平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

黒田総裁発言「家計が値上げを受け入れている」が大炎上!~さすが上級国民は見えてる世界が違うわ

2022年06月07日 | 事件・出来事
 日銀総裁の黒田東彦が「家計が値上げを受け入れている」と発言して大炎上している。
 まあ、受け入れてるとは思うよ。
 だって受け入れなくては食事も取れず、電気ガスも使えず死んでしまうから。
 つまり仕方なく受けているのだ。

 この黒田発言を深く読み込んで、言いたいことを言葉にすればこういうことだろう。

・現在の円安政策は間違っていない。
・現に円安政策の結果、輸出関連の大企業は最大収益を上げている。
・これはいずれ国民の給料UPに繋がるだろう。
・コロナが収まれば外国人観光客もやって来る。
・今の日本国民にはこの物価高を受け入れる余裕がある。
・だから賢明な日本国民は未来の果実のために今の物価高を受け入れている。
・愚かな日本国民は物価高に文句を言っているが、近視眼的に物事を見るな!

 でもな~。
 この理屈には大きな欠陥がある。
『これはいずれ国民の給料UPに繋がるだろう』という点だ。
 安倍・黒田の経済政策が始まって9年。
 いまだに国民の収入は上がっていない。
 潤っているのは上の方の連中だけだ。
 つまり安倍・黒田の経済政策は一部の人間にしか利益をもたらさない。

 黒田東彦もこの点はわかってるんじゃないのかな?
 ただ言えば、自分の政策の限界や間違いを認めることになるので言えない。

 まあね。
 現在の円安政策で儲かっている人は「安倍さん万歳!」「黒田さん素晴らしい!」って言えばいいと思うんだよ。
 でも、その恩恵を受けていない庶民は「安倍、この野郎!」「黒田、いい加減にしろ!」と言うべき。
 だって物価が上がって、他のことに全然使えないのだから。
 格差はますます拡大しているのだから。
 おまけに消費税など税金はどんどん上がっている。
 恩恵も受けていないのに「安倍・黒田万歳!」と叫ぶ人は『肉屋を支持するブタ』だ。

「家計が値上げを受け入れている」とご認識の黒田総裁。
 こんな日銀総裁の認識を改めさせるには「一揆」「暴動」「略奪」しかない?
 これで「庶民の生活は苦しいんだな」とわかるのかもしれない。


※参照記事
『日銀総裁「家計が値上げを受け入れている」』(産経新聞・Yahoo!ニュース)
「家計が値上げを受け入れている」=正確には「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」

コメント (2)
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