データで分析する衆議院選挙
★議席数の変化
自民 256→191
公明 32→24
立民 98→148
維新 41→38
国民 7→28
れいわ 3→9
共産 11→8
参政 0→3
保守 0→3
社民 1→1
無・他 12→12
維新はあまり落ちなかったな……。
国民民主の躍進は想定していたが、すこし取り過ぎ。
立民との候補者調整、連合の支援、自民党の保守層の受け皿となった。
20代、30代の有権者の支持も大きかった。
れいわの9議席はうれしい!
特に沖縄4区の山川ひとしさんの当選!
沖縄ではスッタモンダがあったからなぁ。
本当は10議席ほしかったが、僕は6~7議席と読んでいたから万々歳だ。
これで予算委員会での質疑もできるだろう。
NHKの日曜討論にも毎回出られる。
結果、れいわの主張がより広く伝えられる。
次の選挙は参議院選。
目標は衆参併せて20議席の中規模政党だ。
今回は落選したが、れいわには伊勢崎賢治さんやミサオ・レッドウルフさんたちがいるからね。
山本太郎さんの目論見どおり、順調に進んでいる。
ただし、ここで気を緩めてはならない。
………………………………………………
★比例代表全国集計(開票率99%以上)
自民 1458万 2630票(26.75%)
立憲 1155万 8484票(21.20%)
国民 616万 6018票(11.31%)
公明 596万 2929票(10.94%)
維新 509万 1920票( 9.34%)
れいわ 380万 4983票( 6.98%)
共産 336万 2763票( 6.17%)
参政 187万 0244票( 3.43%)
保守 114万 5186票( 2.10%)
社民 93万 4481票( 1.71%)
みんつく 2万 3784票( 0.04%)
2021年の衆院選比例結果はこうだ。
自民 1991万4883票 (34.66%)
立憲 1149万2115票 (20.00%)
維新 805万830票 (14.01%)
公明 711万4282票(12.38%)
国民 259万3375票(4.51%)
共産 416万6076票(7.25%)
れいわ 221万5648票(3.86%)
社民 101万8588票(1.77%)
面白いのは、立憲の比例投票数が2021年とほとんど変わっていないこと。
立憲さん、ポイントはここだぞ。
今回の選挙結果は必ずしもあなたたちが支持されて得た結果ではない。
僕の選挙区では、れいわも共産党の候補者もいなかったから仕方なく立憲の候補者に入れた。
そういう人は多いだろう。
立憲さん、とりあえず政治資金規正法の厳格化がんばって下さい。
下手に日和ったら、たちまち見放されますよ。
……………………………………………
さて今後の政局だが、
現状、維新・国民が連立入りを否定しているので
自公政権のまま「パーシャル連合(部分連合)」の形で進行していくだろう。
パーシャル連合──
つまり政策ごとに他党と連携して、物事を決めていくという政治体制だ。
たとえば、
Aという法案があれば「自公維」で決め、
Bという法案があれば「自維国」で決めていくという形。
こんな体制だから、当然、石破内閣の基盤は弱くなる。
3月の予算が成立したら、自民党内で石破おろしが起きるかもしれない。
一方、維新の会と国民民主党。
何だかんだ言って自民党寄りだからなぁ。
状況次第で、いろいろ言い訳して連立入りをするかもしれない。
憲法改正発議は遠のいたかな?
立憲民主党が日和らなければ、現状、発議に必要な2/3を確保できない。
★議席数の変化
自民 256→191
公明 32→24
立民 98→148
維新 41→38
国民 7→28
れいわ 3→9
共産 11→8
参政 0→3
保守 0→3
社民 1→1
無・他 12→12
維新はあまり落ちなかったな……。
国民民主の躍進は想定していたが、すこし取り過ぎ。
立民との候補者調整、連合の支援、自民党の保守層の受け皿となった。
20代、30代の有権者の支持も大きかった。
れいわの9議席はうれしい!
特に沖縄4区の山川ひとしさんの当選!
