新型肺炎コロナウイルスの深刻化を重視して各地の大型イベント中止の発表が続いている。
ここ北海道でも感染者が出ているし、慎重に見守りたいところです。マラソン大会も大勢が集まるイベントのひとつなので例外ではなく、道内ハーフマラソンの先陣を切る4月19日開催予定だった伊達ハーフマラソンも中止を決めたようです。
2月2日にエントリーを済ませていた僕としては微妙なタイミングなのでエントリー費を含めて残念ではあります。
そんな状況下ではありますが、一般社団法人北海道ファシリティマネジメント協会主催の「2030冬季オリパラ招致応援特別講演会」の招待を受けたので会場であるカナモトホール(旧札幌市民ホール)に行って来ました。
ゲストは豪華で、NTTファシリティーズ顧問プリンシパルアーキテクトの横田昌幸氏、東京大学教授で建築家の隈研吾氏の講演があり、どんな話を聞けるのか楽しみでした。
オリンピックはお金のかかる世界的イベントなので安易に喜ぶことはしないが、国際的なスポーツの祭典の企画、建設、運営を通じて、SDGsの理念が検討され、問題解決に挑み、その取り組みをレガシーとして次世代に継承させる意味を理解出来るアクションがあるなら、個人的に応援して行こうと決めている。
今回の講演で感じたのは、政治や自治体に対して不満だけを愚痴るのではなく、一人ひとりのSDGsを考え、実行することが大切だと言うことかな
そして、隈研吾氏の特別講演テーマ「国立競技場のコンセプト」は楽しく納得しながら聞くことが出来ました。全国から集めた木を使った巨大建築物は、そのお努めを終えた時、木材は全国に戻し別な形で再生する。その日が140年後だとしても夢がある設計だ。
前列左から5人目は僕達が40年来お世話になっている藤崎氏、8人目中央が隈研吾氏です。