福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

観自在菩薩冥應集、連體。巻1/6・8/15

2025-03-08 | 諸経
観自在菩薩冥應集、連體。巻1/6・8/15 八、河内国藤井寺千手観音の事。   藤井寺は剛琳寺と名く(現在の葛井寺)。𦾔記を考ふるに聖武天皇の御建立なり。本尊千手観音は座像五尺二寸(159㎝)長谷寺の御衣木(みそぎ。神仏の像を作るのに用いる木材。)と同木にて同じく稽文會、稽主勳(奈良時代の仏師。長谷寺の観音様も作)が作、行基菩薩開眼供養し玉ふといへり。其の後平城天皇の勅願にて阿保新 . . . 本文を読む
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平和ボケ日本の緊急事態。坐して死を待つか。(修正)

2025-03-08 | 法話
1,トランプはプーチンに気を遣ってNATOを解体しようとしている。 https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjK2MXxu_eLAxWJh68BHdChHWMQFnoECCQQAQ&u . . . 本文を読む
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我が国最初の重症心身障害児施設「島田療育園」を作った小林提樹医師の命日

2025-03-07 | 法話
小林提樹医師(慶応医学部卒)は長男を化膿性髄膜炎で生後36日で失い「私の心身障害児への道はこの時に決まった。」「この子は私である。あの子も私である。」といい昭和35年我が国最初の重症心身障害児施設「島田療育園」を作った。平成5(1993)年3月7日没。 . . . 本文を読む
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密宗安心教示章(明治十七年三月二十一日仁和寺三十二世別所栄厳大和上示衆)其の七

2025-03-07 | 密宗安心教示章
密宗安心教示章(明治十七年三月二十一日仁和寺三十二世別所栄厳大和上示衆)其の七 . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻1/6・7/15

2025-03-07 | 諸経
観自在菩薩冥應集、連體。巻1/6・7/15 七、聖徳太子は即ち観音なる事。   聖徳太子は人王三十二代用明天皇第一の皇子なり。母后の夢に金色の比丘来たりて曰、我に世を救ふ願あり。願くは后の胎に託んと思ふなりと。后問ひ玉はく、誰人ぞやと。比丘答玉はく、我は是救世の菩薩なり、家は西方にありと。后曰、我が腹は垢穢不浄なれば何とて聖者の託り玉ふ処なるべきやと。比丘答へ玉はく、我は穢はしき事 . . . 本文を読む
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3月7日は本覚大師益信御入滅の日です

2025-03-07 | 法話
3月7日は本覚大師益信御入滅の日です。益信は天長4年(827年)生まれで 延喜6年3月7日(906年4月8日)に御入滅されています。以下密教辞典・真言宗大徳列伝等によります。「益信は廣澤流祖・円城寺僧正(尚待藤原淑子の病気を祈祷で治したため淑子の東山山荘を円城寺とした)。石清水八幡開基の行教の実弟。源仁から宗叡相伝の法全阿闍梨付属の聖教と般若三蔵所伝の雑華を付嘱された。寛平八年(896)には男山八 . . . 本文を読む
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今日は後醍醐天皇が隠岐へ配流された日

2025-03-07 | 法話
今日は後醍醐天皇が隠岐へ配流された日です。此の時当方の故郷の児嶋高徳の故事が生まれています。 ・「太平記」「先帝遷幸事」 「明れば(元弘二年1332)三月七日、千葉介貞胤、小山五郎左衛門、佐々木佐渡判官入道々誉五百余騎にて、路次を警固仕て先帝を隠岐国へ遷し奉る。供奉の人とては、一条頭大夫行房、六条少将忠顕、御仮借は三位殿御局許也。其外は皆甲冑を鎧て、弓箭帯せる武士共、前後左右に打囲奉りて、七条 . . . 本文を読む
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今日は菊池寛の命日です。

