2008年1月17日午後17時、同世代の走友、中村文彦氏が47年の人生を全力で駆け抜けて逝ってしまった。若い時から心臓の病と闘い、2度の大手術を乗り越えて走り続けていた彼の人柄や頑張りは多くの走友の勇気になっていた。
本気で走れば、サブスリー以上の実力がありながら、大会には参加せず、皆の応援をしてくれた。自分を強く押し出す事無く、気配りを忘れない、とても大きな人間だった。
私の48年の人生で出逢った中で、彼ほど人に優しく、誰にでも平等に、そして、あれほど強い人間はいない。心から尊敬できる友達だった。
ありがとう、中村文彦、マラソンを愛し、真駒内公園を愛した君を忘れることはあり得ない。私達が走り続けている限り、君も一緒に走っているのだから。
また、真駒内公園で会いましょう。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。