1日、香港でデモ参加者(左)に向けて発砲する警察官の映像がTVのフェイスブックで流され、騒然です。一連のデモで実弾発砲による負傷者は初めてで、高校生が至近距離から撃たれたことで、デモは収まるどころか更に拡張しそうです。
以下抜粋コピー
デモ隊は警察の「暴力」を批判、独立調査委員会の設置を求めており、今回の件で抗議活動が激化する可能性がある。警察は各地で催涙弾を発射、多数を拘束した。香港政府によると51人が負傷、うち2人が重体。うち1人は男子高校生とみられる。
香港大学学生会が撮影していたとされる映像によると、香港・九龍半島のセン湾で警察の実弾が当たり重体となった高校2年の男子学生は、拳銃を抜いた状態の機動隊員数人に大勢で棍棒(こんぼう)で襲いかかり、乱闘中に至近距離から左胸を撃たれた。
映像では、男子学生が撃たれた後、近くの機動隊員の足元に火炎瓶が投げ込まれ、倒れた男子学生を引きずって助け出そうとした別のデモ参加者も取り押さえられた。