まだ少しは良識が、福岡県警のトップには残っていたのか、それとも勝てないと思ったのか。どちらにせよ、税金使って弱い者いじめを続けなくて良かったです。
次はぜひ福岡県の行政処分の免許書取り消しを戻していただきたい。
福岡県知事は服部誠太郎氏が弱い者いじめを続けるかどうかです。
それとも名前の誠を身につけて行動されるかが問われています。
交通事故を巡る刑事裁判で無罪判決が確定したのに、なぜ運転免許の取り消し処分は変わらないのか。福岡市の会社員女性(45)が県に処分の無効確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は26日、1審に続き、女性の訴えを認め、「処分は無効」と判断した。事故を境に人生を狂わされ、不条理を訴えてきた女性は「県は上告しないで」と願う。
「事故から7年近く苦しみ続けてきた。もうこれ以上、負担を強いないでと心底思う」。女性は判決前にそう訴え、福岡高裁の法廷に入った。高瀬順久裁判長が「(県の)控訴を棄却する」と判決主文を読み上げると、女性は代理人を見て、うなずいた。閉廷すると、法廷を出て「良かった」とガッツポーズを見せた。
2017年2月14日深夜、福岡市早良区野芥(のけ)の国道263号で女性が運送の仕事で運転していた軽トラックと、当時18歳だった少年が運転する原付きバイクが衝突する事故が起きた。軽トラックが走っていたのは2車線のうち、右側の車線。女性は「バイクが急に車線変更して飛び出してきた」と訴えたが、福岡県警の捜査員らには聞き入れてもらえなかった。
納得できなかった女性は、自ら目撃者を探すために現場に戻った。すると、近くの居酒屋の男性店主が「事故の直前に人が乗ったバイクが歩道寄りに止まっているのを見た」と証言してくれた。女性の訴えを裏付けるものだった。だが、この目撃証言にも捜査員は聞く耳を持たなかった。誰も信じてくれなかった。
結局、女性は、同じ車線の前方を走行していたバイクに追突したとして、県公安委員会から17年12月に運転免許を取り消され、18年5月に自動車運転処罰法違反(過失致傷)で在宅起訴された。
公判で「鍵」となったのは女性が探し出した目撃証言だった。福岡地裁は20年5月、この証言などを基に「バイクが急加速して車線変更してきた可能性があり、女性の過失を認めるには疑いが残る」として無罪を言い渡した。福岡地検は控訴せずに判決は確定した。
これで免許は戻ってくると思っていた。でも、県公安委は自ら処分を取り消すことはなかった。そのため、女性は県を相手取り、処分の無効確認を求める訴訟を福岡地裁に起こさざるをえなかった。
県側は訴訟で「刑事処分と行政処分は全く別のもので、それぞれ独立している。刑事裁判の判決で認定された事故態様も不合理な点が多い」と請求棄却を求めた。これに対して福岡地裁は23年3月の判決で、刑事裁判で認定された事故態様を追認し、「処分の前提とされた事実関係は認められず、処分要件の根幹に内容上の過誤がある」として、処分は無効と判断した。なのに、県側は判決を不服として控訴し、さらに争う道を選んだ。 事故から控訴審の判決まで約6年半。この間に、約25万円の月収を得ていた運送の仕事を失い、長男と次男と暮らしていた市営住宅の部屋も家賃の滞納がかさんで退去した。生活に窮し、長男を一時、知人に預けるなど家族が離ればなれになる状況も強いられた。 県側が最高裁に上告すれば、運転免許が取り戻せる日はまた遠くなる。女性は訴える。「上告しないで、免許取り消し処分は『間違いだった』と認めて」【志村一也】
感想;
警察は権力者のために存在しているのでしょうか?
木原元副長官の妻の夫殺害疑惑は、警察内部でもおかしいと思い、再調査しはじめたら上から停止命令がありました。
そして命令した人は出世しました。
山口敬之氏の逮捕状が出てたのに停止させた中村格刑事部長は警察庁長官に出世したのと同じです。
一方、弱い人には税金使って何をしているのでしょう?
もっと国民が怒らないと、「
警察は 弱者をくじき 強者を助く
となっています。
税金を無駄遣いしないでいただきたい。