沖縄ではスッタモンダがあったからなぁ。
本当は10議席ほしかったが、僕は6~7議席と読んでいたから万々歳だ。
これで予算委員会での質疑もできるだろう。
NHKの日曜討論にも毎回出られる。
結果、れいわの主張がより広く伝えられる。
次の選挙は参議院選。
目標は衆参併せて20議席の中規模政党だ。
今回は落選したが、れいわには伊勢崎賢治さんやミサオ・レッドウルフさんたちがいるからね。
山本太郎さんの目論見どおり、順調に進んでいる。
ただし、ここで気を緩めてはならない。
………………………………………………
★比例代表全国集計(開票率99%以上)
自民 1458万 2630票(26.75%)
立憲 1155万 8484票(21.20%)
国民 616万 6018票(11.31%)
公明 596万 2929票(10.94%)
維新 509万 1920票( 9.34%)
れいわ 380万 4983票( 6.98%)
共産 336万 2763票( 6.17%)
参政 187万 0244票( 3.43%)
保守 114万 5186票( 2.10%)
社民 93万 4481票( 1.71%)
みんつく 2万 3784票( 0.04%)
2021年の衆院選比例結果はこうだ。
自民 1991万4883票 (34.66%)
立憲 1149万2115票 (20.00%)
維新 805万830票 (14.01%)
公明 711万4282票(12.38%)
国民 259万3375票(4.51%)
共産 416万6076票(7.25%)
れいわ 221万5648票(3.86%)
社民 101万8588票(1.77%)
面白いのは、立憲の比例投票数が2021年とほとんど変わっていないこと。
立憲さん、ポイントはここだぞ。
今回の選挙結果は必ずしもあなたたちが支持されて得た結果ではない。
僕の選挙区では、れいわも共産党の候補者もいなかったから仕方なく立憲の候補者に入れた。
そういう人は多いだろう。
立憲さん、とりあえず政治資金規正法の厳格化がんばって下さい。
下手に日和ったら、たちまち見放されますよ。
……………………………………………
さて今後の政局だが、
現状、維新・国民が連立入りを否定しているので
自公政権のまま「パーシャル連合(部分連合)」の形で進行していくだろう。
パーシャル連合──
つまり政策ごとに他党と連携して、物事を決めていくという政治体制だ。
たとえば、
Aという法案があれば「自公維」で決め、
Bという法案があれば「自維国」で決めていくという形。
こんな体制だから、当然、石破内閣の基盤は弱くなる。
3月の予算が成立したら、自民党内で石破おろしが起きるかもしれない。
一方、維新の会と国民民主党。
何だかんだ言って自民党寄りだからなぁ。
状況次第で、いろいろ言い訳して連立入りをするかもしれない。
憲法改正発議は遠のいたかな?
立憲民主党が日和らなければ、現状、発議に必要な2/3を確保できない。
取り敢えず与党の過半数割れと言う事で良しするしかないですかね…
れいわ新選組の躍進 コウジさん良かったですね
日本共産党は2議席減らして8議席 残念
ま、沖縄の赤嶺さんが当選したのは良いとして
まさか国民民主があれ程とは思わなかったです。自民党よりの党ですがね。
そう言えば山本太郎さんが体調不良のようですね。何事もないといいです。
>れいわ新選組の躍進
ありがとうございます。
国民民主は、自民党に失望しているけれど立民には入れたくない層の受け皿になりましたね。
あとは20代、30代に「所得を増やす」というメッセージが響きました。
選挙手法は石丸伸二氏に似ているのですが、この分分析はどなたかに任せましょう。
国民民主、今後の手腕に注目ですね。
とりあえず、閣内には入らず、トリガー条項(ガソリン税)撤廃を条件に、首班指名で石破氏に投票するという流れでしょうか。
「手取り」という言葉を選んだところが絶妙。
敵ながらあっぱれです。
>敵ながらあっぱれです。
ただ、手取りを増やす方法の具体的なところが弱くて、今のところ103万や130万の控除の壁をなくすということらしいですが、これで「所得が増えても手取りは増えない」状況が劇的に変わるかというと、そんなこともないわけですよね。
もともとそんなにハードに働けないパートや高齢者の場合、恩恵がありません。
正直、なんでTま木さんがそんな人気になったのかよく分かりません。
ただ、ネットでは、I丸さんのような過激さはないにしても、拡散したようですし、Nの字がアタマにつく放送協会では、ここ1年か2年くらい、K民M主党が丁寧に採り上げてもらえる状態が続いています。正直不可解ですけどね。
家人曰く
「選挙が終わってから、Tま木さんの顔が急に変わっている。与党の大物議員みたいになっている」
です。
いつもありがとうございます。
所得控除の壁。
パートの方だけでなく給与所得者にも恩恵があるようです。
国民民主党の試算に拠ると、控除額を現状の103万円から178万まで上げることにより、
・年収200万の人で年間8.6万円
・年収300万の人で年間11.3万円
・年収500万の人で年間13.2万円
の手取りが増えることになるようです。
なので専業主婦の方は夫の給与で恩恵がありますし、年金生活者も103万円以上の年金をもらっている方には恩恵があります。
僕は「怒!税金を取られすぎ!」「市中にお金をまわせ」派なので、実現可能かどうかは別にして、良い政策には賛成します。
実現可能性については、火曜日の「報道1930」で自民党の幹事長代理も立憲民主党の幹事長も「良い政策だ」と言っていたので実現するかもしれません。
じゃあ自民、立民は今まで何をやっていたのか? と言いたくなりますが……。
あとひとつの問題は財源ですね。
国民民主は、財源のひとつとして豊かな高齢者の社会保障費を削ることを主張していますが、それで足りるのか?
