現存する中で日本最古と言われる映画館
相生座の角川映画祭に行ってきました

前回は、セーラー服と機関銃

今回は矢野徹 大先生原作

カムイの剣であります
でね、これ英語題名が
Dagger of Kamui なんですよ
出てくる剣は短刀なんだけど
平作りの短刀でdaggerは諸刃作りで
全然違うんだけど いいのかこれ
角川文庫から、上下2巻で出て
やがて合冊になって
ハルキ文庫からまた出ているらしい

これ、原作はむちゃくちゃ面白いです

映画は主役の次郎をなんと真田広之さん
1985年だから25歳のときか
ヒロイン、お雪は小山茉美さんで、まあこのころの売れっ子ですな
レンズマンとかでもヒロインやってるしね
作品の方は、やや急ぎ足気味とはいえ
原作をよく映像化しておりまして
132分でよくまとまっております
りんたろう監督の最高傑作ではないかと
音楽がねぇ、宇崎竜堂さんで和太鼓を中心とした
すばらしいサウンドですよ
で、思い出して笑っちゃったのが
透過光を多用しているってとこですね
1980年代半ばから90年代まで
好まれた手法で、透過光をつかうと
撮影がちょいと手間が掛かったせいですかね
マニアが喜ぶと言う
変な図式がありました
映像的には効果的に使用されていて変な感じは無いです
主題歌が渡辺典子さん
角川3人娘です 地味です
春樹先生、ぶっこんできましたなぁ
あ、歌は悪くないですよ(笑)
これどこかの映画評で、ノリピーがうたっていると思っている人がいて
笑っちゃいました、同じノリコでもあちらは酒井、こちらは渡辺
全然違うしのりぴーの方はデビューが1986年だから
この映画に歌はうたいようがない
キャラクターデザインが村野守美さん
これいいイメージですよ 原作の世界観をよくあらわしています
このかたこの時期にレンズマンのコミカライズもやっていて
小山茉美さんとセットってわけじゃないけど
面白い偶然ですね
世間が狭いとも言いますか
おはなしは
明治維新とキャプテンキッドの秘法をからめて
下北から蝦夷地、ロシア、アメリカ西部と舞台が変わって行き
テンポも良くて面白い映画です
上の書籍の話ですが調べたら
立風書房から単行本が刊行され、1975年に角川文庫版(角川書店刊)が全1巻で刊行された。
と言うのが正解のようで
分冊されたのは、映画化を記念して続編が執筆され
その厚みにあわせるためじゃないのかな
3巻から5巻が刊行されましたが
結局筆者死去のため未完とは、惜しい限り


当時のチラシ YAHOO映画にリンクしてます。
ボビーに首ったけ 見てないなぁ
インディやスターウォーズを比較に出してきちゃうところが
日本の映画宣伝の貧しさよ
大傑作です。
機会を作って
ぜひ見てください
おまけ
相生座に展示してある

当時のグッズ
相生座の角川映画祭に行ってきました

前回は、セーラー服と機関銃

今回は矢野徹 大先生原作

カムイの剣であります
でね、これ英語題名が
Dagger of Kamui なんですよ
出てくる剣は短刀なんだけど
平作りの短刀でdaggerは諸刃作りで
全然違うんだけど いいのかこれ
角川文庫から、上下2巻で出て
やがて合冊になって
ハルキ文庫からまた出ているらしい

これ、原作はむちゃくちゃ面白いです

映画は主役の次郎をなんと真田広之さん
1985年だから25歳のときか
ヒロイン、お雪は小山茉美さんで、まあこのころの売れっ子ですな
レンズマンとかでもヒロインやってるしね
作品の方は、やや急ぎ足気味とはいえ
原作をよく映像化しておりまして
132分でよくまとまっております
りんたろう監督の最高傑作ではないかと
音楽がねぇ、宇崎竜堂さんで和太鼓を中心とした
すばらしいサウンドですよ
で、思い出して笑っちゃったのが
透過光を多用しているってとこですね
1980年代半ばから90年代まで
好まれた手法で、透過光をつかうと
撮影がちょいと手間が掛かったせいですかね
マニアが喜ぶと言う
変な図式がありました
映像的には効果的に使用されていて変な感じは無いです
主題歌が渡辺典子さん
角川3人娘です 地味です
春樹先生、ぶっこんできましたなぁ
あ、歌は悪くないですよ(笑)
これどこかの映画評で、ノリピーがうたっていると思っている人がいて
笑っちゃいました、同じノリコでもあちらは酒井、こちらは渡辺
全然違うしのりぴーの方はデビューが1986年だから
この映画に歌はうたいようがない
キャラクターデザインが村野守美さん
これいいイメージですよ 原作の世界観をよくあらわしています
このかたこの時期にレンズマンのコミカライズもやっていて
小山茉美さんとセットってわけじゃないけど
面白い偶然ですね
世間が狭いとも言いますか
おはなしは
明治維新とキャプテンキッドの秘法をからめて
下北から蝦夷地、ロシア、アメリカ西部と舞台が変わって行き
テンポも良くて面白い映画です
上の書籍の話ですが調べたら
立風書房から単行本が刊行され、1975年に角川文庫版(角川書店刊)が全1巻で刊行された。
と言うのが正解のようで
分冊されたのは、映画化を記念して続編が執筆され
その厚みにあわせるためじゃないのかな
3巻から5巻が刊行されましたが
結局筆者死去のため未完とは、惜しい限り


当時のチラシ YAHOO映画にリンクしてます。
ボビーに首ったけ 見てないなぁ
インディやスターウォーズを比較に出してきちゃうところが
日本の映画宣伝の貧しさよ
大傑作です。
機会を作って
ぜひ見てください
おまけ
相生座に展示してある

当時のグッズ