幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

世界の離婚事情  社会の仕組みは人々に大きく影響する

2014-03-16 00:31:54 | ブログ

国連 2011年統計年鑑の国民1000人当たりの離婚件数
http://news.goo.ne.jp/article/freshers/bizskills/fresherscol201403post-761.html
第一位 ロシア  4.7件  2組の内1組は離婚
第四位 米国   3.6件
    キューバ 2.9件
    日本   1.9件  約3組の内1組は離婚

 

ロシアは男女の経済状況差が少ないことや、男性が積極的に働かないことなどが原因で離婚する夫婦が多いそうです。
暖かいキューバでは「離婚して当たり前」と言われるほどだそうです。

フランスでは、正式な結婚が減っているそうです。
PACS(パッカス)法があり税制上で結婚とほぼ同様の法的優遇が得られるからです。正式に結婚すると離婚が大変なので、この制度を利用した事実婚が増えています。フランスの大統領がこの事実婚で、最近分かれて、新しい恋人ができたと報道されていました。

20数年前、米国に住んだことがありました。隣の家は母親と息子の二人暮しでした。1回/週、元ご主人が息子さんを送って来ていました。息子が学校から帰りを迎え、母親のところに送って来ていました。元ご主人は決して家には入りませんでした。

夫婦とも働いていると生活のために結婚を続ける理由がないようです。この人と一緒にいたいとの気持ちがないと結婚生活を続けないようです。そのため、相手を誉める言葉を常に言い続けるとのことでした。

バレンタインは愛する相手にプレゼントをすることなので、日本とは大きく異なっていました。男性からもプレゼントします。

http://blogos.com/article/65014/

NHKの《少子化白書 晩婚・晩産化進む》は《生涯未婚という人の割合は、平成22年には、▽男性が20.14%、▽女性が10.61%で、いずれも過去最高に達し、「未婚化」とともに一生結婚するつもりはないとする「非婚化」も進んでいると指摘し》《内閣府は「若い世代は雇用が不安定で、所得が低い傾向にあり、こうした経済的理由から結婚に踏み切れない人が増えているのではないか」と分析》と伝えました。

若者の非正規労働が1/3にも達しており、就活が原因と思われる自殺が150人にも達しているそうです。非正規労働では収入も低く、女性が結婚相手としては選択するのが難しい状況です。

保育所の待機児童の問題も、女性の社会参加を抑制しています。幼稚園(文部科学省)は余裕があるのですが、保育所(厚生労働省)はなかなか入れない状況です。

社会の仕組みを人々を支える方向に変えて行くと、人々の行動もよい方向へと変わって行くと思うのですが。

家電品は廃棄する時にお金が必要になるために不法投棄が減りません。何故、購入する時に廃棄費用を載せて販売し、廃棄するとお金が入るようにできないのでしょうか?米国では、空き缶や瓶を持って行くとお金が得られるので、ホームレスの人が集めていました。

幼稚園も保育所と同じ時間預かることはできないのでしょうか。

母子家庭では母親が子供を預けて働いても、生活保護よりも厳しい生活になる人が多いそうです。少しでも働くと生活保護を上回るような仕組みにできないのでしょうか。


ヴィクトル・フランクル(「夜と霧」の著者)が結婚を決めた出来事

2014-03-15 01:39:42 | ブログ

「フランクルの生涯とロゴセラピ-」 勝田茅生著より

ロゴセラピーの創始者ヴィクトル・フランクル(「夜と霧」著者、精神科医)が彼女との結婚を決意したエピソードがありましたので、紹介します。

フランクルはまだ彼女との結婚を決めていないときでした。彼女はフランクルの実家に行き、食事を作ってくれました。ところが病院から救急患者の連絡があり、フランクルはすぐに飛び出して行きました。彼の両親は先に食事を済ませましたが、彼女はフランクルを待っていました。2時間ほどして戻ったフランクルの顔を見て彼女はすぐさま、「手術はどうだったの?患者の具合は?」と聞きました。フランクルはこの瞬間にこの女性と結婚しようと思ったそうです。もし彼女がこの時、「やれやれやっと戻ってくれたのね。私は、あなたと一緒に食べようと思ってずっと待っていたのよ、ああお腹すいた」と言ったらフランクルはおそらく結婚する気にはならなかっただろうと、思い出の中に書いています。彼女が自分のことよりも真っ先に患者のことを心配して聞いてきたことが、フランクルの心をうごかすことになったのです。フランクル自身、常に自分のことを忘れようと考え自分の気分や快・不快の感情を超越しようと努めていたからこそ、このような彼女の自分を越える態度を敏感に感じとれたのでしょう。

