天狗党討伐、そして敗北。
慶喜(草彅剛)は──
「三々五々、国に落ちよ」
武田耕雲斎(津田寬二)は慶喜に裏切られたと嘆く同志に──
「わからんのか!? われらが一橋様を追い詰めてしまったことを!」
成一郎(高良健吾)は──
「これが俺たちの信じた攘夷のなれの果てか……。攘夷などどうでもいい!」
篤太夫(吉沢亮)は──
「小四郎さんたちを焚きつけた俺のせいだよ!」
さまざまな感情がぶつかりあってるなあ。
天狗党の敗北は『攘夷』の終焉でもあった。
攘夷から開国へ。
『攘夷』の総本山・長州は英国と接近し、倒幕に舵を切った。
小栗忠順(武田真治)は開港・交易の利を説き、造船所を建設。
フランスとカンパニーをつくり、利益を得て強い幕府をつくろうとする。
このような状況の中、篤太夫も気づく。
強い組織をつくるためには資金が必要であり、儲けなくてはならない。
発想は小栗忠順と同じだ。
尊皇攘夷といった理念・イデオロギーだけでは片手落ち。
資金の裏付けがあって、理念・イデオロギーは実現される。
だから慶喜に篤太夫は具申する。
「それがしは一橋の懐具合を整えたいのでございます」
「懐具合を整えて、一橋のお家をもっと強くしたいのでございます」
篤太夫、ついに自分のやるべきことを見出しましたね。
イデオロギー闘争でも武力闘争でもない、経済という第三の道。
実際、篤太夫は出自のせいもあり、こちらの道に長けていた。
『歩兵取り立て御用係』として備中に行った時も単に兵を集めただけでなく、その土地の特産物を調べ、どうすれば利益を得られるかを考えていた。
与えられた仕事だけでなく、プラスアルファの仕事をやる篤太夫。
慶喜は篤太夫の具申を受け入れる。
「ならばやってみよ。そこまで言うのならおぬしの腕見せてみよ」
慶喜、名君ですね。
そして、篤太夫は円四郎(堤真一)の言葉を思い出す。
「お前は、お前のままで生きてみろ」
円四郎は篤太夫の中で生きている!
次回は十四代将軍・家茂(磯村勇斗)の死か……。
結果、慶喜が十五代将軍に。
慶喜の険しい困難な道は続く。
篤太夫はそんな慶喜をどう支えるのか?
慶喜(草彅剛)は──
「三々五々、国に落ちよ」
武田耕雲斎(津田寬二)は慶喜に裏切られたと嘆く同志に──
「わからんのか!? われらが一橋様を追い詰めてしまったことを!」
成一郎(高良健吾)は──
「これが俺たちの信じた攘夷のなれの果てか……。攘夷などどうでもいい!」
篤太夫(吉沢亮)は──
「小四郎さんたちを焚きつけた俺のせいだよ!」
さまざまな感情がぶつかりあってるなあ。
天狗党の敗北は『攘夷』の終焉でもあった。
攘夷から開国へ。
『攘夷』の総本山・長州は英国と接近し、倒幕に舵を切った。
小栗忠順(武田真治)は開港・交易の利を説き、造船所を建設。
フランスとカンパニーをつくり、利益を得て強い幕府をつくろうとする。
このような状況の中、篤太夫も気づく。
強い組織をつくるためには資金が必要であり、儲けなくてはならない。
発想は小栗忠順と同じだ。
尊皇攘夷といった理念・イデオロギーだけでは片手落ち。
資金の裏付けがあって、理念・イデオロギーは実現される。
だから慶喜に篤太夫は具申する。
「それがしは一橋の懐具合を整えたいのでございます」
「懐具合を整えて、一橋のお家をもっと強くしたいのでございます」
篤太夫、ついに自分のやるべきことを見出しましたね。
イデオロギー闘争でも武力闘争でもない、経済という第三の道。
実際、篤太夫は出自のせいもあり、こちらの道に長けていた。
『歩兵取り立て御用係』として備中に行った時も単に兵を集めただけでなく、その土地の特産物を調べ、どうすれば利益を得られるかを考えていた。
与えられた仕事だけでなく、プラスアルファの仕事をやる篤太夫。
慶喜は篤太夫の具申を受け入れる。
「ならばやってみよ。そこまで言うのならおぬしの腕見せてみよ」
慶喜、名君ですね。
そして、篤太夫は円四郎(堤真一)の言葉を思い出す。
「お前は、お前のままで生きてみろ」
円四郎は篤太夫の中で生きている!
次回は十四代将軍・家茂(磯村勇斗)の死か……。
結果、慶喜が十五代将軍に。
慶喜の険しい困難な道は続く。
篤太夫はそんな慶喜をどう支えるのか?
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