労働者派遣法改正案は数では与党案を止めることが出来ないので、採決を先送りするためには「体を張ってがんばろー」と渡辺博通委員長に全治2週間の負傷を負わせ国会議員にあるまじき「ヤクザと変わらない」暴力行為です。岡田克也代表を始め暴力行為を容認する発言・作戦司令メモには違和感を感じますし政治家自身の自己否定に繋がります。安保法制審議もそうですが、野党には当事者国に利する廃案ではなく対案を示してほしいものです。現状で毎日のように尖閣諸島周辺に中国公船が来ている現実や世界の激動にどう対応するかです。与党も野党も数を頼みに十分な国会論戦をしないのであれば国会議員は半数で十分です。90年以降小沢一郎議員や自民党左翼議員、マスゴミによりかき回され続け低迷した日本の政治を正しい方向に動かしてもらいたいとは考えますが、政治家は与党になると誤った方向に進むようです。しかし、何もしないのが正解との平和幻想はもう過ぎました。政治が何もしなければ世界から取り残されてしまうのです。国会は正面から問題を徹底的に議論する場です。
以下コピー 民主党の長妻昭代表代行は14日のフジテレビ番組「新報道2001」で、同党議員が12日に衆院厚生労働委員会の渡辺博道委員長(自民)の入室を実力行使で阻止し、議事を妨害したことに関し、「数の力でほとんど議論なしに採決するときに野党がお行儀よく座り、『不十分だが、いいか』と見過ごし、法律をドンドン通すことが国益にかなうのか」と述べ、暴力による妨害を正当化した。
同じ番組に出演した自民党の萩生田光一総裁特別補佐は「委員会に出ておおいに議論すべきだ。物理的に(審議を)止めなければならないことが野党の責任だというのは、国民は理解しない」と批判した。
同番組では、12日の厚労委の前に民主党が作成した「作戦司令書」のメモを紹介。メモには「委員長に飛びかかるのは厚労委メンバーのみ」との記載があり、暴力による妨害を指示していた。
作戦は実行され、民主党議員が委員室前に30人以上陣取り、労働者派遣法改正案の審議をやめさせるため渡辺氏の入室を阻止しようとした。渡辺氏は激しくもみ合った際に首などを負傷し、全治2週間の診断を受けた。
民主党議員は審議が始まった後も委員室内で着席せずにやじを飛ばし、同党の質問時間になっても質問を拒否した。渡辺氏が派遣法改正案の審議の終了を宣言すると、委員長席付近で議事進行を妨害し、自民党は民主党の山井和則、中島克仁、阿部知子の3議員に対する懲罰動議を衆院に提出した。