フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

大切な友人と最後のお別れを

2014-10-25 21:54:00 | 日記
10月25日 土曜日 晴れ

今日も良いお天気だった。
昨夜遅くまで食堂でおしゃべりをしていたので、おしゃべりはこれでお終いにしようと、別々の部屋へ。
友人は2階の寝室のベッドを使い、わたしは1階の自分のベッドで…。

告別式は10時半からなので、8時半には出かけないと間に合わない。
食後の休憩タイムを考え、少し早めに食事を済ませる。
1時間は電車に乗らなくてはならないが、友人と一緒なので心強い。

おしゃべりをしながら行くのと、独りで行くのでは心の重さは全く違う。辛さが違う。
都営浅草線の東銀座から、歩いて本願寺へ。昨日と同じ道を歩く。

ご主人のご挨拶があり、その後お焼香が始まる。
彼女がこの数ヶ月間に作った夕食のお料理を、レシピ付きで、ご主人のパソコンに書かれていたと言う。
それを聞き、涙がどっと出てきてしまう。止まらない。恥ずかしいほどに…。

彼女からわたしに葉書が届いていて、文末に10月15日と記されていた。
何時も彼女からの葉書には、粘土で作ったお花の写真がプリントされている。
そして、最後になったその葉書には、「みせばや」の写真が印刷されていた。

ご主人のお話から、それは彼女が亡くなる4日前に作り上げた作品だった事を知る。
「花言葉は”つつましさ・おだやか・あこがれ・大切なあなた”で、彼女そのもの」とご主人のお言葉。

その葉書は、10月16日に投函され18日に我が家のポストに配達された。
葉書を手にしたその数時間前に、彼女は亡くなっておられた…。
知らせを聞くなり絶句し、涙で声がつまる。その時からずっと辛い時間になる。

もう、永久にお会い出来ない、そう思うだけで苦しくなる。
人としても女性としても、本当に素晴らしい方だった…。
安らかに…と、ご冥福を祈るしか術はない。

コメント
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