幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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能登半島地震、自衛隊への「誤った論評」に注意 他国の侵攻を防ぐ国防が任務、初動1000人の妥当性、ヘリから物資輸送  ”膏薬と言い訳はどこにも貼りつけられる”

2024-01-22 18:50:50 | 社会

桜林美佐氏緊急寄稿(下) 能登半島地震に関する「デマ」や「偽情報」が出回っている。注意も呼びかけられているが、嘘ならバレるのでまだマシで、タチが悪いのは、もっともらしく語られる「論評」だ。政権批判に利用したい意図があるのだろう。中には、「自衛隊が遅い」などと批判の相手を取り違えている人もいるようだ。 
 本当だろうか。私からすれば、「誤解が高まっている」ようにしか見えない。 自衛隊は国防の組織であり、他国の侵攻を防ぐことが第1の任務である。災害派遣の途中でも、万が一、有事が起れば被災地を離れなくてはならない。それなのに、自衛隊は「いつでも助けに来てくれる」スーパーマンのように思っている人が多すぎる。 災害対処の責任は、地元自治体にある。ただし、自治体職員も被災者となり、冷静な判断ができない状態に陥っている可能性がある。自衛隊が足らざる部分を補い、「要請を提案する」ことはあり得る。しかし、あくまで自治体機能が回復するまでの一時的措置でなければならない。 誤った論評の中で、「初動が遅い」というのは逆に驚かされる。 自衛隊では発災の約20分後に千歳基地のF15戦闘機が偵察のため離陸し、陸海空自衛隊の航空機が飛び、約1時間後には陸自の金沢14連隊が前進を開始している。29年前の阪神淡路大震災では、自治体からの要請が4時間後にしか出ず自衛隊派遣が遅くなった。現在は、要請を待たずに自主派遣できるよう自衛隊法が明確化された。 今回は元日という、ほとんどの隊員が休暇だったが動きは速かった。単身赴任の隊員には、久しぶりに家族と過ごす時間だった。大みそかまで勤務で、単身先から帰宅した瞬間の地震だった人もいる。「おかえりなさい」を言い終えることもできず、用意した料理を前に多くの家族は隊員たちを送り出したのだ。 初動1000人という人数も批判されている。 ただ、これまで早々に派遣規模を発表したため、その数に縛られて、人員を出したのに結果的にすることがなく、長い間、待機するしかなかったという前例が多々ある。今回の判断は妥当だろう。
 「戦力の逐次投入」という批判もあるが、道路が寸断されて近づくことができないのに、一気に隊員を入れてどうするのか。「展開地域や兵站は行ってから考えればいい」というのか。被災地に総監部などが所在した熊本地震と比べて状況は異なる。小規模の自衛隊しかない今回のケースでは、状況判明に応じて増やしていく方法が最善だ。
 「空から物資投下はできないのか」との批判も聞くが、可能な場所にはヘリから物資輸送は行われている。今回ほど航空力が投入されていることはないのだろう。ヘリの飛行可能時間、ギリギリのところで任務を行っている。そもそも、ヘリが下りられない場所に上から物を落とすのは、地上の人には大変危険だ。
 陸自第1空挺団の降下訓練始めを見てか、「被災地にパラシュートで降りるべきだ」などという声まで出たという。仮に、そこに降下した隊員はどうやって戻るのか、一人が運べる限定的物資を運んだ後は、被災者とともに支援を待つというのか。
「災害に見舞われても国の防衛は決して怠っていない」という姿を示すことが極めて重要であり、「今なら油断している」と思わせてはならない。被災地である日本海側は北朝鮮による拉致の現場でもある。災害時だからこそ、「二度と主権侵害を許さない」という高い防衛意識を持ってしかるべきだろう。 =おわり
■桜林美佐(さくらばやし・みさ) 防衛問題研究家。1970年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、防衛・安全保障問題を取材・執筆。著書・共著に『日本に自衛隊がいてよかった』(産経新聞出版)、『自衛官の心意気』(PHP研究所)、『危機迫る日本の防衛産業』(産経NF文庫)、『陸・海・空 究極のブリーフィング』(ワニブックス)など。

感想
 本当に、今回の対応が充分だと思われているなら、国防も心配です。
お正月に日本は攻められると、「隊員がお正月で休暇で少なかったから」と言い訳されるのでしょうか?

