ふくかぜを なきてうらみよ うぐひすは われやははなに てだにふれたる
吹く風を 鳴きてうらみよ 鶯は 我やは花に 手だにふれたる
よみ人知らず
鶯よ、恨むなら吹く風を恨みなさい。私は花に手を触れてもいないのだから。
花が散るのは作者のせいだと思って鶯が鳴いていると見立て、そうではなくて風が吹いているからなのだよと鶯に語りかける。発想の妙ですね。
ふくかぜを なきてうらみよ うぐひすは われやははなに てだにふれたる
吹く風を 鳴きてうらみよ 鶯は 我やは花に 手だにふれたる
よみ人知らず
鶯よ、恨むなら吹く風を恨みなさい。私は花に手を触れてもいないのだから。
花が散るのは作者のせいだと思って鶯が鳴いていると見立て、そうではなくて風が吹いているからなのだよと鶯に語りかける。発想の妙ですね。