アニメ『その着せ替え人形は恋をする』面白かった!
主人公は五条新菜(CV石毛翔弥)。
将来、ひな人形職人の頭師(かしらし)を目指していて、造形物や衣裳に人並み以上のこだわりを持っている。
内向的で学校では目立たない存在。
一言で言えば「ひな人形オタク」
ヒロインは喜多川海夢(CV直田姫奈)。
明るく軽いノリのリア充なギャル。読者モデルもやっている。
びえん、アガる、鬼ヤバ、オケマルといったギャル語を日常的に使う子。
スクール・カーストの頂点にいるような女の子。
※喜多川さん エピソードが進むにつれてどんどん魅力的になっていく。
こんな水と油のようなふたりがどうして交流を持つようになったか?
それは「コスプレ衣装」だった。
海夢はアニメ・ゲームが大好きで、好きなキャラクターのコスプレをしたくてしょうがなかった。
でも自分ではコスプレ衣装を上手く作れない。
そこで白羽の矢が立てられたのが五条新菜。
五条君はとんでもないこだわりで素晴らしいコスプレ衣装を作っていく。
………………………………………
この作品、『オタクのファンタジー』なんですね。
内向的なオタクでもスクール・カーストの頂点にいるような女の子と青春できる。
そんなファンタジーだ。
それは『島耕作』が『サラリーマンのファンタジー』であるのと同じ。
島耕作もさまざまな女性と交流を持ち、仕事が充実して、いつの間にか出世している。
五条君と喜多川さんが交流を持つきっかけになるのが『コスプレ衣装』であるのが面白い。
オタクは「何かを介さない」と他人と話ができないんですよね。←勝手に決めつけるな!
五条君の場合は、コスプレ衣装。
これがなかったら、喜多川さんとの会話は5分と続かなかっただろう。
喜多川さんがすごくいい子だったというのも面白い。
フツー、リア充のギャルと言えば底辺やオタクを見下すような所がある。←勝手に決めつけるな!
でも喜多川さんは違う。
感情表現が豊かなだけで実はすごくいい子。
楽しいことは楽しいと言い、すごいことはすごいとストレートに言う。
で、体の露出に関しては結構オープン←結局そこかいっ!
今までのオタクと女の子の恋愛アニメだと、女の子がオタクだったり内向的だったりするが、敢えてギャルをヒロインに持って来た所がこの作品の新しい所。
類似の作品をあげれば「俺妹」や「冴えカノ」だろうか?
五条君と喜多川さんの恥ずかしさのツボが違うのも面白い。
五条君はいわゆる思春期の男の子。
喜多川さんの胸のふくらみや下着姿にドキドキしてしまう。
でも喜多川さんは気にしない。
下着は見せ下着だし、採寸などで服を脱ぐ時は時は水着だから。
そんな喜多川さんだが、カラコンをしていない時などはアタフタして顔を赤らめてしまう。
このふたりの恥ずかしさのツボの違い!
実に面白い!
この作品の面白さは他にもある。
コスプレの詳細がわかることだ。
見ていると、コスプレ衣装がどのようなこだわりで作られているかがわかる。
コスプレイヤーがどのような思いで、キャラを再現しているかがわかる。
その基本はキャラへの愛だ。
何か好きなものがあるっていいものですね。
何かハマるものがあるって楽しいことですね。
そして主人公の成長。
喜多川さんとの関わりはオタクだった五条君を変えた。
花火、お祭り、海、マンガ喫茶、いっしょにホラー映画視聴──五条君は現実の楽しさを知る。
コス撮影のためにラブホテルに行ったりもする。
これらの体験が五条君の作るひな人形を変えるのだ。
人形職人の師匠である、五条君の祖父は五条君の作った人形を見て言う。
「最近、良い表情を描けるようになったな」
創作には現実体験が必要なんですね。
現実で見聞きしたこと、感じたこと、考えたことが作品に活きて来る。
『その着せ替え人形は恋をする』は「青春ストーリー」であると同時に「五条君の成長物語」でもあるんですよね。
主人公は五条新菜(CV石毛翔弥)。
将来、ひな人形職人の頭師(かしらし)を目指していて、造形物や衣裳に人並み以上のこだわりを持っている。
内向的で学校では目立たない存在。
一言で言えば「ひな人形オタク」
ヒロインは喜多川海夢(CV直田姫奈)。
明るく軽いノリのリア充なギャル。読者モデルもやっている。
びえん、アガる、鬼ヤバ、オケマルといったギャル語を日常的に使う子。
スクール・カーストの頂点にいるような女の子。
※喜多川さん エピソードが進むにつれてどんどん魅力的になっていく。
こんな水と油のようなふたりがどうして交流を持つようになったか?
