フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

兄嫁の通夜から

2015-01-19 22:26:34 | 日記
1月19日 月曜日 晴れ

埼玉県に住む兄嫁のお通夜だった。
次女は車で行きたいと言うのでわたしも同乗させて貰い、所沢まで行ってきた。
わたしとしては、車より電車の方が良いと思うのだけれど、次女は車の方が楽という。

車だと道路状況で所要時間が変わるし、道を間違えたりすれば時間が読めない。
次女はあるじと同じ考え方で、「道は繋がっているのだから、間違えても大丈夫」とすましている。
行きも帰りも迷ってしまい少し彷徨ってしまったけれど、道は繋がっていたので何事も無かった…。

道を探しながら一生懸命運転している娘に申し訳無く居眠りは出来ない。電車なら微睡めたと思う。
車で良かったのは、寒さを感じること無く往復できたこと。
風邪が流行っているので、わたしとしてはかなり気をつけている。その面では感謝しないと。
明日の告別式は、長女と渋谷駅で落ち合い電車で行く事になっている。

兄嫁は膵臓癌だったという。
祖母が膀胱癌の摘出手術をしたのだけれど、3年後に胃と膵臓に転移をして亡くなっている。
わたしは母校の中学で国語の教師をして居たが、丁度3月だったこともあり、退職をし看病をした。

今思い出しても涙が出てきてしまうほど、祖母の苦しみ方は酷かった。
祖母と同じ部屋だったので、夜中に苦しそうな祖母の声で目覚め、祖母の痩せた背中をおさえていた。
指にタコが出来た。祖母の葬儀の時流れる涙を手でぬぐうと目の周りにタコが当たり痛かった…。

今は当時から比べると、色々薬が出てきて居るので多少向上していても辛かったはず。
兄のげっそり痩せてしまった顔を見ても、その大変さが見られる。
死を見据えながら病人を看病を続けるのも、あるじの様に苦しまず元気のまま逝ってしまうのも大変。
大変さは異なるけれど、どちらにしても「死」という物に「よいもの」があるはずが無い。

通夜の席で、20年以上逢っていなかった方たちにお目にかかった。
兄嫁が逢わせて下さったのかもしれない…。そう思うと気持ちが少し楽になる。

長女の電話で、明日の待ち合わせ場所と時間を決めた。
もう寝るようにしないと…。明日の告別式の後が心配になる。
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