2桁同士のかけ算は、一見すると難しそうに見えますが、実は非常に簡単な暗算のテクニックで解くことができます。
今回は、その暗算テクニックをご紹介します。
この方法をマスターすれば、計算をより早く、簡単に解くことが可能です。
問題
次の計算をしなさい。
54×11
この問題では、2桁の数に11を掛ける計算を行います。
このような計算は、特定の暗算テクニックを使うことで、簡単かつ迅速に解くことができます。
まずは答えを確認しましょう。
答えは「594」です!
解説
この問題の正しい答えは「594」です。
では、どのような解き方をすれば簡単に解けるのか、その手順を見ていきましょう。
2桁の数に11をかける場合の暗算テクニックは、以下の通りです。
【手順1】
それぞれの位の数を足す。
(54なので、5+4=9)
それぞれの位の数を足す。
(54なので、5+4=9)
【手順2】
手順1で計算した数を元の数の真ん中に入れる。
(5と4の間に9を入れて、594が答え)
手順1で計算した数を元の数の真ん中に入れる。
(5と4の間に9を入れて、594が答え)
この方法を使えば、2桁の数に11を掛ける計算も簡単に解くことができます。
手順1で足した数が2桁になる場合は、繰り上がりを考慮する必要がありますが、それ以外の場合はとても簡単です。
また、54×10=540なので、540に54をもう一つ足して594を求める方法も簡単ですね。
まとめ
2桁の数に11をかける暗算テクニックをご紹介しました。
日々の生活の中で、このような便利な計算方法を活用してみてください。
ぜひ、他の数字にも当てはめて練習してくださいね!
※解き方は複数ある場合がございます
文・監修:SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。
感想;
解説に下記が抜けています。
「手順1で足した数が2桁になる場合は、繰り上がりを考慮する必要があります。」
そうしないと下記では迷います。
84×11?
8+4=12
「手順1で計算した数を元の数の真ん中に入れる。」
8 1 2 4⇒8124?
手順1で計算した数を元の数の真ん中に入れる。
⇒
10以上の場合は百の桁に1をプラスするです。
そして間に足した一桁目を入れるが正しくなります。
8+1=9
924
それより
二つ目の説明
84×10+84×1=840+84=924
を行った方が勘違いや覚え間違いが少ないように思いますが、いかがでしょうか?