官から民へ。
大蔵省を辞めて、第一国立銀行の総監役になって、銀行業務をおこなう栄一(吉沢亮)。
井上馨(福士誠治)と言い、人材が流出するなあ。
大久保利通(石丸幹二)や岩倉具視(山内圭哉)の下ではやっていけないという感じなのだろうか?
栄一は民間が育つことによって、国や民が豊かになると信じているようだ。
おまけに、大蔵省を辞めると、井上馨と連名で「政府の財政が借金まみれ」であることをバラしちゃった!笑
痛快! 痛快!
痛快と言えば、計算勝負で、西洋の算術に日本の算盤が勝った。
かつての攘夷の志士・栄一、してやったりという感じだろうか?
もっとも西洋の簿記を取り入れることも忘れない。
西洋の良い所はどんどん取り入れていくというのが栄一のスタンスだ。
かつての仲間たちも活躍し始めている。
渋沢喜作(高良健吾)はイタリアから戻り、横浜の生糸の貿易を始めるらしい。
喜作、死を選ばず、生きててよかったね!
尾高惇忠(田辺誠一)は富岡製糸工場が順調に。
富岡の生糸がヨーロッパ-で賞を獲った。
富岡が日本の製糸業のモデルにもなるようだ。
惇忠、生きててよかったね!
過去にとらわれず前を向く。
生きていればいいことがある。
一方、死にゆく人も。
栄一の母・ゑい(和久井映見)。
「みんなと手を組み、みんなが幸せになる世をつくる」と意気込む栄一を認めつつも、
「近くにいる者を大事にするのを忘れてはいけないよ」と釘をさす。
渋沢家では、お千代(橋本愛)も妾のおくに(仁村紗和)もつらい思いをしているのだ。
最期の言葉は「栄一、寒くないかい? ご飯食べたかい?」
ゑいは、ずっと栄一の母だった。
千代に対しては「お千代、ありがとう……」
シンプルだけど、思いが凝縮した、いいセリフだ。
そしてライバル登場!
三菱の岩崎弥太郎(中村芝翫)来たー!
栄一は『合本主義=企業が協力し合って共に成長していく』『護送船団方式』なのに対し、
弥太郎は『競争主義』『ひとり勝ち』の経営者なんですよね。
今回の後半にもあったが、三菱が大きく飛躍したのは海運業。
「国あっての三菱、むろんお引き受けいたします」
兵隊を戦地へ運ぶことで儲けた。
戦争というのは儲かるんですよね。
自分の国土が戦禍に見舞われなければ。
アメリカなどがいい例。
そして三菱は政府御用達の政商へ。
政商……今で言えば竹中平蔵かな?
政府の委員になって制度やシステムをこしらえ、自分の息のかかった企業を参入させる。
平岡円四郎の妻やす(木村佳乃)もふたたび登場。
こういうかつての登場人物を忘れない脚本家さんのスタンス、好きです!
彼らだって、しっかり生きているのだから忘れてはいけない。
大蔵省を辞めて、第一国立銀行の総監役になって、銀行業務をおこなう栄一(吉沢亮)。
井上馨(福士誠治)と言い、人材が流出するなあ。
大久保利通(石丸幹二)や岩倉具視(山内圭哉)の下ではやっていけないという感じなのだろうか?
栄一は民間が育つことによって、国や民が豊かになると信じているようだ。
おまけに、大蔵省を辞めると、井上馨と連名で「政府の財政が借金まみれ」であることをバラしちゃった!笑
痛快! 痛快!
痛快と言えば、計算勝負で、西洋の算術に日本の算盤が勝った。
かつての攘夷の志士・栄一、してやったりという感じだろうか?
もっとも西洋の簿記を取り入れることも忘れない。
西洋の良い所はどんどん取り入れていくというのが栄一のスタンスだ。
かつての仲間たちも活躍し始めている。
渋沢喜作(高良健吾)はイタリアから戻り、横浜の生糸の貿易を始めるらしい。
喜作、死を選ばず、生きててよかったね!
尾高惇忠(田辺誠一)は富岡製糸工場が順調に。
富岡の生糸がヨーロッパ-で賞を獲った。
富岡が日本の製糸業のモデルにもなるようだ。
惇忠、生きててよかったね!
過去にとらわれず前を向く。
生きていればいいことがある。
一方、死にゆく人も。
栄一の母・ゑい(和久井映見)。
「みんなと手を組み、みんなが幸せになる世をつくる」と意気込む栄一を認めつつも、
「近くにいる者を大事にするのを忘れてはいけないよ」と釘をさす。
渋沢家では、お千代(橋本愛)も妾のおくに(仁村紗和)もつらい思いをしているのだ。
最期の言葉は「栄一、寒くないかい? ご飯食べたかい?」
ゑいは、ずっと栄一の母だった。
千代に対しては「お千代、ありがとう……」
シンプルだけど、思いが凝縮した、いいセリフだ。
そしてライバル登場!
三菱の岩崎弥太郎(中村芝翫)来たー!
栄一は『合本主義=企業が協力し合って共に成長していく』『護送船団方式』なのに対し、
弥太郎は『競争主義』『ひとり勝ち』の経営者なんですよね。
今回の後半にもあったが、三菱が大きく飛躍したのは海運業。
「国あっての三菱、むろんお引き受けいたします」
兵隊を戦地へ運ぶことで儲けた。
戦争というのは儲かるんですよね。
自分の国土が戦禍に見舞われなければ。
アメリカなどがいい例。
そして三菱は政府御用達の政商へ。
政商……今で言えば竹中平蔵かな?
政府の委員になって制度やシステムをこしらえ、自分の息のかかった企業を参入させる。
平岡円四郎の妻やす(木村佳乃)もふたたび登場。
こういうかつての登場人物を忘れない脚本家さんのスタンス、好きです!
彼らだって、しっかり生きているのだから忘れてはいけない。