幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

『「能力」の生きづらさをほぐす』勅使川原真衣著 ”能力は人と人との関係性とその場所の環境に大きく左右される!

2023-10-26 18:58:00 | 本の紹介
もくじ
 1.謙遜は容易に卑下に変わる
 2.人生がぐらついた時に自信なんて持てるんだろうか
 3.人はすでにあるものの中に自分を位置付けて生きる

 著者が乳がんの発見が遅く、既に10か所ほど転移しています。今がんと闘っています。子どもたちが大きくなった時には、多分生きていないだろうとのことで、子どもたちに遺すために、15年後の息子(23歳)と娘と対話することで、著者がコンサルを行って来た知識と経験を元に子どもたちへのメッセージになっている。
 著者は1982年生まれ。
 2022年12月25日発行

・落ちこむ前に、紐解こう。母さんよく言ったよね? 「困ったときこそ幽体離脱」って、なにが起きているんだろう。

・『教育は何を評価してきたのか』本田由紀著

・「能力」に基づく社会的地位や社会資源の分配、職歴や収入といったものは、公平な社会の仕組みの産物のようでいて、実際は「生まれ」による影響が強いことがすでに明らかになっている。

・『大衆教育社会のゆくえ』刈谷剛彦著
 平等と信じられた日本の教育が、かえって、生まれの格差を是正しようという気持ちになりにくい仕組みを作り上げている。つまり、「機会の平等」を重視したことが、「結果の不平等」を放置することにもつながったわけ。これじゃあ「うまく行かない人は、能力や努力が足りない人」という主張に、社会が違和感を持つことができないよね。


・『暴走する能力主義』中村高康著

・人材開発業界が生んだ大ヒット商品『適性検査


 戦略、人材、ビジョン、組織体制、制度、スキル、組織風土(組織運営スタイル)


・ヘイグループ(人材開発系のコンサルティング会社最大手)のは、業績(成果)の約3割は、「組織風土」で説明できるとし、最も影響度が高いと言う。意外にも「人材」とは言わない。

・2013年 高野研一氏(ヘイグループの社長)
「優れたスポーツのチームは優れた風土を持つ。なでしこジャパンのゆおにオリンピックで勝つチームは、高い士気と一体感、柔軟性に溢れ、選手個々人が高い当事者意識を持っている。これは企業においても同じだ。・・・我々の調査によれば、こうした組織の風土と行政との間には、約3割の相関があることが分かっている。また、組織風土は業績に影響を及ぼす数多くの要因の中で、最も相関の高いものであることもわかっている」

・組織風土はあなたの「リーダーシップ」次第
 組織のトップ、チームの大将の佇まいによる!
 「こうした組織風土に重要な影響を及ぼすのがリーダーシップである。我々の調査によれば、組織の風土はリーダーが発揮するリーダーシップのスタイルによってほぼ決まってしまうことが分かっている。両者の間には5~7割の相関がある」

・「仕事で他界業績を出す人物を見極めるためには、知能テストや適性テストでは不十分である。『コンピテンシー』を見よ」

・「ピクチャー・ストリート・エクササイズ」
画面の中心で、白衣を着た女性が試験管を振っていて、それをメガネをかけた女性が見ている。そんな絵なんだけども、思うままに作文してみて。
何を見極めようとしているかをぼやかすのがこの検査のミソよ? 公開しちゃダメでしょ。ただヒントをしては、言動の癖というのかな、どういうことを喜びやすいかとか、もって言えば、なにに足元をすくわれやすいかまでわかるという・・・。

・「能力」のいかんにかかわらず、職場でうまくいかないことは誰しもある。そもそも「能力」なんてものは、人と人との関係性だから当然だよね。

・ある大手企業にミドル層の優秀な女性がいたんだけど、上司との相性の問題を、個人の能力の問題にされちゃったんだ。日々「仕事ができない」「能力が低い」と言われたそうな。次第に「本当に私ってダメなのかも?」と自信を失い、委縮しながら仕事をしていたらしい。すると、ある日突然、人事部からメールが来た。
「最近、あなたがやる気を失った状態にあると、部門長から報告がありました。メンタルヘルスに懸念があります。1週間の休暇を取得のうえ、提携メンタルクリニックの受診をお願いします」と。どう思う?
 うわぁ、突然の戦力外通告も、受信の勧めとなると、正当性を帯びたかのようだな。

