・「およそ悪業の人の命尽くる時は、風・火まず去るが故に動熱にして苦多し、善行の人の命尽くる時は、地・水まず去るが故に緩慢にして苦なし。(風・火は外向きの力、地・水は内側をまとめる力、であるから風・火が先に去れば形質がのこり苦しむが、形質を保たせる地・水が先に無くなればのこりは魂だけとなり苦がなくなる、ということでしょうか)往生要集上巻」 . . . 本文を読む
第二十七 護持十善章(真言宗各派聯合法務所編纂局 1916)等より・・28
(十善は仏性に順じた行動、十悪は仏性に背く行動。一切衆生本来各々仏性を具すといえども無明煩悩に覆われて十悪を造りて三界に入って徒に身心を苦める。若し一旦十悪をやめ十善を修する時は苦患自然に消え、福自ら至る。一切の仏法はこの十善があって初めて成り立つものである。随って密教でも入壇の時は必ず十善戒を授からなければならない。) . . . 本文を読む