 近くに多くな駐屯地がなかったからと言っていますが、「能登半島から責められると防備が甘いですとPRされているのでしょうか?

 学校の校庭にヘリコプターは着陸出来ました。
能登空港もヘリコプター着陸できました。

もし十分ならヘリコプターは何機動いていたのでしょうか?
自衛隊の持っているヘリコプターの1/10の80機が動いていたならやっていたと思うのですが。

 自衛隊を待機させていた。
何を考えているのでしょうか。
学校に物資と一緒に運んで出来ることがあったのです。

 地域の複雑さを理由に挙げていますが、そこは日本の弱いところだということですね。そこにどんどん兵隊や兵器を送られたどうするのでしょう。

 TVでヘリコプター見なかったです。

「ヒューマンエラー」小松原明哲著 "COCOM、KABモデル"

2024-01-22 11:28:44 | 本の紹介
・小さな違反を見逃すな
 法律を破るような故意の違反は、犯意による犯罪になります。例えば、飲酒運転、はなはだしいスピード違反、粗大ごみの不法投棄、などです。ところで人はある日突然、これらの違反をするというものではなく、最初は、酒気帯び、ちょっとしたスピード違反、ポケットのゴミを道端ににまき散らかす、などからスタートし、徐々にエスカレートしていくものです。この小さな違反の段階でつかまった人は、幸せかもしれません。事業者所でも大きな違反には、必ず小さな違反と言う前兆があります。ですから小さな違反を見過ごさないことが大切になります。

・社会心理学(説得心理学)では、KABモデルというものがあるそうですが、この段階を踏みながら、規則遵守が行動として定着するところまでもっていく必要があります。
K(knowledge)規則を知っている;
 規則を教え、知ってもらわなくてはだめですが、知っているだけでははだめです。タバコの害を知っていても、禁煙しなければ知らないのと同じです。
A(attitude)前向きの態度を見せる;
 禁煙をしようと前向きの態度を見せるまでです。ただ、それが長続きしないと困ります。
B(behavior)行動できる;
 禁煙が無意識の行動となるkところです。ここまできてはじめて説得が成功したといえます。

・COCOM(contextual and control model:ココム)

 
感想
 不正なことをしてはいけないとだけでなく、不正なことは会社を潰すことのお手伝いをしているのだということを伝えることなのでしょうね。
 またその製品を信頼して使って下さっているお客様の信頼を裏切ることにもなるということです。

 自分の行っていることを、胸を張って愛する人に堂々と言えるかどうかも大きいですね。

 そして
①不正なことをなぜしてはいけないか?
②不正なことをするとどんなことが起きるか?
③不正なことをしないためにどうしたらよいか?
を皆で考えることが必要なのかもしれません。







阪神・淡路大震災から今日で23年 災害時リーダーに最も求められることとは? ”現場に権限を与えずに官邸から指示のパーファーマンスする岸田首相”

2024-01-22 02:40:00 | 社会
1/17(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①
村山元総理の取った超法規的措置とは?
6:30~ニュースやじうま総研!ズバリ言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)

阪神・淡路大震災から23年 初動が遅れてしまった当時の村山総理
1995年に発生した阪神・淡路大震災から今日で23年になる。大災害が発生したときに国のリーダーである総理大臣はどのように行動すべきなのか、当時の村山元総理大臣の超法規的措置を例にジャーナリストの鈴木哲夫が解説する。
高嶋)阪神・淡路大震災から今日で23年ですね。23年前の今頃はもう大変な騒ぎでした。
思うのですけどたまたまあのときは“自社さ政権”、村山富市さんが総理で、福島の大地震のときは民主党政権だった。なんだか地震に自民党が噛んでいなくて、いろいろと感じるのですが。あのとき総理はもう全くの蚊帳の外で最初は大変だったのですよね。
鈴木)何度も私は危機管理の本を書きました。村山さんにはインタビューもさせていただいたのですが、村山さんは全く経験も無いし危機管理に備えているわけでもなかった。とにかく朝起きてテレビを付けて大変な映像が入って来ている、村山さんの言葉を使うと「私はどうすりゃええんじゃ」と、本当にそういう状況になったと言うのですね。大きな混乱の中で何をして良いか分からなかった。それで初動が遅れた。
高嶋)びっくり仰天してしまったわけですよね。
鈴木)これは村山さん自身も認めていて、自分が被害を大きくしたという反省をずっとしていらっしゃいます。
高嶋)最初テレビで観たという話は本当なのですか?
鈴木)本当ですね。連絡を受けて「とにかくすぐにテレビをつけてくれ」と言われてつけてみたらすごいことになっていたと。ただ私も覚えているのですけど、まだ朝の時間に何が起きたか分からなくてテレビも「地震が起きた」「大変なことが起きているようだ」という状況でした。