・カウンセラーさんだって、配置転換や職務要件の改定まではまさかしないでしょう? 「僕、今つらいんです」って言っても、相手は職場の詳細を知り、実際の業務改善まで踏み込む職責も権限もない。まあ、うちひしがれているときに、「そうですよね、お気持ちわかります」って、寄り添ってもらえるだけでもうれしいけどそ。ただ、カウンセリングルームを出て戻るのは、職場という戦場。「どうしましたか?」と個人の内面ばかりケアしようとしても、根本解決とはいかない。
 ただ、あえて穿った視点で言うならば、商売としては、いいよね。一時的な受容を求めるメンタルヘルスケアの受容はなくならない。いい感じの依存状態すらつくり出せる。しかしながら、環境調整には決して踏み込まないから。自体が根本から好転することはなく、問題は繰り返し、存在し続ける。そして、また調子が悪くなっては頼り、職場に戻るもまたつらくなり・・・と終わりがないように思える。
 問題解決が家業なら、問題は問題のままのほうが儲かるってことね。「解かない」という巧妙な戦略にも見えてくる・・・。・・・
 そうだね。個人を「分析」したり、「教育」したりと、どこまでも内面を深堀するアプローチが図られている。

・占いの市場規模は国内だけで1兆円。侮れない。

・母さんが病気を通じて痛感したことの一つに、葛藤は死ぬまでなくならない、という気づきがあった。二人の言うとおり。曇天も雨天も、なかったら生きられない。悶々、ぐるぐる、フツフツ、めそめそは誰でもする。しかしながら性を全うすればそれでいいんだ。
 二人とも、間違っても葛藤の除去に盲進しないでよ。わかりましたか?
 はーい。

・『ネガティブ・ケイパビリティ-答えの出ない事態に耐える力』箒木蓮生著
ウイキペディアより
悩める現代人に最も必要と考えるのは「共感する」ことであり、この共感が成熟する過程で伴走し、容易に答えの出ない事態に耐えうる能力がネガティブ・ケイパビリティ
 
・「災禍の時代に早急な結論、過激な意見に飛びつかず、『急がず、焦らず、耐えていく』力=ネガティブ・ケイパビリティが必要です」

感想
 能力という言葉をよく使っていました。
能力があるないとか。
しかし、能力とは人と人との関係性で発揮できるもので、その状況で変わるということのようです。

 業績や結果は人材が一番大きいと思っていましたが、組織風土の方が一番の大きい寄与率というのも発見でした。

 目からうろこいうか、今までの視点を変えるもののように思いました。
能力がある人も、相性の悪い上司の下では能力のない人になってしまうということです。
 猫に小判、豚に真珠のことわざ、猫と豚が上司で、小判や真珠は優秀な部下と言えるのかもしれません。

給食の完食強要、さいたま市に慰謝料支払い命令 地裁「配慮欠く」 ”食事の量は個人差が大きい、配慮できない先生と校長と教育委員会”

2023-10-26 02:22:22 | 社会

 さいたま市の市立小学校の元女子児童が、担任教諭に給食の完食を強要されて精神的苦痛を受けたとして、市に慰謝料800万円の支払いなどを求めた訴訟で、さいたま地裁(関根規夫裁判長)は25日、児童側の訴えを一部認め、33万円の支払いを命じた。 

  判決によると、担任の男性教諭は2017年4~6月ごろ、母親から「かなり小食のため量を減らしてほしい」と伝えられていたにもかかわらず、女子児童が給食を残そうとすると「駄目だよ」と言って制止したり、配膳された給食を見て「これくらいは食べられるよね」と量を増やしたりした。  
 児童は給食を残していいか怖くて担任に聞くことができず、残飯を袋に入れて隠すようになった。そのことで別の児童から「汚い」「臭い」などと言われたこともあり、同年7月から一時不登校になったという。  

 判決は給食に関する文部科学省の指導の手引きに触れ、「小学校高学年からは残さず食べようとする心を育てることが目的とされ、担任教諭は、原告の全ての要望に常に応じる必要があるとまではいえない」と指摘した。  
 
 一方、母親から給食の量を減らしてほしいと伝えられていたにもかかわらず、児童が給食を残そうとしたのを制止した行為などは「事実上完食を強要するもの」と認め、「児童への配慮を欠き、人格権を侵害した」とした。  市教委の担当者は取材に対し、「判決文が届いておらず、コメントを差し控える」と話した。【成澤隼人】

感想
 文科省の指導の手引きがおかしいですね。
食事の量は個人差が大きいのですから。
配膳するときに、少なくすれば残さず食べれます。

 それとも文科省の手引きは、大きい子も小さい子も”同じ量を食べさせる”との意味でしょうか?

