なく理解していただけるよう努めてまいります。
東向島児童館分館は2018年10月8日に一般開放したばかりで人気の高い施設。今回は運用ルールが周知されていなかったことにより、残念な展開を迎えてしまったようですが、乳幼児親子を対象とする「すくすくルーム」、主に小学生の児童を対象とする「わくわくルーム」、子育て関連の情報等を発信する「情報ラウンジ」などが用意されているので、うまく活用できれば地域にとってとても便利な施設となりそうです。
感想;
同館を管轄する墨田区子育て政策課は、”安全”を第一優先にされ、”子育て支援”を二番手にされているのでしょう。
自分達の組織が何のためにあるのか、そのためにどうしたらよいかの視点が欠け、自分たちの責任を問われないを優先されているのでしょう。
一方で練馬区など都内いくつかの行政を取材してみましたが、児童館の利用について人数制限を設けている地域は見当たりませんでした。
他の区でできて、墨田区ではできないのは、自分たちの工夫不足、能力不足、その前にできるだけ子育て支援をしようとの気持ちが弱いのでしょうね。
杉田水脈議員が「生産性のない人は・・・」と言っても、何んのお咎めも処分もない状況で、生産性を高めた人を支援しないのはおかしいのでは?
このケースこそ、杉田水脈議員が発言して、生産性支援のために、”怒り”の発言をして改善に取り組むぐらいの行動が欲しいものです。そうでないと、言うだけの、弱い者いじめだけです。