「天災は仕方ないがその後のことは全て人災」 現場を最優先にする超法規的措置
高嶋)長田区の大火事、すごく燃え盛っている光景を各テレビ局のヘリが映し出して、あれを観て皆びっくりしてしまったのですよね。それから村山さんはどうされたのですか?
鈴木)そんな中で1人アドバイスをした人もいて、これは後藤田正晴さんでした。思い余って官邸に行って「天災はしょうがない。地震は人間の力ではどうしようもない。だけど天災が起きた直後のことは全て人災だ」「あなたは政治家だから全部やらなければいけない。やれることはなんでもやらなければいけない」というアドバイスをしたのです。
村山さんはいろんな対応をしたときに、自分に危機管理の知識があるわけではないけれども責任を取ることができる、実はこれがリーダーとしてものすごく大切なことなのです。総理大臣にしがみついてということでは無いですから。そういう座を捨ててでも何でもやれると。
それで何をやったかと言うと、自民党の小里貞利さんなどの人たちを全部現場に派遣して「全部現場で決めてくれ、現場が一番分かるんだから。法律であろうが何であろうが、それをひっくり返してでも現場が必要だと思う物は全部私が責任を取るからやってくれ」と、こういう体制を取ったのですね。
高嶋)その辺が村山さんの一番良いところですよね。
鈴木)実はリーダーに一番必要なことなのですよ。座にしがみつくのではなく自分が全て責任を取るから現場に任せるというのが。この体制を取ってから石原信雄さんや役人のメンバーも全部送り込んで、つまり阪神・淡路大震災のあの場所に“もう一つの政府”ができたようなものです。それで上手く行き始めたのです。
高嶋)超法規的措置でいろいろと「あれもやれ、これもやれ」といっぱいあったみたいですね。
鈴木)そうなのですよ。東日本大震災のときはそれができなかったでしょう。だからその辺がいろいろと遅れていったことになるのだけど、やはりあのとき村山さんのある種の危機管理のひとつの教訓ですごく良いことをやったとすればそこなのですよね。
全て現場に任せる、責任は全部取る。法律ではない、現場で何をすべきかを最優先にする、その腹を決められるのはやはりトップの総理しかいないのです。
高嶋)あれから危機管理が、いわゆる内閣の方にも官邸にも「危機管理室」等のいろいろな体制を取ったのですよね。
鈴木)自衛隊の出動の仕方とかもですね。そういうものが残ったけども、その後の災害を見る限りまだ十分にそれが活かしきれていないように思えますね。
高嶋)あのときによく言われたのは、兵庫県知事が自衛隊嫌いで中々「うん」と言わなかった、あれが非常に事態を大きくしてしまったのですよね。改めて思い出しますね。

感想
 能登大震災時、責任者が現場に行っていなかったように思います。
能登大震災の大きさを軽く見ていたのかもしれません。
 自衛隊のヘリコプターをせめて保有する1/10の80機を飛ばして救援物質の輸送や救援にかけつけていたら、助けられたいのちももっと多かったのではないでしょうか?
 学校や能登空港にはヘリコプターが着陸出来ました。
 米軍のヘリコプターの応援はかなり遅くなってからでした。米軍にも直ぐに依頼していたら、状況はかなり変わっていたように思います。

 能登大震災は天災と人災のダブルパンチを食らったように思えてなりません。

 岸田さんは「座にしがみつく」が優先で物事を全てされているようです。