「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて」を観た!
物語は──
全国を大阪の植民地にする作戦が進行している。
謎の白い粉をたこ焼きなどにして食べると関西人化してしまうのだ!笑
たとえば意識は抵抗しているのに「なんでやねん」とツッコんでしまうとか。笑
作戦を推進しているは「大阪」「京都」「兵庫」の上級・関西グループ。
白い粉をつくるために甲子園の地下で強制労働させられているのは、
「滋賀」「奈良」「和歌山」の下級・関西グループ。
ここに埼玉の麻実麗(GACKT)がやって来て、滋賀・奈良・和歌山の仲間と共に
「植民地作戦」を打ち砕く。
………………………………………………
第1作「翔んで埼玉」を観た時、この作品は「自虐のススメ」を描いていると思った。
自らを笑い飛ばし、最終的に自己肯定する。
ダ埼玉で何が悪い?
海がなくて何が悪い?
誇るべきものがなくて何かが悪い?
既存の価値観の逆転だ。
自らの欠点やマイナスに悩んだり、悲しんだりするよりはそれを楽しもう!
笑い飛ばそう!
笑いはすべてを浄化する。
そんなメッセージだ。
実際、「翔んで埼玉2~琵琶湖より愛をこめて」は「琵琶湖以外に何もない滋賀」で大ヒットしたらしい。
滋賀の方は素晴しい。
「自虐」をよく理解していらっしゃる。
…………………………………………
今作はパロディ作品でもある。
・埼玉と東京の関係
・埼玉と千葉の対立
・大阪の東京へのライバル意識
・京都、兵庫のエリート意識
・琵琶湖で大阪に水を供給しているという滋賀の自負
こんな現実(違っていたらすみません)を誇張し、パロディ化することで浮かび上がらせている。
あと見て思ったのが、このシリーズは『パラレルワールド』なのではないか、と思った。
「われわれの住んでいる世界」と「麗たちの住んでいる世界」は平行世界なのだ。
ただ、このふたつの世界はときどき交差して同じ現実を共有する。
パート2で言えば、
「大阪都構想の挫折」だとか「数年後に控えた万博」などが交差して共有した現実だ。
まあ、wikiに拠れば、映画版は「伝説世界」と「現実世界」という解釈らしいんだけど、
パラレルワールドの方がスッキリする気がする。
※追記
三重県は滋賀・奈良・和歌山と同じ下級グループだったが、
それが嫌で「関西」から「中部」に鞍替えしたらしい。笑
物語は──
全国を大阪の植民地にする作戦が進行している。
謎の白い粉をたこ焼きなどにして食べると関西人化してしまうのだ!笑
たとえば意識は抵抗しているのに「なんでやねん」とツッコんでしまうとか。笑
作戦を推進しているは「大阪」「京都」「兵庫」の上級・関西グループ。
白い粉をつくるために甲子園の地下で強制労働させられているのは、
「滋賀」「奈良」「和歌山」の下級・関西グループ。
ここに埼玉の麻実麗(GACKT)がやって来て、滋賀・奈良・和歌山の仲間と共に
「植民地作戦」を打ち砕く。
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第1作「翔んで埼玉」を観た時、この作品は「自虐のススメ」を描いていると思った。
自らを笑い飛ばし、最終的に自己肯定する。
ダ埼玉で何が悪い?
海がなくて何が悪い?
誇るべきものがなくて何かが悪い?
既存の価値観の逆転だ。
自らの欠点やマイナスに悩んだり、悲しんだりするよりはそれを楽しもう!
笑い飛ばそう!
笑いはすべてを浄化する。
そんなメッセージだ。
実際、「翔んで埼玉2~琵琶湖より愛をこめて」は「琵琶湖以外に何もない滋賀」で大ヒットしたらしい。
滋賀の方は素晴しい。
「自虐」をよく理解していらっしゃる。
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今作はパロディ作品でもある。
・埼玉と東京の関係
・埼玉と千葉の対立
・大阪の東京へのライバル意識
・京都、兵庫のエリート意識
・琵琶湖で大阪に水を供給しているという滋賀の自負
こんな現実(違っていたらすみません)を誇張し、パロディ化することで浮かび上がらせている。
あと見て思ったのが、このシリーズは『パラレルワールド』なのではないか、と思った。
「われわれの住んでいる世界」と「麗たちの住んでいる世界」は平行世界なのだ。
ただ、このふたつの世界はときどき交差して同じ現実を共有する。
パート2で言えば、
「大阪都構想の挫折」だとか「数年後に控えた万博」などが交差して共有した現実だ。
まあ、wikiに拠れば、映画版は「伝説世界」と「現実世界」という解釈らしいんだけど、
パラレルワールドの方がスッキリする気がする。
※追記
三重県は滋賀・奈良・和歌山と同じ下級グループだったが、
それが嫌で「関西」から「中部」に鞍替えしたらしい。笑
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