どんよりとうす暗く低い雲、雨が心配された今年の小樽運河マラソン。ハノハノ陸上部から2名が参加した。先月の洞爺湖マラソンで初フル3時間02分での衝撃デビューの「マンガくん」と10年前の7月28日に札幌円山球場で選抜高校野球、札幌第一高校で甲子園のキップを勝ち取った「アツシ」の挑戦だ。
人には運命がある、出会いと別れが運命の2文字を説明しやすい、ここでの運命は「出会い」である。アツシは現在、28歳、少年時代から野球一筋でスポーツと関わり、1年前からマラソンを始めた、言わばランニング初心者である。
ここからが運命の説明である。10年前の夏、7月28日に札幌円山球場で、高校野球の決勝戦が行われていた。尚志学園高校vs札幌第一高校の激突だった。
当時、マラソン練習に没頭していた僕は、真駒内公園へ行き、野球好きな友人に誘われて、ヤッコさんは円山球場に行っていた。その友人の息子が札幌第一高校出身という理由での観戦。ヤッコさんが高校野球を観戦したのはこの日が初めて。
そうなんです!この時、マウンドに立っていたのが、今期ハノハノ陸上部に入部した「アツシ」です。もちろん、この日から10年後の夏に今度はマラソンでヤッコさんに応援してもらうことなど、神のみぞ知るです。
この事実は最近になって判明、運命の2文字を改めて感じることになりました。人間には互いに引き合う磁力みたいなものがあります。僕たちには特に多く、過去にも同じような偶然が何度もあるような気がします。
奇跡的な出会いがあり、運命的な別れがある。この年齢まで生きていると、忘れることの出来ない悲しい別れもあったが、そんな悲しい思いを埋めるかのような出会いで、何度も助けられても来た。出会いと別れ、僕も少しだけ歴史を語れる年齢になった。
レース後半からは激しい雨になりましたが、沿道から精一杯の応援をさせて頂きました。まず、僕らの応援ポイントに姿を現したのは、アツシ、186cmの体にハノハノブルーのウエアは注目の的だ。
そして、10秒後ろにマンガ、ハーフマラソンを楽しむその表情は余裕すら感じられた。
サロマ100kmマラソンを控えているあべちゃんは相変わらずの爽やかスマイルラン
テンストライプ所属のカナ君、この日、ヤッコさん、マンガと共に打ち上げに参加させてもらい、楽しい時間を共有出来ました。テンストの皆さん、ありがとう。
ランニングファン北海道ウェブ担当ディレクターのユキちゃん。次のイベントもヨロシク。
僕の最近のトレーニングは60分ウォーキング、少しでも筋力を落とさないように工夫はしていますが、走れないストレスはキツイですね。