2025-03-06 | 法話
今日は菊池寛の命日です。菊池寛は1948年(昭和23年)3月6日59歳で死去しています。菊池寛には「弘法大師とその宗教」というよく大師と真言密教を研究した本があります。前編は「弘法大師の生涯」と題してご生涯を詳しく記述し、後編は「弘法大師の宗教」としておもに「十住心論」を中心に詳述しています。菊池は大師と同郷の香川県の生れらしく全編を通じて大師への惻惻たる畏敬の念が伝わってきます。たとえばはしがき . . . 本文を読む
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今日は入唐八家の一人、円行入滅の日です

2025-03-06 | 法話
今日は入唐八家の一人、円行入滅の日です。円行は仁寿2年(852)3月6日54歳で入滅されています。入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡)の一人。 以下密教辞典等に依ります。初め元興寺歳栄に師事して華厳宗の僧として得度。823年(弘仁14年)大師から両部大法を受け、また杲隣(ごうりん)から灌頂を受ける。838年(承和5年)円仁・円載・常暁らと入唐。青龍寺義真に師事。翌839年(承 . . . 本文を読む
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今日は性助法親王が蒙古調伏のため孔雀経法を仁和寺大聖院に修した日

2025-03-06 | 法話
建治二年(1276)、三月五日は性助法親王が蒙古調伏のため孔雀経法を仁和寺大聖院に修した日です。(性助法親王は後嵯峨天皇の第6皇子。母は三条公房の娘。建長3年1251親王。正嘉元年仁和寺法助について出家,翌年六勝寺検校・総法務となる。和歌にすぐれ,「続古今和歌集」などに収録されている。) . . . 本文を読む
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密宗安心教示章(明治十七年三月二十一日仁和寺三十二世別所栄厳大和上示衆)其の六

2025-03-06 | 密宗安心教示章
密宗安心教示章(明治十七年三月二十一日仁和寺三十二世別所栄厳大和上示衆)其の六 . . . 本文を読む
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慈覚大師如法経を書きける時住吉神託宣の事幷に住吉社由来の事

2025-03-06 | 法話
「古今著聞集」「慈覚大師如法経(法華経か)を書きける時住吉神託宣の事幷に住吉社由来の事」 「慈覚大師(1)如法経書き給ひける時、白髪の老翁杖にたづさはりて、山によぢ登りけるが、『あな苦し。内裏の守護といひ、此の如法経の守護といひ、年は高く成りて、苦しう候ふぞ』  との給ひけり。『誰が御渡り候ふぞ』と尋ね申されければ、『住吉の神なり』とぞ名乗り給ひける。皇威も法威もめでたかりけるかな。 住吉は . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻1/6・6/15

2025-03-06 | 諸経
観自在菩薩冥應集、連體。巻1/6・6/15 六、内侍所の事。   抑々神鏡を内侍所と号する由来を尋ぬるに人皇六十二代村上天皇の御宇、天徳四年九月廿三日の子の刻に内裏の左衛門の陣より火出でて時節比叡山下風烈しく吹き布ひて餘煙皇居に懸かりければ主上(村上天皇)腰輿にめされ爾の御筥を御身に添へ宝剣を帯して出御なりけれども、餘に事急にて駕輿丁も無りければ、北面の下臘前後を舁き奉り上臥したる . . . 本文を読む
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今日弘安四年三月六日は大師が高雄山寺に於いて金剛界灌頂を開壇

2025-03-06 | 法話
今日弘安四年三月六日は大師が高雄山寺に於いて金剛界灌頂を開壇され、園澄・泰範・長栄・光定・康教等の僧五人、沙弥十二人が入壇した日です。(灌頂歴名) . . . 本文を読む
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今日は紫宸殿に於いて六十僧で大般若経を転読等した日です

2025-03-05 | 法話
今日は紫宸殿に於いて六十僧で大般若経を転読等した日です。三代実録に「貞觀八年(八六六)三月五日辛巳○五日辛巳。延六十僧於紫震殿。限以三日。轉讀大般若經。於近京廿六ケ寺及大和國香山。長谷。壼坂等寺。三ケ日間。轉讀金剛般若經」 . . . 本文を読む
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