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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

山本太郎、大人だねえ!~野党共闘のために東京8区の立候補を取りやめる!

2021年10月12日 | れいわ新選組
 東京8区・立候補問題。
 山本太郎が立候補を取り下げた。

 山本太郎、大人だねえ。漢だねえ。
 結果として、野党共闘を守ったねえ。
「山本太郎が野党共闘に水を差した」という意見もあるようだが、それはいかがなものか?
 
 今回の件の原因は
・立憲民主党のコミュニケーション不足だろう。
 枝野代表と平野選対委員長の間で意思疎通がなされていなかった。

 あるいは、

・枝野代表が8区の吉田はるみさんとその支援者を慮るあまり、なかなか決断を出せずにいた。
 何しろ枝野さんのスタンスは、共産党との残り68議席の調整でいみじくも言っているとおり、
「共産党が候補者を降ろしてくれれば有り難い」だからなあ。
 東京8区も、れいわや共産党の候補者が降りてくれればいいというスタンスだったのだろう。
 決して自分の所の身を切ることをしない。

 枝野さん、それでいいの?
 実際、前回の選挙で野党共闘のために自分の所の議席を減らした共産党の小池晃書記局長は池上彰氏の質問に答えて、こう言っている。
「僕らは損得や見返りを求めているわけではない。見返りは民主主義」

 枝野さんもこの精神で行ってほしいんだけどな。
 野党第一党の党首なんだから「すべては民主主義のため、苦しんでいる国民のためです」「ここは共産党さんに譲ります」「れいわさんお願いします」みたいな度量の大きいことを言えないのかね?
 どうも立憲民主党のことしか考えていない気がする。

 こんなことを続けてたら、立民から支持者は離れていくぞ。
 僕が、今度の選挙で野党共闘の立憲民主党の議員に投票するのは「立憲民主党だから」でも「党首が枝野幸男だから」ではない。
 自民党の悪政を終わりにしたいからだ。

 まあ、今回の件は「野党共闘の産みの苦しみ」だと理解したい。
 野党第一党の党首だからなかなか非を認めることが出来ないのかもしれないけど、
 今回の件で何がいけなかったのかは枝野さんなりに総括してほしい。
 反省のない所に進歩はないよ。
 もし自分は悪くない、れいわなんか弱小だから雑に扱っていい、と考えているようだったら、安倍晋三と同じだよ。

 8区の吉田はるみさんにはがんばってほしい。
 ていうか、勝ってよ。
 山本太郎が降りたんだからさ。
「力足らずですみません」なんて言葉は聞きたくない。
 でも、東京8区にはまだ共産党の上保さんがいるんだよな。
 この調整はどうするつもりなんだろう?

コメント (4)
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