フランクル夫妻は新婚9か月で、ナチの強制収容所に輸送されました。

好きな人と一緒にいられることは当たり前のように思いますが、それが許されない時代と状況に出遭うことがありました。当たり前の幸せが実はとても価値あるものだと思います。当たり前の幸せは、それを失くした時に気が付きます。失くす前に当たり前の幸せに感謝して行動ができたら、きっと幸せな生き方ができるのだと思います。


“大事は皆小事より起こる” 「貞観政要のリーダー学」 守屋 洋著より

2014-03-14 00:21:06 | ブログ

貞観政要のリーダー学」  守屋 洋著

 帝王学の書物としては、「書経」、「貞観政要」の二冊だと言われています。徳川家康もこの「貞観政要」を学んだと言われています。

 

本より抜粋;

“大事は皆小事より起こる”   

太宗(唐の二代目名君)が側近の者に語った。

貞観六年、太宗が側近の者に語った。

「あの孔子が、『国が危難に陥って滅びそうだというのに、だれも救おうとしない。これでは、なんのための重臣なのか』と語っている。

まことに臣下たる者は、君臣の義として、君主に過ちがあれば、これを正さなければならない。わたしはかつて書を繙(ひもと)いたとき、夏の桀王が直言の士、関竜逢を殺し、漢の景帝が忠臣の晁錯を誅殺したくだりまでくると、いつも読みかけの書を閉じて、しばし嘆息したものだった。どうかそちたちは、おのれの信ずるところをはばからず直言し、政治の誤りを正してほしい。わたしの意向に逆らったからといって、みだりに罰しないことを、あらためて申し渡しておく。

ところで、近ごろ、朝廷で政務を決裁するとき、法令違反に気づくことがある。この程度のことは小事だとして、あえて見逃しているのであろうが、およそ天下の大事はすべてこのような小事に起因しているのである。小事だからといって捨ておけば、大事が起こったときには、もはや手のつけようががない。国家が傾くのも、すべてこれが原因である。隋の煬帝は暴虐の限りを尽くしたあげく、匹犬の手にかかって殺されたが、それを聞いても嘆き悲しんだ者はいなかったという。

どうかそちたちは、わたしに煬帝の二の舞いをさせないでほしい。わたしもまた、そちたちに忠なるが故に誅殺された関竜逢や晁錯の二の舞いはさせないつもりである。こうして君臣ともに終りをよくするなら、なんと素晴らしいことではないか」

神は細部に宿る

この言葉を真似て、“大事は小事に宿る“として、一つひとつを大切にしたいと思います。

伝教大師最澄の言葉に「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」があります。

大きな成果の前には地道な一つひとつの小さなことの努力の積み重ねがあるのだと信じています。

 

 

 

 

 


メールのレスポンス コミュニケーション手段の1位に

2014-03-13 01:12:31 | ブログ

ビジネスメール実態調査(2013年)

http://www.sc-p.jp/news/13/001477.html より

仕事上で周囲とコミュニケーションをとる主な手段は「メール」(98.76%)が最も多く、「電話」(92.87%)、「会う」(89.73%)と続きます。仕事上では、この3つが主要なコミュニケーション手段といえます。

メールが電話を抜いています。先ずはメール、メールで片付かないと電話、それでも片付かないと会ってでしょうか。メールの良い点は、残る、多くの人に同じ情報が伝えられる点だと思います。それと相手の都合を考慮しなくてもよい点です。電話だと、仕事を中断もありますし、電話しても相手がいない場合が多いです。メールを送っていると必ず相手に伝えることができます。

8割の人が24時間以内の返信を希望している

送信したメールの返信は、いつまでに欲しいか(急ぐ場合を除く)の問いに対して、「24時間(1日)以内」(54.61%)が最も多く、「1分以内」(0.00%)、「5分以内」(0.13%)、「15分以内」(0.07%)、「30分以内」(1.50%)、「1時間以内」(4.51%)、「2時間以内」(3.99%)、「4時間以内」(9.55%)、「8時間以内」(6.28%)の合計が80.64%となりました。これらの結果を考慮すると毎日、朝、昼、夕方の3回はメールを確認して返事ができると、仕事は円滑に進むと考えられます。

