子どもを自宅や車などに放置する行為を「虐待」として禁止しようと、埼玉県虐待禁止条例の改正案を提出していた自民党県議団は、開会中の9月定例会での成立を断念した。10日に正式決定する。改正案には県民などから「子どもだけの登下校まで禁じるのはおかしい」などと批判が相次ぎ、理解を得られない中で成立させるのは困難と判断した。
放置や置き去りによる悲惨な事案が各地で起きたことを受けて、県議会最大会派の自民は来春施行を目指す改正案を今月4日に提出。委員会は通過し、13日には本会議で採決の予定だったが、関係者によると、自民は議長に撤回を要請する方針だ。
改正案は罰則規定はないものの、保護者や保育園職員などに対し、小学3年までの子どもの放置や置き去りを禁じる内容。虐待を受けた児童の発見時などの通報を県民の義務とした。
ただ、自民は委員会で禁止事項として、〈1〉短時間でも子どもに留守番をさせる〈2〉子どもだけで登下校させたり、公園で遊ばせたりする――といった内容が想定されると説明。これらは改正案には明記されていないが、他の会派などから「多くの家庭が条例違反になりかねない」「子どもの預け先がない親を追い詰める」などと批判が相次いだ。さいたま市PTA協議会なども改正反対のオンライン署名活動を始めていた。
感想;
埼玉自民党は、「バカな人ばかり!」と思ってしまいました。
埼玉県民としても恥ずかしいです。
「他にやることがないのか」と言いたいです。
そんな自民党に投票している人も恥ずかしいです。
記者会見で「説明不足」を取り下げ理由に挙げていますが、説明不足ではなく、元々が内容がおかしかったのです。
それに気づいていないようです。
「ご理解いただけない」から取り下げたと。
おかしな条例が理解できるわけないでしょう。
それがまだわかっていないのです。
それより、今の虐待を減らすことに取り組んでいただきたい。
ちなみに記者会見で説明した田村たくみ議員(県議会議長)は、購入額約2000万円に及ぶセンチュリーは同議員が議長に就任する前に県が前例に倣って調達したものだそうです。
税金を無駄に使うなと言いたいです。