今年初めての読書会でした。
井上靖著「我が母の記」を読みました。
兄弟みんなが母親をこんなに暖かく見守る家族が居るのは珍しい、
と言う意見がまず出ました。
著者もその兄弟も母親にとても優しく対応しているのです。
介護に必要な三項目は、環境、人手、お金だそうです。
この本の場合、経済的に何の心配も無かったのが、
一番大きいのではと、介護経験者の意見でした。
なかなか三項目、すべてに○がつけられるケースは少ないと言うのです。
ただ、この本が書かれた時代には、まだ介護保険もなく、
家族が看るのが当たり前の頃だったから、尚のことかもしれない・・・。
今は老人が増え、介護施設も出来、体制的にも介護が
個人から公的な機関に移行するのが当たり前のような
気風が出てきているし、老老介護になりつつあるし・・・。
核家族で住む傾向が、環境的にも難しくし、
子供の人数も少なくなり人手が減り、
両親を抱えきれなくなっているのが現状・・・。
一月にメンバーの姉妹の不幸があったり、
昨年暮れ、わたしのあるじの死があったりで、
病気、死、介護など、現実的な事柄に話が盛り上がりました。
井上靖著「我が母の記」を読みました。
兄弟みんなが母親をこんなに暖かく見守る家族が居るのは珍しい、
と言う意見がまず出ました。
著者もその兄弟も母親にとても優しく対応しているのです。
介護に必要な三項目は、環境、人手、お金だそうです。
この本の場合、経済的に何の心配も無かったのが、
一番大きいのではと、介護経験者の意見でした。
なかなか三項目、すべてに○がつけられるケースは少ないと言うのです。
ただ、この本が書かれた時代には、まだ介護保険もなく、
家族が看るのが当たり前の頃だったから、尚のことかもしれない・・・。
今は老人が増え、介護施設も出来、体制的にも介護が
個人から公的な機関に移行するのが当たり前のような
気風が出てきているし、老老介護になりつつあるし・・・。
核家族で住む傾向が、環境的にも難しくし、
子供の人数も少なくなり人手が減り、
両親を抱えきれなくなっているのが現状・・・。
一月にメンバーの姉妹の不幸があったり、
昨年暮れ、わたしのあるじの死があったりで、
病気、死、介護など、現実的な事柄に話が盛り上がりました。