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籠池被告「国民納得していない」 6日に大阪地裁で初公判 ”私のことを詐欺師と言った首相こそ詐欺師だ!”

2019-03-03 04:00:44 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190302-00000096-kyodonews-soci kyodo
3/2(土)

 国や大阪府、大阪市の補助金をだまし取ったなどとして詐欺と詐欺未遂の罪で起訴された学校法人「森友学園」前理事長籠池泰典被告(66)と妻諄子被告(62)が、6日から大阪地裁で始まる公判を前に共同通信のインタビューに応じた。国有地売却を巡る一連の問題について、泰典被告は「国民は納得していない。くすぶり続けているものに火が付くのが、今回の裁判になる」と持論を繰り広げた。

 「持っていたもの全てがなくなった。私たちだけでなく、たくさんの人の人生が変わった。自殺した方もいた」。2017年2月の問題発覚から2年余り。両被告は大阪地検特捜部に逮捕されたが、背任容疑や有印公文書等偽造容疑などで告発された財務省元理財局長の佐川宣寿氏や近畿財務局職員ら38人は昨年5月に不起訴処分とされた。

 約10カ月間に及んだ勾留について、泰典被告は「殺人を犯しているとか政治犯なら別だが、300日も入れられる案件だったのか。国策捜査による逮捕、留置だ」と主張。「財務省の役人に対する処罰は皆無に近く、この問題で安倍晋三首相らが何も被害を受けなかったことは不条理だ。権力を持った人間が民間人を抹殺しようとするのはおかしい」と批判した。
 厚生労働省の毎月勤労統計不正問題にも触れ「(疑惑が)出てきては消し、出てきては消し、完全には消火できずにくすぶり続けている。関与していないと国民にうそを言い、多数決でことを決する。私のことを詐欺師と言った首相こそ詐欺師だ」と語気を強めた。

 安倍昭恵首相夫人から100万円の寄付金を受け取ったとする国会の証人喚問の証言を、首相夫妻は否定。泰典被告は「何が本当なのか(自分と夫人の)2人を国会に呼んで戦わせたらいい。発言の偽証罪には問われていない」と話した。

 6日の初公判で両被告は無罪を主張する方針。諄子被告は「ひらめくまま答えるだけ」と述べ、泰典被告は「国家社会、教育のために言っておきたいことがたくさんある」と意気込んだ。

感想
籠池氏の怒りがわかるようです。
首相夫人の名前を出したら、財務省が”出血大サービス”をしてくれた。
なのに300日も拘留された。
理不尽な思いが大きいのでしょう。

政権に反旗を翻すと、国家権力をかさに厳しく問い詰められ、政権の意向にそうと佐川氏のように出世や加計学園のように特別に認可されるのでしょう。


「ある華族の昭和史」酒井美意子著 ”時代の変遷の波に!”

2019-03-03 00:17:07 | 本の紹介
著者は加賀百万石の城主で、侯爵陸軍大将前田利為氏の長女で、元伯爵家・酒井忠元氏と結婚しました。その彼女が皇族や華族とのお付き合いから、明治維新後、戦中戦後を綴った記録です。
庶民も大きな出来事を経験しましたが、華族もその荒波に飲みこまれたようです。
彼女は、いち早く始めたクラブが予想外にあたっていたので、それを乗り越えられたようです。
天皇が后を元華族から選ばずに平民から求められたことも大きな変革だったようです。元華族からはそれに対する反発などもあり、あらためて大変だったなと想像しました。
本より:
「この人生という舞台の最後の幕がおりるまで、私は勉強と仕事を愛し、継続させていくことであろう。そして、限りある持ち時間を自分好みに演出し、演技して生きることを愛し続けるであろう。更に人びとをほどほどに愛していくであろう」

感想
ある本に、政府の高官の息子は、海軍より陸軍に入ったと。
中には海軍に入った人もいたようですが。
何故陸軍に入ったか?
陸軍だと、高官の息子は前線から離れた安全な場所にいることができたからです。
海軍は船に乗っているので、船は沈むとどこにいようが生命に影響しました。

高官は安全なところにいて、戦争参戦を決め、無謀な作戦(インパール作戦、ノモハン事件など)を立案、実施しました。しかし、自分たちには生命のリスクはありませんでした。もちろん、無謀な作戦のために多くの兵士が戦死、病死、飢餓で亡くなりました。
高官の息子たちもより安全な立場にいることができました。

華族は皇族や華族の中で婚姻関係を結ばれたようです。
大きな時代の波はその華族にも大きな影響を及ぼしたようです。

平等を狙った共産主義も、共産党員が越権階級になりました。
共産党員になることがエリートの証でした。

どんな仕組みでもやはり権力を握る層と、そうでない層があるようです。
一票一票がそれだけ大きな意味を持つのでしょう。
越権階級が自分たちの利益を得るために政治を活用することをどうチェックするかが問われているのかもしれません。