★推理ドラマ、推理小説の構成要素
1.トリック
2.証拠
3.動機
第7話「予知る」
トリックはER流体。
普段は液体だが電流を通すと粘性が出るという液体。
これを使って偽装首吊りを行った犯人。
証拠は次の様なもの。
余命あとひと月。
もう一度ヨリを戻してくれたら全財産を譲ると言って首をくくろうとする元夫・菅原(塚地武雅)。
財産がほしい元妻・静子(深田恭子)は菅原を助ける。
電源コードを抜いてER流体を液体に戻して。
しかし、その行為はER流体を仕込んでいることを知らなければ出来ないこと。
これで静子が犯人であることが証明された。
これが証拠。
今回、湯川(福山雅治)は証拠を得るために罠をはめたのだ。
そして動機。
すべては菅原の財産を奪うため。
静子は共謀して夫に愛人を作らせ、ER流体で自殺させた。
愛人を作った上に自殺させた。
このことの慰謝料で静子は菅原と別れ慰謝料をせしめたのだ。
★湯川のキャラクター
ここで面白いのは湯川のキャラクターだ。
彼はトリックの究明、証拠固め=証明には情熱を注ぐが、動機には一向に関心がない。
ER流体のトリックを解明した後、湯川は薫(柴咲コウ)に言う。
「動機を調べるのは君たちの仕事だ」
後日、薫は静子の動機について報告するが、湯川は聞き流すだけ。
彼は人間的なこと、心の問題には関心がないのだ。
その理由は明らかにされていないが、美しい矛盾のない物理の数式の中に生きることが彼には快適であるらしい。
しかし、そんな彼も心の片鱗を見せる時がある。
静子が逮捕されて菅原に「酒でも飲みに行きませんか」と言う湯川。
静子にはこう諭す。
「あなたは科学者に向いていない。金に執着する人間には無理です」
彼は決して物理の中のみに生きる変人ではない。
オモテには出さないが、心の奥底には人間的なものが流れている。
しかし、それら人間的なものに関心を持たないようにしている。
この点を城ノ内桜子(真矢みき)は「ミステリアス」と言っているのだ。
薫はまだ若くてそんな湯川の心の奥底がわからない様だ。
※追記
深キョンが悪女!
「金に執着する人間に科学者は無理です」と言われて「そうだったら私には無理ね」という時の顔などは魔性を感じる。
新境地開拓だ。
1.トリック
2.証拠
3.動機
第7話「予知る」
トリックはER流体。
普段は液体だが電流を通すと粘性が出るという液体。
これを使って偽装首吊りを行った犯人。
証拠は次の様なもの。
余命あとひと月。
もう一度ヨリを戻してくれたら全財産を譲ると言って首をくくろうとする元夫・菅原(塚地武雅)。
財産がほしい元妻・静子(深田恭子)は菅原を助ける。
電源コードを抜いてER流体を液体に戻して。
しかし、その行為はER流体を仕込んでいることを知らなければ出来ないこと。
これで静子が犯人であることが証明された。
これが証拠。
今回、湯川(福山雅治)は証拠を得るために罠をはめたのだ。
そして動機。
すべては菅原の財産を奪うため。
静子は共謀して夫に愛人を作らせ、ER流体で自殺させた。
愛人を作った上に自殺させた。
このことの慰謝料で静子は菅原と別れ慰謝料をせしめたのだ。
★湯川のキャラクター
ここで面白いのは湯川のキャラクターだ。
彼はトリックの究明、証拠固め=証明には情熱を注ぐが、動機には一向に関心がない。
ER流体のトリックを解明した後、湯川は薫(柴咲コウ)に言う。
「動機を調べるのは君たちの仕事だ」
後日、薫は静子の動機について報告するが、湯川は聞き流すだけ。
彼は人間的なこと、心の問題には関心がないのだ。
その理由は明らかにされていないが、美しい矛盾のない物理の数式の中に生きることが彼には快適であるらしい。
しかし、そんな彼も心の片鱗を見せる時がある。
静子が逮捕されて菅原に「酒でも飲みに行きませんか」と言う湯川。
静子にはこう諭す。
「あなたは科学者に向いていない。金に執着する人間には無理です」
彼は決して物理の中のみに生きる変人ではない。
オモテには出さないが、心の奥底には人間的なものが流れている。
しかし、それら人間的なものに関心を持たないようにしている。
この点を城ノ内桜子(真矢みき)は「ミステリアス」と言っているのだ。
薫はまだ若くてそんな湯川の心の奥底がわからない様だ。
※追記
深キョンが悪女!
「金に執着する人間に科学者は無理です」と言われて「そうだったら私には無理ね」という時の顔などは魔性を感じる。
新境地開拓だ。
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