説法明眼論優婆塞 童 圓通 述・著衣品第一柔和忍辱心ヲ著如来衣ト名ク。和忍ハ障幣ノ用ナリ。譬エヘハ法服ヲ著ルガ如シ・人道場品第二如来ノ室二人ルトハ、大悲ヲ名けテ室卜為ス、能ク大悲心ヲ発スヲ如来ノ室ニ人ルト為ス。・礼三宝晶第三本妙心、報化ト住持仏、一切ノ法宝ノ蔵、聖几和合憎二帰命シ上ル。・焼香品第四至心二香木ヲ焼ケバ天魔及ヒ波旬、香ヲ聞テ失心シテ退クコト楢シ死門二入ルガ如シ、讐ヘバ蜣蜋虫(リョウキョ . . . 本文を読む
Q,修行者がややもすると魔道に堕ちることがあるといわれるが如何?
A,外からくる外魔、自分の中に生まれる内魔といろいろあるが要はびくびくしないことが肝要。
夢中問答集(無窓疎石)より・・・18
問、仏法を行ずる人ややもすると魔道に入るともうすことはいかなる故ぞや。
答、仏道の障りとなる者をば魔業と名ずく。魔業を成ずれば必ず摩道に入る。大般若経の魔事品、首楞厳経、及び天台の止観の中に詳しく明かせり . . . 本文を読む
第二十九 問答決着章(「真言宗義章」真言宗各派聯合法務所編纂局 1916)等より・・・31
(根本佛たる大日如来が密教の教主であり、顕教の教主たる釈尊は大日如来の変化身である。)
問。真言の教主は大日、顕教の教主は釈迦とは?
答。大日如来は能現の法身(すべてを生み出す主体としての佛)、釈迦は所現の法身(生み出された客体としての佛)なり。
問。顕教に依れば三十二相の応身佛(衆生教化の対象に応 . . . 本文を読む