幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

未必の故意 知っているか知らないかで罪の重さが変わる

2014-03-11 00:31:29 | ブログ

未必の故意という言葉は聞かれたことはあるでしょうか?

私が初めて知ったのは、公務員試験を受ける時の常識問題の参考書を勉強していた時でした。わからなかったので、研究室にいた助手のご主人が弁護士だったので尋ねて貰いました。参考書に上がっていた例は下記でした。

相手に石を投げて、相手が石に当たって死んだとします。その時、投げた人の気持ちがどちらの時が未必の故意に相当するかが問題でしょうした。

①石を投げて当たって相手が死ぬかもしれないと思って投げた。

②当たることはないし万が一当たっても死ぬことはないと思って投げた。

①が未必の故意でした。助手のご主人から罪の重さが違ってくることを教得て貰いました。

②では認識ある過失との判断になり、①では故意があったとして殺人罪が問われることにもなります。罪の重さが大きくことなります。

殺人が起きた時に、犯人が相手が死んでしまうかもしれないと思ってやったと言うと未必の故意が採用され殺人の意図があったと判断されます。痛い目に合わせる目的で死ぬなどとは思いもしなかったと言うと殺人の意図はなかったことになります。本人がどう思うかで、実際はわからないところですが、自供と状況で裁判官が判断するのでしょう。

未必の故意は本人がどう思っているかわからないので、状況で判断されるようです。凶器を前もって用意していると故意が疑われますし、凶器が現場のものであれば、衝動的な行動であったと判断されます。

先日も殺人事件がありました。犯人が殺すつもりで刺したと発言していました。明らかな殺意です。一方、殺すつもりはなかったし、この程度では死ぬとは思わなかったと言うと、未必の故意があったかどうかが焦点になります。

柏の通り魔犯は、捕まった時には殺意をにおわす発言をしていました。未必の故意の言葉を知ってから、犯人がどう言っているかが気になっています。


ペンギンの名前の由来 北極にペンギンがいた

2014-03-10 00:11:11 | ブログ

ウィキペディアより

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9

 オオウミガラス(大海烏、Pinguinus impennis) は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。かつて北大西洋と北極海に分布していたが、乱獲が主原因で1840年代または1850年代頃に絶滅した。

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 オオウミガラス(大海烏、Pinguinus impennis) は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。かつて北大西洋と北極海に分布していたが、乱獲が主原因で1840年代または1850年代頃に絶滅した。

属名"Pinguinus"の通り、本来はこの鳥が「ペンギン」だった。古くからウェールズやブルターニュの人々はこの鳥を"Pen-gwyn"と呼んでいた。この語は古代ケルト語で「白い頭」を意味し、頭の白い斑点に由来した呼称である。また、ラテン語では"Pinguis"が「脂肪」を意味し、呼称はこれに由来するという説もある。後に南半球でオオウミガラスに似た鳥が次々と見つかり「南極ペンギン」と呼ばれたが、本家ペンギンであるオオウミガラスが絶滅した今となっては、それらが単に「ペンギン」と言われるようになっている。

 

オオウミガラスの天敵はホッキョクグマしかいなかったので、人に対しても恐れずに近づいて来たそうです。食用や脂肪用に乱獲され、最後の繁殖地が天災で失われ、希少価値が生じ一攫千金を狙った人々に絶滅しました。


http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&ecoword=%BC%EF%A4%CE%C0%E4%CC%C7より

現在、人間による活動によって引き起こされている種の絶滅は過去とは比較にならない速度であることが問題視されている。1600年~1900年の絶滅速度は1年に0.25種であったものが、1900年~1960年には1年に1種、1960年~1975年には1年に1,000種、1975年以降は1年に40,000種と、種の絶滅速度は急激に上昇し続けている。


生物が住めなくなる自然は、いずれ人も住めなくなっていきます。人も生物ですから。今借金をして子孫にそのつけ(支払い)を回すようなものです。

インディアンの言葉に「自然は子孫からの預かり物」があります。子孫に今の自然を引き継ぐために努めているとありました。


星新一のショート・ジョークに次の話がありました。

「大きな穴があったので、石を投げたらコーンと音がして落ちて行きました。石を数個投げてみると同じように落ちて行きました。時間が経っても戻って来ません。いろいろな物を投げ込んでも落ちて行き、戻って来ません。いくら投げ込んでも底が見えません。その噂が広がり、産業廃棄物業者がその穴を購入しました。そして、産業廃棄物を投げ込んで行きました。その産業廃棄物業者は多くの利益を得ました。数年経過したある時、別の大きな穴から石が1個飛び出して来ました。暫くしてから数個の石が続いて飛び出して来ました」


ATMに忘れた現金「生還」 どれだけ戻って来るのか?