いずれは豊かでない高齢者の社会保障費も削りそうです。
だとすると、おっしゃるとおり、年金生活者(高齢者)の恩恵はないかもしれませんね。
……………………………………
玉木氏の露出については、国民民主が自民につくか、立民のつくか(可能性は低いですが)で政局が決まるキイマンなので仕方ないとは思います。
これを機にアピールしまくっていますね。笑
2020さんのご家族の方の直感は当たっていますよね。
尊厳死発言など、玉木氏にはどこか胡散臭い所があります。
都知事選では小池百合子と組んだのに今回は石丸伸二氏を利用したり(裏で組んだり?)、ネトウヨ系の番組に出てネトウヨさんが喜ぶような発言をしたりと、節操のなさも感じます。
さて玉木雄一郎氏はどこへ向かうのか?
当事者意識を持たなければ、政治は最高のエンタテインメントなんですけどね。
>・年収200万の人で年間8.6万円
>・年収300万の人で年間11.3万円
>・年収500万の人で年間13.2万円
>の手取りが増えることになるようです。
この計算が分からないんですよ。
103万の課税最低限を178万に引き上げると、なぜ高収入の人も減税になるんでしょう。試算によると、という報道ばかりで、どういう試算をしているのか、たとえば、グラフのようなものを見たことがありません。
もしかすると、所得税の累進課税のグラフを、178万を起点にするようにそのまま平行移動して計算しているんでしょうか。それなら所得税が増えるかもしれません。
でも、実際にやるときには、税収確保のために累進の勾配を変更して急カーブにするでしょう(笑)。
そうなれば高年収の人にも恩恵があるなんて、の~てんきなことはいえないでしょうし、そのあたりをはっきり見せないために、グラフをつくらないのかもしれないと思ってます。
それとも、消費税を上げて18%にするんですかね?
なんかちょっと浮かれすぎじゃないか、という気がします。
訂正です。
以上の文章ですが「所得税が減るかも」の間違いでした。
確定申告時の控除額が103万円から178万円になるので、178万円で税額計算をすると上記の減税額になるということのようです。
現状の103万円の内訳は──
・給与所得控除55万円
・基礎控除 48万円 合計103万円。
もし国民民主の政策が実現されれば、75万円(178万円ー103万円)も控除金額が上がります。
これは大きいですよね。
たとえば年収500万円のサラリーマン
・今までの課税対象額は500万円ー103万円=397万円。
・改正されれば課税対象額は500万円ー178万円=322万円。
これに扶養控除などが加われば、家族持ちのサラリーマンの方は結構な減税になるでしょう。
今回のことで言えるのは──
選挙に行って投票すれば社会は変わるということなんですよね。
まあ、これから財務省に拠る骨抜きバトルが始まると思いますが。
>・今までの課税対象額は500万円ー103万円=397万円。
>・改正されれば課税対象額は500万円ー178万円=322万円。
あ、思い出しました、そうでした。
学生のころ、夏休みの短期バイトで所得税を引かれて、翌年の3月に確定申告をしたときに、この式を初めて意識しました。
サラリーマンなので年末調整もやってますが、ここ何年も、機械的に空欄を埋める感じになっていて、忘れかけていました、なるほどこの式です。というか、なんで忘れていたんでしょう、あ~恥ずかしい。
>まあ、これから財務省に拠る骨抜きバトルが始まると思いますが。
同感です。やっぱり消費税18%で減税分を埋め合わせ、ということになりそうな気もします…
>やっぱり消費税18%で減税分を埋め合わせ
こうなったら元も子もないですよね。
そして増税されたら失われた40年、50年になることでしょう。
以前も書きましたが、今大切なのは──
①取られ過ぎている税金を取り戻すこと
②市中にお金を循環させて好景気をつくること
なんですよね。