ビル・ゲイツ氏は必ずメールを見て、返信が無ければ問題なく、指示があれば必ず返信するそうです(かなり前の記事ですが)。

会社で返信をくれない人、催促してもくれない人はいらっしゃらないでしょうか?前にいた会社では、返信がとても遅い人、一週間かかっても来なくて、催促しても来ない人がいました。

仕事を少しでも楽しくするために川柳にして組織メンバーに伝えていました。

催促が 人を動かし 喜ばれ」(喜ぶのは催促を受けた人)

催促が 無いのは熱意 無い証拠

催促に 動かなければ その上司へ

ある時、担当者に何度催促しても動いてくれませんでした。その担当者の上司の課長にメールしましたが、動いてくれませんでした。仕方なく、課長の上司の組織長にメールしたら、1日で対応してくれました。

レスポンスが遅い理 由も先ほどの調査にありました。

ビジネスメールの返信が遅れてしまう理由としては、「すぐに結論が出せないため」(72.05%)が最も多く、すぐに結論が出せない重要な用件や複雑な用件をメールでやりとりしていることがわかります。「忙しくて時間がない」(39.09%)、「返信が遅れても問題ない相手(メール)」(34.18%)と続きます。相手やメールの内容に応じて、いつ返信すべきかを判断し、優先順位をつけて処理していることもわかります。すぐに結論が出せない場合は、そのことを事前に伝える等の対応策が考えられます。しかし、「忙しくて時間がない」(39.09%)、「メールの文章を考えるのに時間がかかる」(21.25%)、「処理するメールの量が多い」(15.96%)、「メールを書くのが遅い」(5.19%)、「メールを書くのが苦手」(4.34%)などの回答もあることから、メール処理の効率化やスピードアップ、社内ルールの策定など、根本的な対策が必要だといえます。

時間がないことを理由に上げている人も多いですが、そんな人に限って仕事の効率が悪かったり、自由な時間が多いように感じていました。返信が遅れても問題ない相手の中には、上司からのメールには直ぐに返信をするのに、部下や後輩からのメールには返信を直ぐにしない人もいました。

メールのレスポンスは仕事の忙しさなどよりも、判断が直ぐにできない、相手の状況(返信を必要としている)に対して何とかしたい気持ちが少ないなど、その人自身が何か問題を抱えているように思います。


入社して35年が経過して  それぞれの人生

2014-03-12 00:16:56 | ブログ

先日、前の会社の同期の送別会があり、28人が集まりました。入社してから35年が経過しました。

この3月を以って退職する人が6人いました。会社が早期退職制度を導入したことによります。私は昨年60歳の定年扱いで退職しました。

入社して、研修で顔を合わせ、時々集まったりしてきました。亡くなった仲間も数人います。途中、他の会社に転職した人も数人います。話を聞いていると大病を患った仲間もいました。私も38歳の時に胃がんになり、胃を2/3切除しました。それぞれの人生がありました。

退職する人が退職後の予定を話したり、私は退職して5か月が経過したので、その5ヵ月間のやってきたことなどを話しました。まだ退職後のことはまったく考えていない仲間もいました。退職は65歳でまだ7年前後あるからのようでした。

年金のこと、ハローワーク通い(失業給付金支給)のこと、健康保険のこと、住民税の負担が大きい(所得の1年後)ことなど、関心が寄せられました。

この3月で退職する人が、個人年金に厚生年金に追加して入って来て、60歳からその年金が貰えるので何とかなるので退職するとの説明がありました。今から個人年金は間に合わないなあとのつぶやきなどもあり、退職後の生活を真剣に考える場にもなりました。

入社した時の写真と今の写真を私の説明の時に紹介しましたが、気持ちは入社した時とほとんど変わっていないのですが、やはり見た目は大きく変わっていると実感しました。

38歳の時に胃がんになりましたが、幸いまだいのちが繋がっています。これからは、少しでも周りの人へ、社会に返して行けたらと思っています。