頼朝(大泉洋)の死。
前半はコメディタッチ。
相性のよくない色・赤を避けていたらホオズキが。
赤ん坊は命を吸い取るので抱きたがらない。
恨みを持つ者の縁者を遠ざける←たくさんいすぎる!
比企尼(草笛光子)、頼朝は幻影を見ているのかと思ったら寝ていただけだった。
餅を喉につまらせて、義時(小栗旬)が背中に強烈パンチ!
餅が喉から飛び出て「あ~死ぬかと思った!」
死を喜劇にする。
こういうセンス好きだな。
ウディ・アレンの映画のよう。
サスペンスもある。
災いの予感がして頼朝は橋供養に行きたがらない。
方違えをするが、途中の道が工事中で通れない。
歴史に詳しい視聴者は、落馬が原因で頼朝が亡くなることを知っているから、いつ落馬するんだ? と思って見ている。
………………………
後半は、縁のある人との最後の時間。
りく(宮沢りえ)は、近くにいたが、今まで話したことのない縁のなかった人として登場。
「都人はおどしだけで動かぬ。そなたも知っておるだろう」と都談義。
都人としての頼朝と共に、都で権勢をふるうことをあきらめた頼朝を描いた。
これは少し後の「どこかの入道のように唐にでも行くか」という言葉に繋がる。
時政(坂東彌十郎)とは昔話。
旗揚の頃から支えて来たのは時政だった。
そんな時政は現状を有り難く思い、満足していると言う。
酒をくみかわし餅を食べる義理の親子。
頼朝にとって楽しい時間であったことだろう。
政子(小池栄子)とは夫婦談義。
政子は、おなご好きも含めて頼朝との生活は「退屈しなかった」と語った。
死を怖れている頼朝は「しんみりするな」と諫め、夫婦で笑う。
義時とは信じ合える友としての会話。
今後の政権構想を義時と政子に語り、支えるように指示を出し、義時には素直な胸の内を明かす。
「人の命は定められているもの。抗ってどうする?
受け入れようではないか。受け入れて好きなように生きるのだ」
そして最後は藤九郎・安達盛長(野添義弘)。
頼朝の馬のくつわをとり、しみじみと「いろいろありましたなあ」
しかし、昔を思い出すことが死に繋がることを思い出して「はっ!」
頼朝は「もうよい」と言って昔話をするように言うが、盛長は思い出せない。笑
いいシーンですね。
権勢をふるった頼朝が最後に行き着いた所は、盛長とふたりで歩むことだった。
頼朝は原点に戻った。
そんな頼朝が倒れた時に盛長が叫んだ言葉は「鎌倉殿!」ではなくて「佐殿!」。
頼朝の人生、ほんとうは盛長と歩むだけで十分だったのかもしれない。
頼朝は縁のあるひとりひとりに挨拶をして旅立っていった。
前半はコメディタッチ。
相性のよくない色・赤を避けていたらホオズキが。
赤ん坊は命を吸い取るので抱きたがらない。
恨みを持つ者の縁者を遠ざける←たくさんいすぎる!
比企尼(草笛光子)、頼朝は幻影を見ているのかと思ったら寝ていただけだった。
餅を喉につまらせて、義時(小栗旬)が背中に強烈パンチ!
餅が喉から飛び出て「あ~死ぬかと思った!」
死を喜劇にする。
こういうセンス好きだな。
ウディ・アレンの映画のよう。
サスペンスもある。
災いの予感がして頼朝は橋供養に行きたがらない。
方違えをするが、途中の道が工事中で通れない。
歴史に詳しい視聴者は、落馬が原因で頼朝が亡くなることを知っているから、いつ落馬するんだ? と思って見ている。
………………………
後半は、縁のある人との最後の時間。
りく(宮沢りえ)は、近くにいたが、今まで話したことのない縁のなかった人として登場。
「都人はおどしだけで動かぬ。そなたも知っておるだろう」と都談義。
都人としての頼朝と共に、都で権勢をふるうことをあきらめた頼朝を描いた。
これは少し後の「どこかの入道のように唐にでも行くか」という言葉に繋がる。
時政(坂東彌十郎)とは昔話。
旗揚の頃から支えて来たのは時政だった。
そんな時政は現状を有り難く思い、満足していると言う。
酒をくみかわし餅を食べる義理の親子。
頼朝にとって楽しい時間であったことだろう。
政子(小池栄子)とは夫婦談義。
政子は、おなご好きも含めて頼朝との生活は「退屈しなかった」と語った。
死を怖れている頼朝は「しんみりするな」と諫め、夫婦で笑う。
義時とは信じ合える友としての会話。
今後の政権構想を義時と政子に語り、支えるように指示を出し、義時には素直な胸の内を明かす。
「人の命は定められているもの。抗ってどうする?
受け入れようではないか。受け入れて好きなように生きるのだ」
そして最後は藤九郎・安達盛長(野添義弘)。
頼朝の馬のくつわをとり、しみじみと「いろいろありましたなあ」
しかし、昔を思い出すことが死に繋がることを思い出して「はっ!」
頼朝は「もうよい」と言って昔話をするように言うが、盛長は思い出せない。笑
いいシーンですね。
権勢をふるった頼朝が最後に行き着いた所は、盛長とふたりで歩むことだった。
頼朝は原点に戻った。
そんな頼朝が倒れた時に盛長が叫んだ言葉は「鎌倉殿!」ではなくて「佐殿!」。
頼朝の人生、ほんとうは盛長と歩むだけで十分だったのかもしれない。
頼朝は縁のあるひとりひとりに挨拶をして旅立っていった。