老後破産が増え続けています。原因は生活レベルの維持です。大卒平均で2374万円もらっていた退職金を余裕資金と勘違いし、使ってしまうのです。「家計調査報告」('17年)によれば、世帯主が60~69歳の消費支出は平均月額29万84円(2人以上の世帯)。対して、70歳以上の世帯は月額23万4628円だった。75歳以上の世帯に限れば、月の支出は21万5151円にまで減少する。年を重ねるごとに現実に目覚めるのか?体力的に活動するのが厳しくなるのか分かりませんが、消費が2,3割減少します。生活レベルを落としたくないのであれば、働き続けるしかないでしょう。趣味やボランティアより「花より団子」少しでも、年金を補填するため、利益を上げなくてはいけません。
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多くのサラリーマンが受け取る退職金について、大きな2つの「勘違い」が発生しがちです。
1つは、「退職金は長年働いたことに対するご褒美だ」と思いがちなこと。退職金というのは決してご褒美などではなく、「給料の後払い」なのです。
退職金の勘違い、2つ目は「退職金を余裕資金だと思ってしまう」ことです。
言うまでもなく退職金は老後の生活に必要な、減っては困る大切な資金です。ところが頭でそう分かっていても、ついつい勘違いをしてしまう人は少なくありません。
こうした勘違いをするのは、長年、給料日になると、一定のお金が銀行口座に振り込まれ、生活を賄ってきたからです。そんな習慣が身に付いているところに、まとまったお金が振り込まれると、ついつい余裕資金だと勘違いしてしまうのです。