福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の11/13

2024-09-22 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の11/13 十一、  會津黒河不信者罰を蒙る事 中古會津の黒河(会津若松市)と云所に廣野原あり。一宇の草堂あり。本尊は六地蔵。通身本より木佛なり。彼の原は人の栖遥かに隔て大原の途中なり。然るに年久しくのきばもくちて棟梁あらはれて實に哀しき分野になりもてゆく。これ建立の源遥かなる故なり。さるから信も荘厳なきに起こらず、叩く者なければ斯に響なく霊験さながら . . . 本文を読む
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立ち並ぶ仏の姿今見れば

2024-09-21 | 法話
「立ち並ぶ仏の姿今見れば皆苦しみに耐えしみすがた」(今井邦子(注))仏様方は無始以来のわれわれの地獄のとめどない苦しみを日々ご覧になり共に日々深く苦しんでおられることは確かです。(注)昭和の代表的女流歌人。キリスト教の洗礼を受け一灯園にも入園。子供二人を置いて家出等波乱万丈の私生活を送った。 . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の10/13

2024-09-21 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の10/13 十,屋葺地蔵の事 天暦年中(947年から957年)に村上天皇の御宇平の京綾の小路猪熊(京都市下京区)の傍に住みける男、年来地蔵を信じ奉るといへども宿業のゆへか貧乏にして家内に何のたくはえもなし。されば供佛の道も絶果てぬれば栖近き所に古佛の地蔵御座るに常々歩みをはこびけるが、彼の寺建立の源遠くして破損に及ぶといへども修理を加る人もなく本尊雨露の為に犯さ . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の9/13

2024-09-20 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の9/13 九主人の姧氣を免さしめ給ふ事 美濃の國遠山の某丸と申す武士の中に使ける者に猿尾の七郎儀継とて武勇人にすぐれ有徳の仁ありしが、平生後世の事を心にかけて居たりしに或僧来たりて教内教外の説、有漏無漏の行相、如来の内証外用凢聖二の分別上極楽より下地獄のありさま、ことごとく講演して中にも一切衆生の代苦、奈落の底にも入り玉ふ地蔵菩薩こそ僧の形をあらはして誓願きはま . . . 本文を読む
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今日は陽成天皇御出家の日

2024-09-20 | 法話
「九暦」「(天歴三年949)九月二十日陽成院天皇病悩に依り御出家の事」この年、九月二十九日には 陽成上皇は崩御されています。82歳でした。貞観十年869のお生まれですからご長命であったということです。昔の日本人には第二の人生として「出家」という別天地が用意されていたのです、現在でも各界の指導者は引退するときに出家すればよいと思います。老後に見苦しい姿を晒さなくて美しいのですが・・・。百人一首に「つ . . . 本文を読む
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彼岸の日迎え日送り

2024-09-20 | 法話
彼岸の日迎え日送り五來重の「宗教歳時記」から関連部分を抜き書きします。「・・彼岸の七日間の間に「日の供」とか「日迎え日送り」をする行事は丹後や播磨に良く残っていた。村人は朝は東の方のお宮やお寺・お堂に参り、日中は南の方のお宮やお寺・お堂、夕方は西の方のお宮・お寺・お堂に参るのである。これによって農耕の安全を祈るとともに、これを節目として祖先の霊を祀るところから墓参や念仏に結びつきやすかったとおもう . . . 本文を読む
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今日20日は川崎大師遍路大師年祭です

2024-09-20 | おすすめ情報
今日20日は川崎大師遍路大師年祭です。 . . . 本文を読む
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今日は源兼明が法華経供養願文を書いた日

2024-09-19 | 法話
ここでは現世の利益はあきらめたから来世を安楽に・・と願っています。当時の貴族でさえ現世利益をあきらめるほど人生はつらかったのでしょう。「本朝文粋」「供養自筆法華経願文弟子某敬白、夫れ来るものは留まらず 薤壠(がいろう・韮を植えた畝)に 晨を払う露あり、去るものは返らず 槿籬(きんり)に 暮(ゆふべ)にいたる花なし、此の浮生を論ずれば 彼の花の露の如きか、況や雪鬚の齢に遭ひ 黄壌(黄泉)の期を催す、 . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の8/13

