建築費が当初日本スポーツ振興センターが示していた1625億円から2500億円越えに跳ね上がり変更などが取りざたされていましたが新国立競技場は予定通り奇抜なアーチ型屋根を建築するようです。JOCも裏でFIFAのように設計を絡めて大金が動いているのかもしれません。それにしてもFIFA幹部はサッカーを食い物にしその罪は重罪です。JOCはその代り競技会場は既存の会場を利用し経費を節約することを認めました。サッカー・野球などはさらに地方で行われるかもしれません。個人的には2020年までに完成するつくば競技場で陸上や団体競技が行われればと期待しています。
以下コピー 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)の事業主体、日本スポーツ振興センター(JSC)が、国際コンペで選出されたデザイン監修者「ザハ・ハディド・アーキテクツ」に計画続行方針を伝えたことが8日、新国立の関係者への取材で分かった。整備費削減には努めるものの、賛否の声が上がっていたアーチ形屋根は予定通り、建設される方向となった。
IOC(国際オリンピック委員会)の理事会で、東京オリンピックのセーリングの会場を江の島に変更するなど、会場の見直し計画が了承されました。
スイスで行われたIOCの理事会では、東京オリンピック組織委員会の森会長が、見直しが行われた10会場のうち、8つの会場の見直し計画を報告し、了承されました。セーリングが東京・江東区から神奈川県の江の島に変更となるほか、レスリング、フェンシング、テコンドーが東京・有明から千葉の幕張メッセに変更となり、招致の際に掲げた半径8キロ圏内に会場を集中させるとした「コンパクト五輪」を事実上取り下げました。
IOCは、オリンピック存続のため、去年、既存施設の活用や分散開催を認める改革の指針を打ち出していて、今回の会場見直しはこの指針に沿ったものです。招致段階の計画よりもおよそ2100億円削減できるとして、IOCのバッハ会長は会場見直しを評価しましたが、一方で、建設計画が遅れている新国立競技場については苦言を呈しました。
「細かいことにこだわらず、もっと早く意思決定してほしい。この(新国立競技場)問題は一刻も早く解決されるべきだ」(IOC バッハ会長)
今回の会場見直しは、膨らむ整備費を抑えたい日本側とオリンピックを続けたいIOC側との思惑が一致した形といえそうです。