日本書紀・持統天皇4年(690)のところに、筑後国上陽郡(今の八女市)の住人大伴部博麻という稀代の愛国者の事が記録されています。
持統天皇の大伴部博麻に対する詔勅です。
「乙丑(いっちゅう)に、軍丁筑後国上陽郡の人、大伴部博麻(おおとのべのはかま)に詔して曰く『天豊財重日足姫天皇(あめとよたからいかしひたらしひめのすめらみこと、斉明天皇)の七年に百済救済の戦役でお前は唐軍の捕虜となった。天命開 . . . 本文を読む
第二十四 四恩報答章(真言宗各派聯合法務所編纂局 1916)等より・・25
(仏教徒たるもの四恩(父母・国・衆生・三宝)に報ずべきである。報恩しないと修行は成就しないどころか横死することになる)
佛は顕密諸経の中において広く四恩を報ずべき旨を懇ろに誡めおかせ給へり。父母の恩・国王の恩・衆生の恩・三宝の恩、これを四恩といふ。第一に父母の恩とは慈悲の心、骨髄に徹するが故に我らが為に種々の罪業を造り . . . 本文を読む