『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

「本当に大切なのは時間」いちばん幸せになれる時給は7000円❝年収1200万円/「1日8時間労働、週4日」❞

2019-10-22 16:05:37 | 日記

「漠然とした悩みは解決しにくい!」ただお金が必要と悩んでいるより、具体的な数字で示すべきです。年収はさて置き、「1日8時間労働を、週4日」は難しい。働く日数を増やし、一日の労働時間を削るが精一杯でしょう。さらに言えば、お金だけではなく、趣味や人に貢献できるものが必要です。いずれにしても、お金で幸せ全てを買収することは出来ないと割り切るべきでしょう。人生で本当に大切なのは誰でも平等な時間なのです。

以下抜粋コピー

人間は、お金が大好きです。お金があれば旅行に行けるし、美味しいものだって食べられます。だから、漠然と「もっとお金があればよいのに……」と、思い悩むことも多いものです。

しかし、社会心理学者のダニエル・ウェーグナーの研究によると、「漠然とした悩みは実現しにくい!」「どうせ悩むんだったら、具体的に悩んだ方が目標を達成しやすい!」のだとか。

だから、ぼくらも、漠然とお金が欲しいと悩むのではなく、「いくらあれば幸せになれるだろう?」と具体的に考えた方がよいでしょう。

そこで、「いったい、どれくらいの時給がもらえたら、ぼくらは一番幸せになれるのか?」について、さまざまな論文を組み合わせつつ考えていきます。最近の心理学の世界は進歩が凄まじいものでして。「収入がいくらあれば、ぼくらはいちばん幸せになれるのか?」といった研究も進んでいます。

たとえば、行動経済学者であるダニエル・カーネマンの研究によると、アメリカに住む人は、年収7万5000ドル(約900万円)が最も幸福度が高かったのだとか。ただ、この研究は少しばかり古いのと、あくまで米国の調査結果なので、ぼくらには適応できないかもしれません。

そこで、2018年に新しい研究が公開されたので、ご紹介します。これは、学術誌「Nature Human Behaviour」に掲載された論文です。この研究によると、東アジアにおいて、人生全体の満足度を高めるには、「年収1200万円あたりがベスト」なのだとか。

この研究結果を踏まえると、「とりあえずお金が欲しい!」と悩むより、「年収1200万円を実現するには、何をすればよいだろうか?」といったことを考えた方がよさそうですね。

いちばん幸せになれる年収が分かったので次は、いちばん幸せになれる労働時間について考えていきましょう。経済学者のサイモン・ルーチンガーの研究によると、ベストな労働時間は、「1週間あたり33時間」なのだとか。

感覚としては、「1日8時間労働を、週4日」というところですね。週に3日休まないと、幸福感が最大にならないというのが衝撃的ですね……。

これまでの話をまとめると、

・いちばん幸せになれる年収は1200万円
・いちばん幸せになれる労働時間は週33時間

という話でした。この2つを使って、理想の時給を計算してみましょう。計算結果は、下記のとおりです。

いちばん幸せになれる時給
=年収1200万円/週33時間労働
=年収1200万円/年1716時間労働
=7000円/1時間

……という感じで、いちばん幸せになれる時給は「7000円」だった!という結果になりました。ぼくらは、これくらいの生産性を目指して頑張るとよいってことでしょうね。

ただし、普通に働いていてこれだけの給料を稼ぐとなると、けっこう大変です。だから、一部はインデックス投資などを実践して、不労所得に頼った方が効果的なんでしょうね。

 

 

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