それは「コスプレ衣装」だった。
海夢はアニメ・ゲームが大好きで、好きなキャラクターのコスプレをしたくてしょうがなかった。
でも自分ではコスプレ衣装を上手く作れない。
そこで白羽の矢が立てられたのが五条新菜。
五条君はとんでもないこだわりで素晴らしいコスプレ衣装を作っていく。
………………………………………
この作品、『オタクのファンタジー』なんですね。
内向的なオタクでもスクール・カーストの頂点にいるような女の子と青春できる。
そんなファンタジーだ。
それは『島耕作』が『サラリーマンのファンタジー』であるのと同じ。
島耕作もさまざまな女性と交流を持ち、仕事が充実して、いつの間にか出世している。
五条君と喜多川さんが交流を持つきっかけになるのが『コスプレ衣装』であるのが面白い。
オタクは「何かを介さない」と他人と話ができないんですよね。←勝手に決めつけるな!
五条君の場合は、コスプレ衣装。
これがなかったら、喜多川さんとの会話は5分と続かなかっただろう。
喜多川さんがすごくいい子だったというのも面白い。
フツー、リア充のギャルと言えば底辺やオタクを見下すような所がある。←勝手に決めつけるな!
でも喜多川さんは違う。
感情表現が豊かなだけで実はすごくいい子。
楽しいことは楽しいと言い、すごいことはすごいとストレートに言う。
で、体の露出に関しては結構オープン←結局そこかいっ!
今までのオタクと女の子の恋愛アニメだと、女の子がオタクだったり内向的だったりするが、敢えてギャルをヒロインに持って来た所がこの作品の新しい所。
類似の作品をあげれば「俺妹」や「冴えカノ」だろうか?
五条君と喜多川さんの恥ずかしさのツボが違うのも面白い。
五条君はいわゆる思春期の男の子。
喜多川さんの胸のふくらみや下着姿にドキドキしてしまう。
でも喜多川さんは気にしない。
下着は見せ下着だし、採寸などで服を脱ぐ時は時は水着だから。
そんな喜多川さんだが、カラコンをしていない時などはアタフタして顔を赤らめてしまう。
このふたりの恥ずかしさのツボの違い!
実に面白い!
この作品の面白さは他にもある。
コスプレの詳細がわかることだ。
見ていると、コスプレ衣装がどのようなこだわりで作られているかがわかる。
コスプレイヤーがどのような思いで、キャラを再現しているかがわかる。
その基本はキャラへの愛だ。
何か好きなものがあるっていいものですね。
何かハマるものがあるって楽しいことですね。
そして主人公の成長。
喜多川さんとの関わりはオタクだった五条君を変えた。
花火、お祭り、海、マンガ喫茶、いっしょにホラー映画視聴──五条君は現実の楽しさを知る。
コス撮影のためにラブホテルに行ったりもする。
これらの体験が五条君の作るひな人形を変えるのだ。
人形職人の師匠である、五条君の祖父は五条君の作った人形を見て言う。
「最近、良い表情を描けるようになったな」
創作には現実体験が必要なんですね。
現実で見聞きしたこと、感じたこと、考えたことが作品に活きて来る。
『その着せ替え人形は恋をする』は「青春ストーリー」であると同時に「五条君の成長物語」でもあるんですよね。
教えていただきありがとうございます。
僕はドルオタですが、声優さんの方にもアンテナを張ってみたいと思いました。