幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「マンガでわかるアスペルガー症候群&カサンドラ愛情剥奪症候群」 西城サラヨ著

2016-01-28 03:00:44 | 本の紹介
精神科病棟の看護師、保険所の保健師の経験。アスペルガー症候群(受け身型)の夫と結婚、後にカサンドラ症候群になる。長男、長女が生まれたことにより、夫の対応に対して疑問と負担を感じ、抑うつ状態がひどくなり、入院して治療を受けた。そして離婚。
夫がアスペルガー症候群だとわからなかったので、何で?、どうしてわかってくれないの?なぜ協力してくれないと思うこと、自分を責めることも。そのために抑うつがひどくなって日常生活に支障を来した。それをカサンドラ症候群と呼んでいる。

アスペルガー症候群の特徴
1)社会性の障害(対人関係の障害)
2)会話が成立しづらい(会話が広がらない)
3)こだわりが強く、想像力が乏しい(自分の発言・行動を相手がどう思うか想像できない)

アスペルガー症候群の良いところ探し
1)自分が好きなこと、こだわりがあることに集中する
2)単純な反復作業を苦にしない
3)内容によっては趣味や遊びの共通体験をもてる
4)反発したり愚痴をこぼしたりすることなく、家事を分担できる

カサンドラ症候群に陥る前に
1)同じような体験者と交流
2)発達障害に詳しい親友や友人に話す
3)相手(配偶者)に期待しない

カサンドラ症候群に陥ってしまったら
1)専門の病院を受診・相談する
2)「何もしない」を許す
3)日常から離れてみる(入院もその一つ)

これはNG!な対処法
1)薬に依存(お酒と併用する危険も)
2)お酒や栄養ドリンクの大量摂取(依存症になる危険)
3)過激なダイエットに走る(バランス良い食事は重要)

感想;
夫がアスペルガー症候群だと自覚し対処していく。妻はそれを知ってどう対応すればよいかを知っておく。そうすることで上手く対処できると著者は述べている。
アスペルガー症候群は社会性など課題を持つが、集中できるとの特徴も持っており、その特徴を発揮できる仕事に就くと大きな成果を発揮している。ニュートン、エジソン、アインシュタインなどはアスペルガー症候群だったと言われている。

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