「何かを成し遂げれば、自分に誇りを持てる」
「ひとりと向き合えない者は百人とも向き合えない」
「出来ないことは悪いことじゃない。悪いのは、それを認めなかったり、誤魔化したりすることだ」
「子供は大人より先に死んではいけない」
ベタだけど、僕はこういうのが好き。
教師が校長先生になっただけという既視感はあるけれど、やはり学園ものには熱血教師!
今、タイガーマスクが世間の話題になっているが、熱い70年代よ、再び!
そう言えば「デカワンコ」も「太陽にほえろ」だった。
そう、この作品は平成の現在に70年代がやって来たドラマなのだ。
登場人物として面白いのは、六年生の桐原伊織(西島秀俊)先生。
いわゆるプロの教師。
その教師のプロが、情熱だけのシロウト校長・成瀬誠一郎(江口洋介)に意見をする。
「理想ばかりを語らず、しっかり現実を踏まえて対処してください」
この図式が面白い。
主人公の成瀬も桐原の意見に納得したようだし。
第1回目のラストも、勇気君が九九を覚えて母親と抱擁、感動的なラストと思いきや、「私の経験ではバランスが崩れてもっと大きなことが起こります」と桐原が予告し、ドラマのラストとしていい話に水を差した。
そして、その言葉どおり、いじめは次のいじめに。
このように桐原の存在が、この作品を単なる熱血教師ものでないものにした。
平成の時代では、熱血だけは必ずしも物事は解決しないことを描いた。
このリアリティもいい。
おそらく成瀬と桐原が合体したような先生が最強の教師になるんでしょうね。
いずれにしても、冒頭に書いた成瀬の言葉や70年代の熱さが現在必要なのだと思う。
※追記
武市かの子(北乃きい)先生は、成瀬校長の言動にツッコミをいれる存在。
このかけ合いは楽しいが、もっと楽しいには、ふたりの間にかの子の出戻りの姉が入るやりとり。
成瀬がいいことを言うと、かの子の姉が「素敵~、成瀬さんにもっと早く出会えてたらよかったのに」と受ける。
するとかの子は「まだ離婚していないでしょう」と姉にツッコむ。
ボケとツッコミの三段論法だ。
こういう会話は楽しい。
「ひとりと向き合えない者は百人とも向き合えない」
「出来ないことは悪いことじゃない。悪いのは、それを認めなかったり、誤魔化したりすることだ」
「子供は大人より先に死んではいけない」
ベタだけど、僕はこういうのが好き。
教師が校長先生になっただけという既視感はあるけれど、やはり学園ものには熱血教師!
今、タイガーマスクが世間の話題になっているが、熱い70年代よ、再び!
そう言えば「デカワンコ」も「太陽にほえろ」だった。
そう、この作品は平成の現在に70年代がやって来たドラマなのだ。
登場人物として面白いのは、六年生の桐原伊織(西島秀俊)先生。
いわゆるプロの教師。
その教師のプロが、情熱だけのシロウト校長・成瀬誠一郎(江口洋介)に意見をする。
「理想ばかりを語らず、しっかり現実を踏まえて対処してください」
この図式が面白い。
主人公の成瀬も桐原の意見に納得したようだし。
第1回目のラストも、勇気君が九九を覚えて母親と抱擁、感動的なラストと思いきや、「私の経験ではバランスが崩れてもっと大きなことが起こります」と桐原が予告し、ドラマのラストとしていい話に水を差した。
そして、その言葉どおり、いじめは次のいじめに。
このように桐原の存在が、この作品を単なる熱血教師ものでないものにした。
平成の時代では、熱血だけは必ずしも物事は解決しないことを描いた。
このリアリティもいい。
おそらく成瀬と桐原が合体したような先生が最強の教師になるんでしょうね。
いずれにしても、冒頭に書いた成瀬の言葉や70年代の熱さが現在必要なのだと思う。
※追記
武市かの子(北乃きい)先生は、成瀬校長の言動にツッコミをいれる存在。
このかけ合いは楽しいが、もっと楽しいには、ふたりの間にかの子の出戻りの姉が入るやりとり。
成瀬がいいことを言うと、かの子の姉が「素敵~、成瀬さんにもっと早く出会えてたらよかったのに」と受ける。
するとかの子は「まだ離婚していないでしょう」と姉にツッコむ。
ボケとツッコミの三段論法だ。
こういう会話は楽しい。