昨日国立博物館の「霊雲寺の名宝展」を拝してきました。これは偶然ホームページで見つけて急遽駆け付けたものです。
霊雲寺は湯島にある今は真言宗霊雲寺派本山を名乗る寺ですが、17世紀に高僧浄厳律師が綱吉の寄進により開創して以来真言律宗の寺でした。以前、国家鎮護を祈願する大元帥明王法を修していたと聞いて訪れたことがありますが今でも広大な境内と堂々たる惣門・大本堂を構えています。
浄厳律師は . . . 本文を読む
第四節、道とは君臣道なり (日本国も日本人も「道」を弘める為に存在するというがこの)道といふ事は真理を実行に移した時の名である。その実行を個人の上にのみ打ち立てたのがもろもろの道品(道徳の種類)である。それを団結力の上に打ち立てたのが國家の道品である。それが二つに流れて一は「國體」となり、一は「國法」となった。この國體意識が國家の使命を自覚した高尚な救世事業と成って発達した。それを王道とも名け、 . . . 本文を読む