福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

金山穆韶師の「仏教における個体の観念」・・・20

2017-05-31 | 霊魂論
ここにおいて、上の理事に各々惣別ある教意を会すべきである。即ち體用同時、事即理なるゆゑ、事の総別が即く理の総別である。 十界三千の事造差別しながら、事と事と互に摂融し、一を挙ぐれば一切は一の惣に趣き、而も一切諸法の各々自性を失はざるを事造三千の総別といひ、而も三千の法を、體一互融の理具の性より観るとき、三千互融の理體の中に於て、一を挙ぐればその一に一切を摂し、而も自余の一切其自體失はざる惣別の義 . . . 本文を読む
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