幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「グズをなおせば人生はうまくいく」斉藤茂太著 ”周りの目を気にし過ぎずに、天の目で行動すればよいと開き直る!”

2018-11-07 09:40:33 | 本の紹介
・決断力の有無が、グズな人とそうでない人との分かれ道

・私が診察を通して感じるのは、悩みを訴える人の多くが内向的な性格の持ち主であることだ。

・“悩み多き人”であることは、決して悪いことではない。ものごとを深く考え、自分自身を反省したり、他人との関係を改善したりする”起爆剤“となるからだ。苦悩を乗り越えることで、人としての成長も促されるだろう。

・「世の中に失敗しない人はいないし、少しくらいみっともないことをしても、他人は自分が気にするほど関心を示さないものだ。誰も自分に完璧さを求めていない」と心得よう。

・緊張や不安を和らげる秘訣は準備を怠らないことである。

・引っ込み思案で口数の少ない人には、大きく分けて二つのタイプ。
1)かつて両親や親しい人から「話し下手だ」とか、「何をやってもダメな子だ」といったことを言われつづけ、それが悪い暗示となって自分はダメな人間だと思い込んでしまった人。
2)過去に人前で話し、大失敗した経験がある人だ。こういう人は、苦い思いがある種トラウマのようになって、注意されても委縮するばかり。なかなか自信を取り戻せないし、しゃべり方を矯正することもできない。

・STRESS解消法
 S スポーツ
 T トラベル
 R レクリエーション
 E イーティング
 SS スリープとスマイル

・資格取得の覚悟 黒澤眞次さん
1)明確な目標を持つ
2)失敗を悔やまない
3)他人の幸福に役立つことを誇りとする
4)つねに成長を望む
5)可能性を信じる
6)どうしたらできるかを考える
7)時間の概念を持つ
8)使命感を持つ
9)自分に投資する
10)自信と誇りを持つ

・ヤーキンズ・ドットソンの法則
 テスト不安が高い人はむずかしい問題だと、「解けるだろうか」と不安になり、軽度のパニックに陥って十分に力を発揮できない。簡単な問題だと、落ち着いて適度の緊張感をもって取り組むことができる。
テスト不安が低い人だと簡単な問題だと、緊張感をなくして、ややいい加減にに取り組む。むずかしい問題だと、「むずかしそうでやりがいがあるな」と意欲的になる。

・失敗するたびに成功に近づいている
 ホンダの創業者・本田宗一郎
 「私の現在が成功というのなら、それは過去の失敗が土台づくりをしてくれたものだ・仕事はみんな、失敗の連続である。私のやったことの99%は失敗だった」
 エジソン
 「失敗するたびに成功に一歩一歩近づいていると思っていた」

・次の三つ以上思い当たるなら優柔不断 心理学者齋藤勇氏(立正大学教授)
 ・自信がないように見える
 ・提出物は催促されない出さない
 ・決断を迫ると黙り込んでしまう
 ・ものごとは人まかせだ
 ・失敗をいつも恐れている

・チャンスは「輝いている人」に集まる
 目標をもって行動しているので、チャンスに敏感だからだ。

・仕事を短時間で仕上げるポイント
 ・疲労を感じたら思い切って休憩をとる
 ・やる気がおきないときは、簡単なできる仕事を”実行“する
 ・優先順位に従って一つの仕事が完了したら次
 ・能率よく仕事が進められるのは午前中の二時間の時間帯
 ・自分でタイムリミットを設ける

・サントリー二代目社長 佐治敬三氏
 「猛烈に働いてもいいが、猛烈に遊ぶということができないといけない。これからの会社は仕事が多様化してくるから、今日までは経理の仕事をやっていても、明日になってハンバーガーの店をやれと言われるかもしれない。そんなとき『はい』と言えるだけの弾力性がないといけない。そのためには遊びというか、余裕が大切なのです」

・「ひきこもり」もグズの一つ

・相手を好きになれば、相手も自分を好きになってくれるものだ。
 どう伝えるか。笑顔しかない。コツは、会った瞬間に、相手の目をまっすぐ見て、ニコッと微笑むこと。

・グズは人ほどマイナスの先入観を持ちやすい

・「アラ探し」をせず、いい面を見てつきあう

・相手との共通点を探す

・なぜか好かれる人に共通する、こんな行動
 ・自分の常識を人に押しつけない
 ・聞き上手である
 ・話し上手である。
 ・ジョークがうまい
 ・よく笑う
 ・フォローが行き届いている
 ・そこそこの距離を置く 二匹のヤマアラシの距離「ヤマアラシ・ジレンマ」
・出会いを求めて積極的に外に出よう!

感想
”グズ”というか、なかなかできないことや躊躇することは、「周りがどう思うだろうか?」と考えてしまうことが多いように思います。
そういうときは、1日~1週間置いて、それでも同じ考えなら行うようにしています。
あるいは、誰かに意見をもらうようにしています。

メールは、その場で返信するようにして、少し時間がかかるものは、受け取ったと返信するか、返信を”下書き”として保存するようにしています。その”下書き”を時々チェックしています。

メールの返信が遅い人、返信がない人に限って、「直ぐに返信ください」と平気でお願いされる人が多いです。
”エンビジョン” 相手がどう思うかの想像力が弱いのだと思います。
メールの内容も、「これを受けとったらどう思われるかな?」と自分に問いかけるだけでも、メールの内容がわかりやすく、適切になるように思います。

周りの目を気にすることよりも、自分の目を気にすることなのでしょう。

アドラー心理学的に言えば、”グズ”なのではなく、それをしたくないから自分を”グズ”と言ってそのせいにしてやらないことになります。

ロゴセラピー的には、それを行う意味をしっかり理解していない、持っていないからやろうとしないになります。