2014-03-09 02:34:10 | ブログ

ATMに忘れた現金「生還」、「さすが長崎県」との声もhttp://nagasaki.keizai.biz/headline/752/

男性がATMで現金を引き出し、うっかり現金数万円をそのままにして出て暫くして、慌てて戻ったところ、現金がそのままあったそうです。

私は携帯電話を西友のヨーグルト売り場で置き忘れ、自宅に戻ってから気が付きドキドキしながら慌てて西友に戻ったら、誰かがお店の方に届けてくださっていました。妻が最近、確定申告の申請の書類(源泉徴収証、保険料控除署名書、医療費等々)を駅の券売機のところに置き忘れ、5分後に気づいて真っ青になって戻ったら、どなたかが駅員さんまで届けてくださっていました。

前に働いていた会社の近くの信号のところに財布(カードも入ってる大きなもの)が落ちていました。中も見ずに直ぐ近くの交番に持って行きました。

多くの外国人が、日本では落とした財布が戻ってくることが信じられないと言います。

平成21年中 遺失物取扱状況警視庁発表

http://hokonews.net/2010/04/saudi-arabia-and-lost-found.html

■財布類
遺失届点数:292,761件
拾得届点数:234,575件(80.1%)

 

■携帯電話
遺失届点数:189,189件
拾得届点数:113,079件(60.0%)

財布は5つに4つが、携帯電話は5つに3つが戻って来ていることになります。子の比率が高まれば高まるほど、日本は落とした財布が戻って来る国と評されるのでしょう。

日本を気持ちのよい国にするかどうかは、結局一人ひとりの行動によって決まって行くのでしょうね。選挙の一票と同じなのだと思います。自分一人だと変わらないのではなく、自分一人の行動が社会に影響していると思うことなのだと思います。


職場での女性の化粧直しは時間の無駄か、それとも効率Upか

2014-03-08 00:25:41 | ブログ

「産業心理入門」 正田 亘著より

労働科学研究所が女性の化粧効果に関する研究を行いました。

女性59人を自由に化粧させるグループと禁止グループに分け、

一週間、視神経の疲労をはかるフリッカー検査、精神活動の疲労を見分ける色名呼称検査を連日実施しました。

お化粧を禁じられたグループは、1日で40%、1週間で56%まで疲労を示し、

お化粧グループはそれぞれ19%でした。

疲労が蓄積されると、仕事の効率は低下していきます。

厳しい管理で時間のムダを失くそうと思うことが逆に仕事の効率を低下させるように思います。

http://四文字熟語.seesaa.net/article/243328393.htmlより

苛政猛虎(かせいもうこ)
孔子が泰山(たいざん)のふもとを通った時、
家族を虎に食い殺されて泣いている婦人に会った。
そこで孔子は、なぜここを逃げださないのかと尋ねたところ、
婦人がここには厳しい政治がないからだ、と答えた故事による。

自由度があるから人は力を発揮するのでしょうね。この自由度を守るためには自律が大切なのだと思います。

 


チェックメイト(柏の通り魔犯の言葉) 社会からの孤立/孤独

2014-03-07 02:01:40 | ブログ

”チェックメイト” 柏の通り魔犯が警察に連行された時に発した言葉です。

チェックメイトはチェスの用語で、キング(将棋でいう王または玉)が助からない状況、つまりもう逃げられなくて負けを覚悟した状態です。将棋で言えば、”詰め”の状態です。

容疑者は自分の状況を、”チェックメイト”の言葉で表したのでしょう。直ぐにチェックメイトの言葉がでるのを考えると、時々チェスをしていたのでしょう。

チェスをやっていると、将棋や囲碁でもそうですが、大局観と論理的思考が必要と言われています。私は将棋、囲碁、チェスをやりますので、少し述べてみます。

大局観とは全体を俯瞰して、どこが問題か、何が問題になっているかを把握する力です。論理的思考とは、自分がこうすれば相手がどうするか、相手の選択肢を考え、それぞれに対処する方法を考え、一番良い選択肢を選びます。

容疑者の部屋から凶器などが見つかったそうです。証拠品を残すということは、直ぐに犯人だとわかることですから、大局観的には処分します。一切、部屋から証拠品が出てこないように処理するでしょう。残していたということは、何か戦利品のような価値を置いていたのでしょうか?

事件後にマスコミに事件を見ていたと言って、いろいろなことを話していました。最初は見ていなかったと言っていたようです。言っていることはその場その場で取り繕っていることで口を矛盾することも話していました。ここには論理的な思考が感じられませんでした。論理的な思考よりもマスコミに登場することが自分の存在を示せる機会だったのでしょうか。マスコミに尋ねられイキイキとしているような印象を受けました。

容疑者は発言する内容が過激でネット仲間からも仲間外れにされていました。2008年6月に起きた秋葉原の通り魔殺傷事件(7人死亡、10人負傷)の犯人は25歳でした。最後のネットの書き込みにも無視されたとありました。実際の社会、ネット社会での孤立/孤独が犯罪に走らせているように感じました。コミュニケーション能力を義務教育の段階で身に付けることが必要になってきているのではないでしょうか。