平成が終わろうとしていますが、変遷経過を見てみるとかなり変遷しています。日本経済の落ち込みは酷いものですが、今回は中学受験を取り上げます。キーワードは大学付属と利便性です。例えば
広尾(特進)38 →60 横浜英和40 →48 戸板34 →三田国際50 横浜山手39 →中大横浜55
(2009結果R4 →2018年結果R4)など軒並み跳ね上がっています。しかし、どう見ても、内容が伴っているとは思えないバブル偏差値もあります。ザックリ一人で2回合格できない東京大学合格者数で判断するのが適切ですが、偏差値が役立たなくなってきているのかもしれません。教育内容を取るのか?利便性を取るのか?教育環境を取るのか?取捨選択は様々ですが、既に始まっている都内の有名私立大学定数厳格化と大学入試改革が2020年から始まる中、今後さらに大きく変わりそうです。
以下抜粋コピー
2019年度の首都圏の中学入試で、大学付属校の受験者数が大幅に増加した。特に顕著なのが「MARCH」の付属校の人気上昇だ。中学受験塾代表の矢野耕平氏は「この数年、私立大学が難化し、浪人生が増えている。このためMARCHレベルでも、中学受験で合格できれば安心という動きが強まっている」という――。
■激化の一途をたどる首都圏の中学受験
2019年度の中学入試が終了した。
振り返れば、2008年のリーマンショックを境に年々受験者数の低迷が続いていたが、2015年度以降の5年間は年々受験生数が増えている。受験者数だけ見れば、10%から20%に増えています。