2024-09-19 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の8/13 八、爨(こしき)地蔵の事(この古事にもとずき、岐阜市近島の延命山蔵王院では今もこしき地蔵祭が行われています。 https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKE . . . 本文を読む
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今日は石清水八幡創建の日

2024-09-19 | 法話
  「本朝高僧傳」「釈行教。世姓紀氏。備後州人、山城守兼弼の子、孝元天皇二十一世の裔。仁和寺益信の俗兄也。和の大安寺に居し三論及び密教を學す。道骨堅強、勤修撓ず。徳業を上聞、傳燈阿闍梨に任ず。常に寺の鎮守八幡を持念す。貞観元年859、豊前宇佐八幡神祠に詣ず。一夏九旬、昼に諸大乗経を読み、夜に密呪を誦す。夏満、帰らんとす。其の夜、夢に神曰く、『我亦随行し王城側に居り、當に皇祚を護らむ』。 . . . 本文を読む
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今日は久米裕さんが拉致された日

2024-09-19 | 法話
今日は久米裕さんが石川県宇出津海岸付近にて拉致された日 1977年(昭和52年)9月19日拉致東京都三鷹市役所勤務警備員男性、久米裕(1925年(大正14年)2月17日 - 当時52歳)石川県宇出津海岸付近にて拉致 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B% . . . 本文を読む
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今日は宰相僧正成賢の遷化された日です

2024-09-19 | 法話
今日は宰相僧正成賢の遷化された日です。以下密教辞典等に依ります。成賢は,1162応保2年生まれ1231寛喜3年9月19日没。勝賢(信西の息・醍醐寺座主・東大寺別当・東寺長者)の甥、醍醐寺21世座主、1203年元久元年1207年建永2年、祈雨の法験により法印、・・1210年承元4年東寺長者、1211年建歴元年孔雀経法で祈雨し僧正、‥その後も勅を奉じて秘法を修し常に法験を示し・・1281年建保6年普賢 . . . 本文を読む
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石清水八幡宮護国寺初代別当の安宗入滅の日

2024-09-19 | 法話
「石清水八幡宮末社記」「仁和三年887九月十九日、(石清水八幡宮護国寺)安宗入滅。七十五.寺務二十五年」九月十九日安宗は弘仁四年生まれ。俗姓は紀氏。石清水八幡宮開基・僧行教の甥。貞観五年(863)石清水八幡宮護国寺の初代別当。貞観十七年国家安泰のため一切経,大乗経などを弥勒寺(宇佐神宮の神宮寺)に奉安。元慶七年山城極楽寺の本願主。仁和三年九月十九日入滅。75歳。 . . . 本文を読む
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蔵菩薩三国地霊験記 8/14巻の7/13

2024-09-18 | 先祖供養
蔵菩薩三国地霊験記 8/14巻の7/13 七、        信者の害を助け給ふ事 天下平家の世の時、清盛福原の京にましますが雑色に貞守と云者の事の子細ありて平の兵衛の尉に申し付け、明日刑罰すべしとぞきわまりぬ。彼の者兵衛尉に向て云く、多年のよしみに今夜少しの間いとまをたび玉へ。六波羅の地蔵へ今生のなごりに詣で又八旬におよべ . . . 本文を読む
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「その人のご努力もありますけれども、不思議な観音様のお話・・」

2024-09-18 | 頂いた現実の霊験
心の時間の紀三井寺管主、前田孝道師の話です[・・・私が紀三井寺の貫首に就任しまして間もない頃でございます。昭和三十六年だったと思うんですが、一つ小包が届けられました。非常に重たい小包でございまして、差出人を見ても、心当たりがない。おそるおそる、小包を開けて見ますというと、中から書籍が出ました。「新比較婚姻法」という見たことも、聞いたこともない、私が注文した覚えもない本が四冊出て参りました。私がその . . . 本文を読む
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