 裁判官、文科省の手引きの問題点も指摘していただきたかった。

裁判で争っているのですから、校長も教育委員会も、
「身体の大きさに関係なく、皆同じ量を無理やり食べさせることが教育であり、それが文科省の指導に合っている」
と本気で思っているとすると、他のところでもきっとおかしな指導があるでしょうね。
 子どもたちが気の毒です。おかしな指導を受けたらおかしな子どもに育ちそうです。

それにしても、さいたまはおかしな虐待防止条例を作ろうとしたりして、おかしな大人が重責を担っています。

 「私の責任」を連呼した自民党田村たくみ議員、責任をとっていないですね。
おかしな人を選んでいる埼玉県民がおかしいのかもしれません。

《有村架純似の色白美女と》山田太郎文部科学政務官が国会開幕前夜に「ラブホ不倫」  山田氏は「約5年前に出会い、自然と男女の仲になりました」 ”なぜ木原誠二氏は不倫してても辞任しなかったのか?”

2023-10-26 01:43:43 | 社会

 山田太郎文部科学政務官(56)が、国会開幕前夜に20代後半の女性とラブホテルに行くなど、不倫関係に陥っていたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。山田氏は事実関係を認め、「自然と男女の仲になった」などと回答した。   
 山田氏は2010年の参院選で「みんなの党」の比例候補として初出馬し、2012年に繰り上げ当選。2016年の参院選には「新党改革」の推薦候補として出馬し、落選したものの、約29万票を獲得した。2019年の参院選では自民党から出馬し、約54万票を得て2期目の当選。岸田政権の発足に伴い、2021年10月にデジタル大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任し、今年9月の内閣改造で文科政務官兼復興政務官に就任した。 
 「山田氏はこども家庭庁創設に動くなど、こども政策には熱心で関連の著書もあるほど。少子化対策に力を注ぐ岸田文雄首相もその手腕に期待し、重責を委ねた形です」(同前)  プライベートでは大学時代に知り合ったという妻と、社会人の娘がいる山田氏。だが、10月20日に開幕した臨時国会前夜に取っていた行動は――。  

 10月19日夜6時過ぎ、参院議員会館を後にした山田氏が自身の車で向かったのは、都内のラブホテル「P」だった。約3時間後、ホテルからまず現れたのは、色白で有村架純似の女性A子さん。彼女は手元のキーで山田氏の車のドアを開け、助手席に座った。数分後、ホテルから姿を見せた山田氏は車内で女性と合流。山田氏がハンドルを握り、夜10時頃、A子さんを彼女の自宅マンション近くで降ろしたのだった。 「20代後半のA子は聞き上手で優しい性格。山田氏からの誘いで、数年前から親密な関係になりました」(事情を知る関係者)  10月22日夜、A子さんは取材に対し、山田氏との肉体関係を認めた。

山田氏は電話で否定したものの、改めて書面で事実確認を求めると…

 一方、山田氏は同日夜、電話で次のように語った。 ―――10月19日の(臨時国会)召集日前日の夜、どこに? 「木曜日? 木曜日……。ちょっと待って下さい。木曜日……。ちょっと待って下さい……。ちょっとわからないんですけど」 ――「P」というラブホに3時間ほど居ませんでした? 「はぁ!」 ――ご記憶にありますか? 「いや、ないですけど」  以降も「ラブホテルに行ってない」などと繰り返した。   改めて書面で事実確認を求めたところ、10月24日夕方、電話での主張を翻し、以下のように回答した。 「(10月19日夜、A子さんとラブホテルに行き、自宅近くまで送り届けたことは)事実です。女性とは、知り合いの紹介で約5年前に出会い、以後、食事をする間柄になりました。食事をしたり様々な相談に乗ったりする関係を数年続けるうちに、自然と男女の仲になりましたが、頻度については月1回あるかないかくらいだと思います」  だが、山田氏とA子さんの関係は単なる「男女の仲」ではなかった――。  10月25日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および10月26日(木)発売の「週刊文春」では、“オタク族”議員と呼ばれる山田氏の人物像や、国会開幕前夜の山田氏の詳細な行動、2人の関係を巡るA子さんの“重大証言”、そして山田氏との20分に及ぶ一問一答などについて取り上げている。

感想



不倫したら、辞めざるを得ない人と辞めなくてよい人。
違いは、岸田首相が首にするかしないかのようです。
おかしいと思うのですが。

木原誠二氏は不倫しても子どもをもうけて、「少子化対策」に貢献したから良いのでしょうか?