今回は<社会制度>がテーマ。
現在の日本では<一夫一婦制>がとられているが、それはあくまで制度であり、人の幸せには関係のないものであるということ。
世の中には、今回の愛子(鈴木保奈美)ファミリーのように<多夫一婦制>でも幸せになるケースがあるんですね。
ウーマンリブの人たちは<一夫多妻制>を批判するけど、世界にはそれで幸せな人たちが沢山いる。
もちろん、一夫多妻制でつらい思いをしている女性もいるかもしれないけど、それは人それぞれ。他人が押しつけることではない。
これは広げれば、同性婚などの関係にも言える。
男性どうし、女性どうしの結婚でも、カップルのふたりが幸せならいいことで、他人や社会が「間違っている」と批判することではない。
というわけで今回は羽生(岡田将生)の論拠が弱かったな~。
「1/3の愛情より、独り占めの愛情」
「不完全な者どうしが二人三脚で歩んでいくのが結婚」
一見正しいように聞こえるが、人の心は多種多様で、羽生が主張したような言葉が必ずしも当てはまるわけではない。
要はそれが多数派か少数派かということだけだ。
世の中では多数派の意見が正しいように見えるだけ。
さて今回は真知子(新垣結衣)の旅立ちがもうひとつのエピソードに。
真知子にとって、今までは古美門(堺雅人)のそばにいることが<厳しい環境>だったが、古美門の考え方や仕事のやり方を身につけて<ぬるま湯>になってきたようだ。
だから、より厳しい環境へ。
それに真知子の基本的な考え方は羽生に近い。
古美門のやり方がつらくて、涙を流しながらやるようなことなら、離れた方がいい。
一方で、真知子が離れることは古美門にとっても意味がある。
今までは真知子は古美門の内部の批判勢力だった。
そばにいて批判する彼女は、古美門の暴走を抑える役割を担っていた。
しかし真知子が古美門化してくると、内部の批判勢力ではなくなる。
だから敢えて外に出して、敵にした。
真知子はこれから古美門の強力な敵になっていくだろう。
最後に冒頭の真知子の夢。
拳銃で羽生を撃った古美門に対して
「先生は夢の中でも卑怯なんですね」(笑)
「そんな俺が好きなんだろう?」(笑)
これが夢だって気づいている夢のことを<理性夢>(「悪夢ちゃん」)って言うんでしたっけ。
真知子は夢の中でも古美門に振りまわされて休む暇がありませんね。
現在の日本では<一夫一婦制>がとられているが、それはあくまで制度であり、人の幸せには関係のないものであるということ。
世の中には、今回の愛子(鈴木保奈美)ファミリーのように<多夫一婦制>でも幸せになるケースがあるんですね。
ウーマンリブの人たちは<一夫多妻制>を批判するけど、世界にはそれで幸せな人たちが沢山いる。
もちろん、一夫多妻制でつらい思いをしている女性もいるかもしれないけど、それは人それぞれ。他人が押しつけることではない。
これは広げれば、同性婚などの関係にも言える。
男性どうし、女性どうしの結婚でも、カップルのふたりが幸せならいいことで、他人や社会が「間違っている」と批判することではない。
というわけで今回は羽生(岡田将生)の論拠が弱かったな~。
「1/3の愛情より、独り占めの愛情」
「不完全な者どうしが二人三脚で歩んでいくのが結婚」
一見正しいように聞こえるが、人の心は多種多様で、羽生が主張したような言葉が必ずしも当てはまるわけではない。
要はそれが多数派か少数派かということだけだ。
世の中では多数派の意見が正しいように見えるだけ。
さて今回は真知子(新垣結衣)の旅立ちがもうひとつのエピソードに。
真知子にとって、今までは古美門(堺雅人)のそばにいることが<厳しい環境>だったが、古美門の考え方や仕事のやり方を身につけて<ぬるま湯>になってきたようだ。
だから、より厳しい環境へ。
それに真知子の基本的な考え方は羽生に近い。
古美門のやり方がつらくて、涙を流しながらやるようなことなら、離れた方がいい。
一方で、真知子が離れることは古美門にとっても意味がある。
今までは真知子は古美門の内部の批判勢力だった。
そばにいて批判する彼女は、古美門の暴走を抑える役割を担っていた。
しかし真知子が古美門化してくると、内部の批判勢力ではなくなる。
だから敢えて外に出して、敵にした。
真知子はこれから古美門の強力な敵になっていくだろう。
最後に冒頭の真知子の夢。
拳銃で羽生を撃った古美門に対して
「先生は夢の中でも卑怯なんですね」(笑)
「そんな俺が好きなんだろう?」(笑)
これが夢だって気づいている夢のことを<理性夢>(「悪夢ちゃん」)って言うんでしたっけ。
真知子は夢の中でも古美門に振りまわされて休む暇がありませんね。